【コーヒー豆知識💡】知っておきたい!アジアのコーヒーの風味の特徴とは?vol.4
みなさん、こんにちは。
今週もWOODBERRY COFFEEのnoteをご覧いただきましてありがとうございます。note運用担当のつきじです。
今回のnoteは、生産地の違いシリーズです!
👇の記事は生産地を大きく4つの地域に分けて特徴をまとめています。まだご覧いただいていない方はぜひこちらの記事をご覧の上、気になるエリアを深掘りしてみてくださいね♪
前回は南米エリアについて投稿しましたが、今回はアジア・太平洋エリア別に深ぼって、風味の特徴を書いていきたいと思います。こちらでエリア別最後の投稿となります。ぜひご覧ください。
アジア・太平洋エリアの特徴
スパイシーやハーブと聞いて、そんなコーヒーあるの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、力強くてしっかりとしている傾向にあります。
コーヒーの病気に強いコーヒーとして改良して作られたロブスタ種を生産している地域が多いのですが、アラビカ種よりも品質に劣ることからスペシャルティコーヒーとして名を上げることはあまりありませんでした。
最近は、アラビカ種の生産に注力する農家も増え、スペシャルティコーヒー業界でもアジアの国名を聞くことが増えてきています。
インドネシア
「マンデリン」と呼ばれているコーヒーを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?実はインドネシアのスマトラ島で生産されているコーヒーなのです。
果肉除去後、2-3日の短い予備乾燥をおこなったのち、直ちに脱穀を行うスマトラ式と呼ばれる精製方法により生産されます。
スパイシー・アーシー(Earthy, 大地や森林のような)な独特なフレーバーに根強いファンも多いです。
インドネシアは島国の性質もあり、島ごとに生産している品種・精選方法が大きく異なります。昨年末にインドネシア初めて開催されたコーヒーの国際品評会COE(Cup of Excellence)でも様々な島から多様な品種がエントリーされていることが分かります。
私もインドネシアコーヒーの実体験として、スパイシーなコーヒーはもちろんですが、キャラメルやベリーのような甘さのあるコーヒーを飲んだことがあります。(バリのナチュラルプロセスでした)
こういった様々な特徴と持っているため、正直、一言で味わいをお伝えすることが難しい生産国でもあります。自分好みのインドネシアコーヒーを探してみるのも、楽しみのひとつかもしれません!
ベトナム
ベトナムのコーヒー豆生産量は世界第2位と、コーヒー大国です。
ベトナムのコーヒーを取り扱っているコーヒーショップをあまり見かけることがないかと思いますが、日本で主流のアラビカ種ではなく、安価で苦味が特徴的なロブスタ種が主流になっています。
近年では、アラビカ種の生産を行なっている農園もあるなど、今後が楽しみなエリアとなっています。まだ流通は少ないので、コーヒー屋さんでスペシャルティコーヒーとして見かけたらぜひ飲んでみてください♪
台湾
台湾の豆も一言ではなかなか言い難いのですが…味わいが非常にバラエティ豊かな印象です。
上質なフルーツや、しっかりとして甘みを感じるようなもの、さらにはウイスキーのような深みを持ったものなど、個性豊かです。
台湾は高温多湿で雨が多い地域です。気候の影響もあり、苦味と酸味が控えめで非常に香り豊かなものとなります。また、国土が狭く、大量生産ができないこともあり、高品質へのこだわりも強いです。
全体的な特徴や傾向としては、優しい舌触りでお茶のような軽い飲み口のものが多いです。
中国
中国でもコーヒー栽培が行われています。とりわけ自然豊かな雲南省は、同国生産量の90%を占める一大産地となっています。
酸味や苦味が控えめで、軽やかな口当たりが特徴、ナッツのような香ばしい風味があるコーヒーです。
近年では品質も向上し、発酵プロセスを用いたユニークなフレーバーの銘柄も増えており、コーヒーショップでも雲南のスペシャルティコーヒーも見かけるようになりました。台湾と同じく中国も徐々に注目度が上がっているので要チェックです🌟
パプアニューギニア
パプアニューギニアは島の中央に標高4,000mほどの山脈を有し、国の大部分が高地になっています。
この中でも標高1,500m~2,000m付近でコーヒー豆が栽培され、寒暖差の大きい環境でチェリーは養分を蓄えながらゆっくり成長します。
パプアニューギニアのコーヒーは、酸味が優しくフルーティなものが多い印象です。爽やかな後味なのにしっかりとコクが感じられ、スッキリとした味わいです。
まとめ
みなさんのお好みの地域を見つけれることができたでしょうか?
各地域ごとの国でも風味は異なるので、次回以降で国別の特徴についてもご紹介していく予定です。楽しみにしていてくださいね!
WOODBERRY COFFEEでも各国のコーヒーをお楽しみいただけます!
お好きなコーヒーをスタッフがご提案もいたしますので、お気軽にご相談ください♪
お店の場所はこちらのnoteをご覧ください✨
さいごに
公式noteをご覧いただきありがとうございました♪
SNSでも様々な情報発信をしていますのでぜひチェックしてみてください。
Please have a wonderful day :)