
雨のパリ。芸術に触れる日【欧州街角探訪④=フランス編=】
どうも、美術の成績が悪かったケイトです。※全記事無料です!
フランス4日目はパリ市内の散策と、美術館巡りをしました。
朝、ルーブル美術館の開館直後に間に合うようにホテルを出ました。が、お腹が空いていたのでまずは朝食!
LE PETIT VENDÔMEという、目をつけていたお店へ。なんでも、トム・クルーズなど世界のVIPが足を運ぶお店だとのこと。店内が特別豪華なわけでもなかったので、本当のところは分かりませんがとにかくおいしいならOK!ということで、カンタルチーズと生ハムのサンドイッチをチョイス。コーヒーも併せていただきました。
まだ開店少し前??の様子でしたが、全然大丈夫だよ!と快く作っていただきました。感謝感謝。 作っていただいている最中、日本人と思われる現地のビジネスマンがいらっしゃって、慣れた様子で新聞片手にエスプレッソを飲んでいました。何も言わずともエスプレッソが出てきてたのが印象的でした…。常連なんだろうな~~めちゃくちゃかっこよかった…
ルーブル美術館手前のチュイルリー公園でサンドイッチかじり、いざルーブルへ
開館して間もない時間につきましたが、すでに結構な人混み。私はパリミュージアムパスを持っていたので、入場の列にそのまま並びましたが、チケットを持っていない人たちの列は本当に動きが遅くて、さながらディズニーランドのファストパス列とスタンバイ列です。前日までにチケットは用意しておいた方が良さそう。
館内に入ると、大きく3つの館に分かれていて、向かって右、左、正面にそれぞれの入り口があります。入り口前に、その館の代表的な作品のポスターがあります。モナリザの隣のアジア人像が、悲しみと疲れに満ちた表情で面白い。モナリザに張る位の作品なんですか?これ。美術知識に疎いのでよくわかりません…
館内は想像していた以上に大きくて、かつ人混みで案内も確認しづらいため簡単に迷いました。入って右手前方向にガイドセンターがあり、そこで日本語のMAPをゲットできるのでまず取りに行くべきだと思います。
美術館自体がバロック建築の大きな作品のような、とてもきれいで広大な空間に贅沢に配置された絵画たち
知識のない私でもなんとなく感じる凄さがあります。ちなみに、フランスの美術館は基本的に撮影OKです。日本とは違いますね。
一つ一つの作品にパワーを感じましたが、特に、サモトラケのニケは、階段踊り場にただ一つだけ堂々と展示されているのですが
あまりにもかっこよすぎて鳥肌が立ちました。やばいですこれ。
モナリザはドノン翼と呼ばれる館の二階にあります。どこにあるかな~と思って見渡すと、ひときわ人だかりがすごい所があるのですぐわかると思います。
人混みをかき分けて、なんとか人が映らないように撮影しましたがこの距離が限界…そもそもあまり近寄れないように柵で囲われています。
ものすごい人だかりなのですが、自撮り棒を颯爽と構えて、『モナリザと私』って感じで写真を撮る人がめちゃくちゃ多くてびっくりしました。なんかその感覚は自分には理解しがたくて…おかげで人の流動性もなくなるし…
スリ多発地帯ということもあり、モナリザはササっと後にして、今回一番見たかったドラクロワの民衆を率いる自由の女神を探したのですが、全く見当たらず。見かけた職員の方に聞くと、ドラクロワの作品群は今特別展をやっていて、全て違う館に移動しているとカタコトの英語で教えてくれました(意外かもしれませんがフランスの英語普及率は結構低くて、パリ中心の観光地でも、堪能な方は一握りで、他の方はカタコト英語なことが多かったです。まぁでも日本よりはマシ)
偶然、タイミングのいい時期に来れました!ドラクロワ!!かっこよすぎる。
美術に特別造詣が深いわけではない私でも、これ教科書で見たことあるやつじゃん!!と有名な作品群を見て回るのはとても楽しかったです。パリに来たら一度は行くべしです。
お昼過ぎにお腹もすいてきたので、お昼を適当にとりつつノートルダム大聖堂に向かいます。が、突然の大雨!!まともな傘を持っていなかったのでここで服と靴が完全にやられます。結局この雨は翌日、パリを後にするまで止みませんでした…倫敦どんより晴れたら巴里~♪って感じですね。晴れなかったけど。
ノートルダム大聖堂はゴールウェイにある大聖堂と比べると、大大大大大聖堂って感じで、とても広く、見学者も大勢でしたが、実際にお祈りを捧げに来られている方々も数多くらっしゃいました。
教会のステンドグラスは、国や地域によって特色が出るような気がして好きです。ノートルダム大聖堂のステンドグラスは、その規模に見合う壮大なものでとてもキレイでした。
雨のパリを買い食いしながら散策して、オランジュリー美術館に向かいます。オルセー美術館にも行きたかったのですが、閉館日だったので断念。パリに再訪した時のためにとっておきます。
オランジュリー美術館は、元々オレンジの温室だったそうです。だからオランジュリー。モネが睡蓮を寄贈したことで、国立美術館として生まれ変わっています。
オランジュリー美術館は1階とB1階に分かれていますが、1階はモネの連作である、睡蓮のみ展示されています。特に日本人人気が高い作品なんだそうですが、実際に目で見てその理由が何となくわかりました。
なんというか…そう。詫びさびがあるんですよね。実際モネはジャポニズムの影響を受けていたそうですが、ハッキリと分かります。不思議な魅力がある作品で、何時間でもジッとみていられるような空間でした。
内に眠る美意識を呼び覚ましたところで、パリの冷たい風を感じながら最後の夜が更けていきます。翌朝、スペインのバルセロナに向けてフライトです。
パリに来たその日は、街のどの風景を見ても美しく、感動したものですが、4日が経つといつの間にか街並みにも慣れている自分がいました。人間の慣れってすごいですよね。適応力というか。
でもいつか将来、この国にまた来たくなるんだろうな~と強く感じさせる4泊5日のフランス旅行でした。特にモンサンミッシェル。あれは絶対また行く。そして泊まる。
次回からスペイン旅行編になります。それが終わったら、9月になるまでヨーロッパジャーニーはしばし中断です。8月いっぱいまでアイルランドにいますので。
次回もよろしくお願いします!
※写真、ご自由にどうぞのコーナー※
<下は毎記事のテンプレです>
記事では撮ってきた写真の一部を抜粋して掲載していますが、撮影した写真をすべてご覧になりたい方、もし、いらっしゃいましたら以下からどうぞ。Googleフォトで関連写真をまとめたアルバムを作成しましたので、そのURLを貼っておきます。大した写真の腕もないのに恐縮ではありますが、販売という形をとらせていただきたく(すでにご自由ではない)。 その代わりといってはなんですが、写真は色んな権利フリーでご自由に使っていただいて構いません!イラストの背景に加工するもよし。彼へのアリバイ作りに使っていただいても、♯彼女とデートなう に使っていただいてもOKです。 また、元データが欲しいという方いらっしゃいましたら、個別にご連絡いただければ対応いたします。メールアドレスも、以下に記載しておきますのでそちらからどうぞ。 今後も、旅行の際には同様にアルバムをすべて載せていきます。よろしくお願いします!
ここから先は
¥ 100
もし、この記事を特別気に入っていただいた方、いらっしゃいましたら是非 今後もYoutuberバリに頑張ります。よろしくお願いします。