仕事を辞めて留学して分かった、大切な自己認識のこと~アイルランド留学生活4~

はいどうもー!数日ぶりの投稿です。ケイトと申します。

土日と、パソコンが使えない環境におり、投稿が出来ませんでした…すいません! 今後もできる限りになりますが、なるべく毎日投稿できるように頑張ります。

さて、そろそろ書かなくちゃなーと思っていたこの話題、なんで仕事辞めて今更留学なんかしてんの??ってお話です。今回長くなりそうです!

現在、私は25歳です。もう大学の同期は今年度から4年目の社会人です。これ書いてると血の気が引いてくるんですが…まぁいいや。

多くの会社員としてお勤めの皆様は、多少仕事の不満等あれ、留学するために仕事辞めちまえ!なんてなかなか思わないのではないでしょうか。かくいう私も、大学を卒業して、新卒で一部上場の企業に滑りこみで入社をキメた当時は、全くそんなこと考えてもおりませんでした。

しかし、社会人生活2年目の夏、あまりにもハリのない毎日に嫌気がさしてきて、「お金とか将来とか考えるよりも、今自分が興味のあることを仕事にしよう!」と危険な思考に染まっていきました。

そして社会人3年目になろうかという2017年3月に、新卒で入社した会社を辞め、かねてより務めてみたかった、出版業界へ転職することになります。

もともと友達も多いほうではなく、一人っ子だったがために妄想がちだった私にとって、本やコミックは大事な趣味の一つで、出版に関わる仕事がしてみたいなぁと悶々と考えていたので、内定が出たときは当時仕事で務めていた仙台の社宅にて、一人で小躍りしたことを覚えています。

が、現実はそう甘いもんでもなく…いや、というか現実よりも自分の考えが甘かったというべきでしょうか、いざ務めてみると、理想と現実のギャップが非常に大きく、見る見るうちにモチベーションが尽きていきます。このあたりの話は留学とは関係ない自分語りになってしまうのでバッサリ割愛しますが、一つだけ言うとすれば、みんな漫画村は使わないで本を買ってくれ(泣)って感じでしょうか。


そんな折、親戚で私のことを気にかけていただいている叔母に会う機会があり、現状についてつらつらと話していると、「あんたまだ若いんだから、まだギリギリ許されるうちに海外にワーホリでも行ってきたら?長めの休みくらいの感覚でさ。」と、おそらく半分冗談くらいのつもりでアドバイスをされまして。 その時、まさに電流走る!って感じですよね。「その手があったか!!」みたいな…。

来、自分が何をして過ごしたいのか、何を仕事にしたいのか…といいますか、自分って何が好きなんだ??ってことがわからなくなってしまっていたんですね。それをゆっくり考えたい!と思っていたところにこの提案。≪そうか!日本から離れちゃえばいいんだ!!≫とめちゃくちゃ安易に考えて、さっそくその日の夜から留学、ワーホリについて検索!幸い、社会人になってから碌にお金も使わずにため込んでいたので、渡航・生活費用は全て自分のお金でなんとかなりました。(なりそうです。多分ね。)

その後、いくつかのセミナーに参加して話を聞いてみたり、地球の歩き方を買ってみたり、エージェントと具体的な時期や留学先について相談してみたりして、今年、2018年の年明け。1月4日だったかな?に、有楽町のJALプラザで、アイルランド行きの飛行機を予約するに至りました。

2回目の退職を颯爽とキメて、3月に渡航をしまして、今、アイルランドで学校に通いながら、毎日のんびりと暮らしています。


これまでの遍歴を見ていくと、およそ日本ではいい評価をされないだろうなという感じですよね。10月に日本に帰った時には、2回早期退職をして、海外に行っていたとかほざく職歴にブランクのある26歳の男ですよ。ちなみに話逸れますが、半年ちょっと学校に通って現地で生活したところで、劇的に英語がペラペラになることは普通はあり得ません。きっと日本に帰った時の英語力は…まぁ並よりはマシ程度じゃないでしょうか。これは今後留学を考えている人にも覚えておいてほしいのですが、海外に8か月くらい来ただけで英語べらべら話せるようになるくらい簡単なら、こんなに英語学習に苦労するワケがありません。

