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むかし書いた韓国コラム #3
韓国でユッケジャン専門店をチェーン展開している「六大将」が日本に進出するという。場所は東京・新宿だ。韓国でのフランチャイズ展開は130店におよび、海外ではフィリピンと中国に進出している。日本ではどのようなメニュー構成になるかはわからないが、韓国ではユッケジャンとポッサムが主力メニューとなっている。ユッケジャンは釜でじっくりと煮込み、具は牛肉とネギだけという昔ながらのシンプルなスタイルだ。
個人的には日本滞在中に無性に恋しくなる韓国料理のひとつがユッケジャンだ。ソウルの自宅には日本から帰宅してすぐ食べられるようレトルトのユッケジャンを常備しているほど。日本ではユッケジャンが恋しくなってもなかなか美味しい店が見つからないが、専門店が進出するとなれば期待できる。具体的なオープン日程は明らかになっていないが、今後日本で韓国料理、特にユッケジャンが恋しくなったときには頼れる存在になりそうだ。
【解説】
このコラムを書いた2015年8月の時点で「六大将」は日本でフランチャイズ契約を結んだだけで、2年が過ぎた2017年11月になってようやく新宿歌舞伎町にオープンしたとの報道が出てきたが、その店が本当に存在したのかは定かでない。同社ホームページによると2019年には大阪にも出店したようだが、これも検索しても見当たらない。別の名前で出店したのか詳細は不明なままだ。ユッケジャンは個人的に好きなメニューなのでちょっと残念なところだ。
(初出:The Daily Korea News 2015年8月4日号 note掲載に当たり解説を加筆しました)