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コロナ体験記 ~食料支援に救われる~
コロナ感染して困ったことは、食事でした。日に日に食材がなくなっていきます。
医師からもらった県の自宅療養案内には、支援物資申請方法が記されています。一方で、
症状軽快から24時間経過後又は無症状の場合は、公共交通機関を使用しないなど、自主的な感染予防行動を徹底することを前提に、食料品の買い出しなど必要最小限の短時間での外出は可能です。
と記されています。ここで書かれている「症状軽快」がどの状態を指すかが微妙です。倦怠感はありますが、短時間の買い物ならできる程度になっていました。この時点で平熱になっていたかは覚えていませんが、少なくとも下がる傾向はありました。妻も私も、咳は続いていました。
そこまで重症ではないので、支援物資をお願いするのも申し訳なく、混み合う時間帯を避けて、近所のコンビニエンスストアで、短時間でパンなどを買ってこようかとも思いました。
最後に感染した娘の発熱外来受診時に、医師から、「食べ物は困っていませんか?」と尋ねられ、上述のようなことを話したら、「医師としては外出してほしくないので、支援物資申請してください」と言われ、申請することにしました。
QRコードを読み取って、申請しました。申請自体は簡単でしたが、メールアドㇾスや電話番号を入力しても、申請受付メールが届かないので、本当に申請できたのか、少し心配でした。翌日、健康観察センターに電話して申請できているか問合せしました。確認はできないので、心配なら、もう1度申請してくださいとのことでした。申請が重複した場合、2回目の申請は通らないので問題ないそうです。再申請はせずに、少し待っていたら、支援物資が届きました。(この件に限らず、Webでの手続きは、受付確認メールがほしいですね。)
支援物資の段ボールが届いたときは、本当に救われた気がしました。妻と開梱すると、ごはん、缶詰、レトルト、カロリーメイト、お菓子などの食料、飲み物や、マスクやティッシュペーパーなどの生活用品が入っていました。野菜ジュースなど、独身時代に、よくお世話になってものが多く含まれていました。
自宅療養期間中の食事の目途が立ったので心にも余裕ができました。
税金を使わせていただいたということになります。スタッフはじめみなさまに感謝しています。
日頃から、水などは備蓄しておくように心がけていましたが、十分でないことを認識しました。災害への備えも考え、見直そうと思っています。