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「宇宙人」とは
「宇宙人」と関わりのある方々にお話を伺いました!
こんにちは。いよいよ『宇宙人展(woo choo zine teng)』開催まであと1日となりました!
これまで宇宙人の手紙が届くようになった経緯や、作品集『宇宙人』やDMができるまでの制作過程については詳しく説明、解説してきましたが、宇宙人の手紙そのものについては、説明したことがありませんでした。手紙そのものについては自分では説明のしようがなかったというのがあります。
自分自身では説明のようがないということで、今回は、これまで宇宙人に関わって頂いた方々や、『宇宙人』をご購入頂いた方々に、「宇宙人」についてひとことコメントを頂きましたので、ご紹介させていただきます!
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チーム宇宙人メンバー
まずは作品集『宇宙人』(第2集)に携わって頂いたチーム宇宙人のメンバーから!
《宇宙箔・型押し 有限会社コスモテック 青木 政憲さん》
どこかこわく、どこか愛らしい。 父から娘へのぎこちない愛のかたち。 結婚式のプレゼントにもどうぞ。
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《宇宙箔・型押し 有限会社コスモテック 前田 瑠璃さん》
宇宙人の沼へどっぷりひたって みなさまのひとの夏の トラウマ級の思い出になりますように。
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《宇宙製本 有限会社篠原紙工 篠原 慶丞さん》
宇宙人は西谷さんの家族への愛という美しいストーリーを装った西谷さん自身の根底にひそむ、劣等感、優越感、自己顕示、自己韜晦、執着、断念、夢、妄想といった人間臭さを顕在化させたものだと感じています。そして、これは自分を含む人間だれもが心の奥に仕舞い込んでいる事だと気付かされます。
私は宇宙人No.1、No.2の製本に携わらせてもらい、この後も続くNo.3以降の制作にも携わります。それは西谷さんの自己表現を通して、私自身の自己表現につながると感じているからです。
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《宇宙製本 有限会社篠原紙工 新島 龍彦さん》
お気に入りの宇宙人は、うさぎみたいな顔したやつです。 そいつがプリントされたバンダナをハンカチ代わりに愛用しているので、今日もポケットの中にいます。広げるとちょっとこわいです。 ひと目見たときから、その視線に釘付けでした。 本を開けばあなたもきっと、お気に入りの宇宙人と出会えますよ。 たくさんいますから。
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《宇宙編集・装丁 安藤 次朗さん》
父親の歪な愛の形。はじめて見た時の驚きは今でも鮮明に覚えています。僕の使命は『宇宙人』を世に出すこと、そしてその後も、それまでと変わらぬテンションで西谷さんに描いてもらうこと。『宇宙人』に関われて、本当に楽しいです。 見なくても、どうせ死ぬなら、見て死のう!
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《宇宙印刷 藤原印刷株式会社 藤原 章次さん》
凄い本に携わってしまいました。
仕事を通じて出会った平和紙業の西谷さん。
まさか、絵を描いているとは。しかも、宇宙人って。
完全自費出版で本人しているとのことで、今回少部数のためにデジタル印刷機「Jet Press」で印刷しました。原画に近い色で印刷できたので、西谷さんが出したい世界観を表現できたと思います。西谷さんしか出せないこの世界観を楽しんで頂ければ幸いです。
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チーム宇宙人からのコメントは以上になります!続いては、作品集『宇宙人』を購入頂いた方からもコメントを頂きましたのでご紹介します!!!
《イラストレーター MONQさん》
怖いものから目を背けるのが上手くなった、
見なきゃ無いのと同じ。
でも宇宙人はそんなの許してくれない。
毎日毎日一方的に手紙を送りつけてきて内容も意味不明、
宇宙へさらうために常に俺を見張っている。クソ怖い…。
いつものように無視して捨ててしまえばいいのに、目が離せない。
まるでガキみたいにその理解できない存在を凝視してしまう。
恐怖に対してまるで鈍くなってた俺の細胞が脈打つ。
手紙は捨てられずに溜まる一方だ。
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《デザイナー 柳川 敬介さん』
西谷さんが宇宙人だと思う
この宇宙人はたぶん西谷さんで、
この宇宙人に興味があれば西谷さんに会うべきで
この宇宙人が奇妙なんじゃなくて西谷さんが奇妙なわけで
西谷さんと話してから宇宙人を見るとなんの違和感もありませんでした
なので西谷宇宙人に会うことを
お勧めします
ということで「宇宙人」への愛に溢れたコメントを頂きました。コメントを頂きありがとうございました!
これらのコメントを読んでくださった方々が「宇宙人」に興味を持って頂ければと思います!
『宇宙人展 woo choo zine teng』いよいよ明日7月28日(木)スタートです!!!
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ここで今日のお話は終わりにしようと思っていたのですが、宇宙編集・装丁で関わって頂いているデザイナーの安藤 次朗さんから、先ほど掲載した「宇宙人」へのコメントとは別にもう1つコメントを頂いていたので、最後に掲載しておきます。
これは孤独な百鬼夜行。 魑魅魍魎が跋扈する宇宙の吹き溜まり。 ドアからドア、銀河から銀河へ。 138億年目の超新星。 見なくても、どうせ死ぬなら見て死のう!