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ビビリの人生が変わる 逆転の仕事術 (北 宏志)
いまや「研修業界の松岡修造」と呼ばれる
人気人材育成コンサルタントの北 宏志さん。
今の彼からは想像できないが、臆病でうつ病にもなったほど心配性。
繊細な性格をどのように使えば、強力な武器になるのか?
その一端をご紹介します。
臆病な自分を活かす
01 臆病な自分だからこそ相手の気持ちに敏感になれる
私は20代後半で鬱になるまで、自分が臆病で、気持ちが弱いことを周囲にできるだけ見せないように生きてきました。「他人からどう見られているか、周囲からどう思われているのか、気になって仕方ない」と言えるようになったのは、実は最近のことです。
セミナーを受講した個人で起業されている女性が「自分に自信が持てない上に、自分のことが大嫌いです。どうしたら前向きになれるのでしょうか?」と相談に来ました。
彼女は、何度も「自分なんか」という言葉を使いました。
「世の中に、"自分なんか" 必要ないんじゃないか」と言いました。
その気持ちは私にもよくわかります。同じことを30を過ぎる頃まで感じていたからです。
彼女に「できたことリスト」の作成を提案しました。
私自身、苦しい時に、今でも実践している手法です。
①毎日、自分のできたことを探す
②よくできたことを記録する。手帳でもノートでも携帯電話のメモでもオッケー
やる事はこれだけです。
彼女にはそれを3ヶ月、毎日続けてもらいました。
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読んだ本のなかで、気になった部分を抜書きしています。
なにかのヒントになれば幸いです
読書メモ 2020年
100円
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