見出し画像

子どものふしぎ④「なんでくん」

ママ、『なんでくん』ってだあれ?ぼくの こと?

(Kou 4歳)

一瞬どういう意味かなと思い、次の瞬間吹き出しました。
「なんで?なんで?」と連発する子どもに、うわあ、またきた!なんで攻撃!と思う大人たち少なくありません。
子どもの不思議を大切に。。。なんて言っている私も、結構現実場面では辟易することもあるんです。
とはいえ、それを潰しては大変です。

昔、チャールズ君はビーグル号で旅をして、島によってカメの形が違うのはなぜだろうかと、理由を考えました。
また、昔、アイザック君はリンゴが木から落ちるのに、夜空の月が落ちないのはなぜだろうかと、理由を考えました。
そうしてチャールズ・ダーウィンは進化論の祖となり、アイザック・ニュートンは万有引力を見出し、人類に宇宙への道を開きました

不思議に思うこと、それを解き明かそうと、追求すること、それこそが科学の探求です。人類は自分の力で探求を重ねてきました。
疑問を見つけ、仮説を立て、試し、答に近づく。世界を解明する方法、それが科学です。

それぞれのおうちのかわいい「なんでくん」はその一歩を踏み出したところ。これは素敵なニックネームかもしれません。


いいなと思ったら応援しよう!