パブのギネスとケルト音楽・ワンダーランド~アイルランド留学生活3~

日本から見たら西の世界の果て、アイルランドからこんにちは。ケイトです。

前回の終わりに書いた通り、今日はここ、アイルランドの文化とかについてかるーーく触れていこうと思います。歴史についても簡単にまとめますが、世界史は屈指の苦手科目なので所々間違えてるかもしれません汗

さてアイルランドに留学に行くことを決めたとき、その旨を父に話したところ、真っ先に聞かれたのが

アイルランドって、今は治安いいの?」 という質問。

私の親世代、50代くらいの方にとっては、アイルランドって危険な国ってイメージがもしかしたらあるのかも…。

アイルランドはイギリス本島のすぐ隣に所在していますが、こんなところにあって、あのイギリス様が放っておくはずもなく、1922年に独立を果たすまでは、当然のごとくイギリス領でした。イギリスから独立した後も、北アイルランドだけはイギリス領として残ることとなり、これが今でも続いています。

なんでまた、北アイルランドだけイギリスのままなんだ?って話なのですが、一言で言ってしまえば宗教の違いなんですね。

アイルランドはカトリックが人口の85%位を占めています。対してプロテスタントは5%位しかいません!歴然とした差があります。

方やイギリスですが、イギリスはプロテスタント系が多数の国です。北アイルランドも、プロテスタントが多いです。

アイルランドが独立した後も、北アイルランドでは、「俺たちもアイルランドになろうぜ!」と主張するカトリック系住民と、「いや!俺たちはイギリスだぜ!」というプロテスタント系住民との間で、長いことかなり激しいドンパチが繰り広げられていたんですね。これは、アイルランド内にも少なからず波及していたようで、今でこそ北アイルランドとの国境付近も危なくない様ですが、少し前まではテロ集団がうろうろしてたみたいです。このイメージが、アイルランドって治安が悪い??に繋がっていたんです・・・。

この宗教対立と、和平については、アイルランドの国旗にすら色濃く表れていて

緑色はカトリックを、オレンジはプロテスタントを、そして白は両者の調和を表しているそうですよ。

では、今現在治安はどうなのかといいますと…

めちゃくちゃ治安、いいです!

ヨーロッパで一番いいんじゃないかな…

正直新宿とか渋谷の方が柄が悪い気がするってくらい、なんとも平和でのんびりした国、それが今のアイルランドです。

そして、アイルランドの文化を語る上で、外せないのが

ギネスビール・パブ文化 そしてケルト音楽 です!

黒ビールで世界的に有名なギネスは、ここアイルランドで生まれたビールです。

そして、イギリス統治以前より、色濃く残るケルトの文化。特にケルト音楽は、街を歩いているとどこからともなく聴こえてくるってくらい、そこら中のパブで演奏が日夜行われています。いや、ほんとにRPGの世界みたいな感じなんですよ笑

ギネスビールを飲みながら、ケルトの音楽にのせて踊って、歌って語らって…そんなゆったりとした時間・文化に生きているのが、アイルランド人なんですね。そりゃ治安もよくなりますわ!!

まだまだ日本ではなじみが薄い国ですが、留学にも旅行にも、なかなかいい国だと住んでいてひしひしと感じています。しかしまた、なんで留学先をアイルランドにするに至ったのか…

それはまた、次回!記事にしたいと思います。今日はこんな感じで…なんかお勉強モードって感じでしたけど、次回からもっと気が抜けた内容になると思います笑


〈悔しかった英会話コーナー!〉

さて、このコーナーもこれから毎回やっていきますよ。

本当はここに書ききれないくらい、毎日悔しい思いをたくさんしています笑

もっとすらすら話せるようになりたいもんですね~。

*シチュエーション:友人との会話の中で

それぞれ自分の出身国について紹介している会話の中で、「日本からここまで、どうやってきたの?東京からダブリン(アイルランドの首都)?」と聞かれたときに言いたかったとっさの一言

「We don't have direct flights between Tokyo and Dublin... So, we need to change planes. (東京-ダブリン間は直行便がないのよ…だから、飛行機乗り換えないとなんだ)」

ヨーロッパ諸国から留学に来ている方々はダブリンに直行便出来ていますが、日本からダブリンへは、需要がないもんで直行便がありません泣

どこかでトランジットする必要があるので、上記のような表現になるかなと思います。direct flights(直行便)って、まぁ考えてみればそりゃそうだよなって感じなんですが、会話してる時にはパッと出てきてくれなくて、めっちゃカタコトの英語で伝えるハメになりました。それでも、普通に伝えられはしたので良かったのですが、さらっと上の文くらい言えるようになりたいもんですね。

need to transitで十分伝わるので問題ないんじゃ?と思いますが、調べてみたところ、transitはあくまで通過って意味なんだそうで、正確な英文ではないようです。多分、英語学習者的には、change planes と、planeが複数形になるってのが重要ポイントなんでしょう!? shake hands(握手)と一緒で、2つないとその動作が出来ないから複数形ってやつ。まぁこれくらいはね!!私でもわかりますよ!!汗

こんな感じで、毎日気苦労が絶えませんが私は元気です。

もし、この記事を特別気に入っていただいた方、いらっしゃいましたら是非 今後もYoutuberバリに頑張ります。よろしくお願いします。