ゴールウェイを夏が過ぎ去っていった話~アイルランド留学生活16~
どうも、寒いのは寒いであまり得意ではないケイトです。
今年の夏は、日本だけではなく世界全体で異常気象だったなぁとニュースを振り返ると感じますね。
先月は、アメリカのカリフォルニア州で52℃を記録したりだとか、また北極圏のノルウェーの村でも、34℃に迫る記録的な暑さとなりました。
5月も半ばを過ぎたころ、ここアイルランドのゴールウェイでも、記録的な暑さが毎日続いていました。
阪急交通社さんのアイルランドの気象情報を見てみると
最も暑い7~8月でも最高気温が30度を超えることはめったにありません。日中は半袖シャツで過ごせますが、朝夕は冷え込むので長袖シャツを用意。
と、あります。
そう、普段のアイルランドであれば5月なんてまだまだ寒い時期のはずなんです。7,8月ですら30℃に届かないんだから…
それがなんと、5,6月の時点で連日連夜30℃超えとなっていました。
今年は(現地の人情報によると)観測史上初、35℃に気温が届く日もあったそうです。
また、普段のアイルランドであれば夏だろうが冬だろうが毎日のように雨が降ったり止んだり…晴天が続く日なんて真夏のほんの1週間程度なんだそうですが、今年は全く雨が降らず、TOPの写真のようにカラッと晴れた日が毎日続きました。
おかげで、滅多に出ないという水不足による節水命令が7月に発令されたりもしました。
因みにアイルランドは雨も多く、山は少ないけれど自然が多く残っているので、水は日本同様豊富な国です。なんと水道無料です。
普段アイリッシュ達は短い夏を全力で楽しむため、ほんのわずかな真夏の晴天時は毎日テラス席でお祭りのように飲みまくるらしいのですが、今年はあまりにも長くて暑い夏の到来に、かなりへばっている様子でした。
最初のうちは、「お前ら今年留学に来たの運がよかったな!!夏を楽しもうぜ!!!」とか言ってたんですけどね笑
海沿いにやってきて、酒を飲みながらじっとしてる光景をよく目にするようになりました。(へばっていても屋外で酒は飲みたいらしい)
↑余りにも自由に夏を満喫してていいなって思いました。
さて、その最中にフランス、スペイン旅行に行くことになったので
当然、持っていく服は半そでばかり。夏の装いで旅行に出かけました。
しかし、6月末、アイルランドに帰ってくると
え……??さ、寒い…!!
このどんよりとした空。まさにアイリッシュウェザーです。
空港に降り立ってすぐ、異常に寒くて笑えてきました。
アイルランドの天気…ほんとどうなってるの!?
その後、また暑い日が少し続いてみたり、かと思ったら急に寒くなったりして、段々と夏の終わり(といっても7月半ば)を感じさせるようになってきまして
そして8月中旬現在。もう既に上着なしではとてもやっていけない気温になりました…。日が沈めば10℃を下回る日もあったり。まだ8月なのに…どうなっているんだ…。
また、雨が降らない日は最近はもうありません。朝起きて雨が降ってなかったらラッキーです。風も基本かなり強めなので、傘を差してもあまり意味がありません。どうせすぐ止む精神で、多少雨が降って様がフードだけ被ってそのまま濡れています。眼鏡にはキツイ。
↑つかの間の晴れ間も、どこか秋の空です。
アイルランドに留学するならば、アイリッシュウェザーとうまく付き合っていく必要がありますね。ブラジルから来ている留学生たちは、天気が悪すぎると口をそろえます笑
まぁ、この気候もまた、アイルランドの魅力といえば魅力なのかもしれません。
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