そのあたりは私は自覚したうえで、とりあえず行ってみるか!と軽い気持ちで留学しましたが笑


さて、アイルランドに来て1か月。来たばかりの頃は、日本に帰った時、どうしよう…と、結構毎日頭をもたげていました。行動は早い自信があるのですが、地がネガティブなんですよね。来てみたはいいものの…と、暗く重い気持ちを抱えて過ごしていました。

ですが、学校に通って、世界各国から来た友達が出来て、アイルランド現地に住む日本人の方に出会ったりして…色々な方と接するうちに、だんだん考え方が変わってきたんです。

通っている語学学校の生徒は、国籍、年齢、性別、職業、英語学習の目的、渡航期間…何から何までバラバラです。もう本当に、色んな人たちがいっぱいいるんです。

自分の国に帰った時にもっといい仕事を見つけるため

趣味で旅行をしているから、英語が話せるようになりたくて

仕事を退職したので、定年後の余暇の一環で

友達が留学するって言うからついてきた!

色んな事情や思いを、目的を持って、ここアイルランドに来ている人たち。その人たちの話を聞いていたら

あれ、なんか別に、自分って特別なわけじゃなくないか???

と自覚するに至りました。

25歳で、仕事もやめて、自分が何がしたいのかがわからなくて、そのヒントを探したくて日本を飛び出したんですー。って話したところで、誰もそれを笑いませんし、誰も否定的に受け止めません。数ある目的の一つ位の感覚です。

普通の人とは違う選択肢を選んだんだから、特別頑張らなきゃ、なにか特別なことをしなくちゃいけないんだ。って、無意識のうちに思っていた自分がいたのですが、世界のスケールで考えてみたら、なんて平凡で、ちっぽけな理由なんだって思いました。何も特別なことなんてない、私はただの普通の、平凡な人間なんだって思い知りました。

この感覚は、海外留学をしてよかった!と思える理由の一つです。

自分は特別なんかじゃないって、めっちゃ救いだと思うのです。これからも日本に帰ってからのことは、楽しいことを思い描きながらヒントを拾っていこうと思っています。

アイルランドの方はみんな気さくでお酒大好きで陽気です。あとよく歌って、踊って、笑います。彼らは、金銭的な意味じゃなくて、豊かな日々を過ごしていると思います。


さーて、次回のお話は、なんで数ある国の中からアイルランドに留学??その驚きの理由と結果について平凡なわたくしがつらつらと書いていく予定です。

なにとぞ今後ともごひいきに。


<今日の悔しかった英会話のコーナー!>
先日、クラスのブラジル人にホームパーティー(!)に誘われて行ってきたんですよ。ホームパーティーって本当にやるんだ…と思いました。

当然、碌にスマホで確認もできず、かつお酒も入っていたので、これなんて言えばいいのかわかんねー…って表現がバッコリとあったので、これから数日、シチュエーションがホームパーティーにてになると思います笑

*本日のシチュエーション:ホームパーティーにて

隣に座ったスイス人の彼!話しているうちよく見ると、彼のキレイな金髪に何かついてる…??あれ?ホコリかな?芋けんぴかな?って時に言いたかった一言

You have something in your hear. (髪に何かついてるよ?)」

調べてみて思いました。そのまんま言えばよかったやんけー!って!色々と勘ぐってしまって結局、無言でサラッと取ってあげるに至りました。

頭無言で払うわけにもいきませんから、こういう一言をサッと言いたいですね。ただ、in なのか on なのか難しいところ。前置詞はネイティブでも完全習得には苦労する単元らしいです。ほんと、勘弁してくれって感じです。

ちなみに、芋けんぴは sweet potato chips です。なんのこっちゃ分からない方はフラワーコミックスの「無理矢理ウエディング」を読もう。





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