服を着るならこんなふうに
ってタイトルの漫画がスキで最近読んでいます。めちゃくちゃ面白いわけじゃないけどほっこりする。ダサい兄とおしゃれな妹が試行錯誤しておしゃれを楽しむ話。
昨年末、私にしては盛大に断捨離しました。クローゼットも靴箱も半分になってすっきり。そして決心。
よし、もうとりあえずの服は買わない!!!と。
ぶらぶらお洋服を見るのって楽しいですよね。わたしは服が好きで、ついぶらりついでに買っては箪笥の肥やしを増やす人生でした。
去年の服がなんか似合わないってのはまあ仕方ないとして(流行りとか老いとかありますからね…)そもそも着なくなる、選ばなくなるのは何故なんだろう。毎シーズン思うんです、「着る服ないなぁ。去年何着てたっけ?」って。クローゼットに服はたくさんあるのに。そこでよくよく考えてみたんですが、わたしのクローゼットはどうやらほとんどが「とりあえずいいか」で選ばれ、気軽に買ったもので埋め尽くされていたのでした。
最近は安くてかわいい服も多いから、そんなに熟考しなくても適当にイイ感じのもの買えちゃいますね。でもそういう服ってやっぱり本当にイイのではなくイイ「感じ」なんですよね。そしていざ着てみるとなんか惜しいんです。シルエットだったり細かなディティールだったりが、ほんのすこしなんだけど理想と違って違和感を感じさせるんです。気にならない程度だから普段着るには困らなかったりするんですけど、「着る楽しみ」は与えてくれない。だから印象にも残ってなくて、毎朝何着ようって思っちゃうんじゃないかと。
そこで、私なりに服を買う時のルールを決めてみました。
1、必ず試着する
2、手持ちの服とのコーディネートが3パターン以上浮かぶ
3、すぐ買わずに本当に欲しいか1度冷静になって考える
まず1です。とにかくめんどくさい試着。外で店員さんが待ってるのも面倒だし、夏だと試着室暑いところもあったりしてほんと嫌なんですけど、とびついてすぐ買ってしまうのが良くないのではと思ったので、まずは1ハードルここで課すことにしました。
そして2です。これはもう単にわたしが飽きっぽいので。ものすごく個性的でそんなに着られないような服は別として、日常使いでワンパターンな着方しかできない服はすぐ飽きちゃうから試着室で数パターン浮かぶものならOKとします。
最後に3です。とにかくテンションのままに買い物しないようにするための自分ルールなので、ここでいったん冷静になります。お店を離れて、本当に欲しいかどうか、コスパも含めて再考します。
この3ハードルを越えて初めて買えるという決まりにしました。年明けから始めてそろそろ半年ですが、いまのところ毎朝着るものに困るということはなく過ごせています。やったね!クローゼットがすっきりしているのでどんな服があるかすぐわかるというのもかなり楽でいいです。
人によっては当たり前なルールかもしれないですが、なんとなくをそのままにしないことで自分的にはかなり買い物スキルがアップしたかなと思っています。毎月の貯金額もちょっと増えたりして…♪
あたりまえになっていることを見直す、というのもまた新しい発見があっていいなと思いました。