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みんなの問題・トイレ
みんなの問題としながらも、うちの子は教えなくてもトイレは初めから出来ていて、何も苦労してないけどって方もいるので、そのような方にとっては必要ない内容かと思います。が、トイレを覚えていない子に出会った際に、トイレを教える知識がない飼い主さんになっているのも事実。
2頭目、3頭目と問題無く過ごせていた家庭もあれば、4頭目にして、トイレを全く覚えてくれない。
なんて飼い主さんも相談に来られます。
これ、飼い主さんからすると「犬が」覚えてくれないって言いますけど、実際には「飼い主さんが」教える術を知らない事が原因なんですけどね。
【人が難しくしている】
「犬 トイレ しつけ」とかって検索すると、情報は無尽蔵に出てきます。
ネット社会になって、プロの書物や教材DVD、動画配信やブログ等、情報がありすぎて混乱する飼い主さん急増の時代
そもそも、「犬 トイレ しつけ」で沢山の情報が出てきても、同じ事を目的にした情報が出てくるはずなので、混乱する事自体がおかしいと思いませんか?
情報を見すぎて混乱している方は、本や動画で見ると、皆が違う事を言っていて何が正しいのかわからないっていう方が大半です。
間違ってはいけない事は、それら全てが
「間違いであり、正解」なのです。
どーゆーこと?ってなります?
例えば、トイレトレーニングをするのに、よく聞く方法(トイレをしそうなタイミングでトイレに連れて行き、出来たら褒める等)で教えようとした場合、成功する人とそうでない人がいるでしょう。
この方法で成功しなかった方は、成功しにくい原因を探らなくてはいけませんが、同じ事を続けて、2週間ほど変化が無いと、違う方法を探していませんか?*早い方は数日で検索してません?
この方法で、成功した子がいて、成功しない子もいる、ですが、この方法としては正解で、間違いでは無いですよね?
「犬 トイレ しつけ」で出てくる情報は全て正解です。
*ただし、その情報がプロが監修等をしている物に限ります
さっきと言ってることが違うじゃんって思いますよね
「間違いであり」とは、「題材が違う」と言う事です。
題材=トイレ
ですが、トイレでは無いのに「トイレ」の情報を検索しているからです
「部屋の中のいたる場所におしっこをしてしまう」
この場合、トイレを覚えていない事だけでなく、「マーキング」行為になっている子もいるという事
マーキングは排泄では無いので、いくらトイレの教え方を試しても成功するはずがないのです。
この、トイレトレーニングを分かりやすくすると
トイレトレーニングの方法は「問題文」であり
犬の状態が「答え」って事です。
答えが「5」ってわかっているのに、その計算式を国語辞典から探している感じですよ
マーキングをしている子は、そもそもマーキングをする意識になっている原因を無くし、マーキングから排泄に変えなくては、トイレは教えられないのです。
愛犬の状況をしっかりと把握して、何をすべきかを理解したうえでトレーニングをした方が、犬も覚えやすく人も教えやすいので、ストレスが減るのではないでしょうか?
次回は、マーキングでは無いのにトイレが覚えられなかった子の、考えられる原因について書きたいと思います。
では。