塩田 プロジェクトデザイナー

毎週金曜日更新中。 空間デザイン業界でPMとして活動中。主にオフィスやショールームを手がける。 オランダのサーキュラーエコノミー視察で感銘を受けてサステナブルな空間づくりを実践中。 ■実績:トヨタコネクティッドGLIP(日本空間デザイン賞)などスタートアップから大手企業まで多数。

塩田 プロジェクトデザイナー

毎週金曜日更新中。 空間デザイン業界でPMとして活動中。主にオフィスやショールームを手がける。 オランダのサーキュラーエコノミー視察で感銘を受けてサステナブルな空間づくりを実践中。 ■実績:トヨタコネクティッドGLIP(日本空間デザイン賞)などスタートアップから大手企業まで多数。

最近の記事

語り継がれる空間のつくり方

GLIPプロジェクトではエコをテーマに加えたオフィス空間づくりを実践しました。 その中のひとつでストーリーとロングライフデザインをかけあわせたサステナブルな空間のつくり方をご紹介します。 活かすデザイン長年、歴史を紡いできたビルの特徴を活かしたコンバージョン物件のため動かせない壁(構造を兼ねた躯体)ですでに仕切られた部屋があります。 海外から訪れるかたも招くため “日本の美を感じる”をテーマに構築しました。 ロングライフデザイン椅子はHIROSHIMAチェアを選定。 名作

    • デザイン×空間プロジェクトマネジメントについて

      私は元デザイナーでした。 とても短命なデザイナー人生でしたが(笑) そんな私がプロジェクトをマネジメントする上でデザイナーであったことの強みがあると感じています。 3つあります。 完成イメージが描きやすい デザイナーの視点で考えることができる モノづくりが好き 完成イメージが描きやすいこれは元デザイナーだったおかげの特殊スキルかもしれないです。(ウソです) 素材を言われた時に何を思い浮かびますか? 例えばモルタル・・・・・・ グレーで冷たい、コンクリートジャングル

      • 企業カルチャーが浸透したオフィスのつくり方(前編)

        コロナ禍真っ只中に完成したオフィスづくりプロジェクトの事例をご紹介します。想定外なことばかりが起きる中で必死にみんなでつくり上げたプロジェクトは、前にも後にもない(だろう)経験となりました。 多くのチャレンジと学びを得ることができたPMとしての分岐点であり、 プロジェクトデザイナーとしての起点ともなりました。 建物に刻まれた歴史それは空間づくりに関わる人であればテンションが上がらない人はいない!! (恐らく・・・)そんな場所での出会いがはじまりでした。 担当のHさんと現地

        • 空間プロジェクトマネジャーの現在と少し未来を考えてみた。

          あまり語られることのなさそうな(ない)インテリアデザイン業界の 「プロマネ人材」について考えてみました。 この業界に20年近くいる身から実体験を通して感じていることをまとめています。 特に空間のプロジェクトマネジャー(PM)というニッチなポジションはよく(まったく)知られていないですし企業によって定義も異なることが多い職種だと言えます。←課題点 この業界はブラックなのか?結論から言えば、「オセロのような存在」です。 つまり、白と黒が共存しており、業界の実態は一様ではありま