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"お勧めカナディアンインディーバンド" Austra
※この記事は2016年12月に個人ブログで投稿したものの再投稿です。
Austra
今回は再びカナダはトロントからAustra (アウストラ)。
プロデューサーとしても活動しているボーカルのKatieのソロプロジェクトバンドで、カナダ人にすら「オーストラ? オースオリアじゃなくて?」と必ず聞かれるバンド名、Austraは彼女のミドルネームだそうです。そして発音はアウストラです。
ファーストアルバム"Feel It Break"でデビュー。「ラララ」でも「ルルル」でもなく、微妙なニュアンスの裏声で繰り返されるサビのメロディーが印象的なリード曲が"Loose It"と共にカナダ、アメリカ、ヨーロッパでもスマッシュヒットを記録したようです。
このアルバムはシンプルなダンスビートのエレクトロポップでありながら一貫してダークな曲調。それでありながらポップな楽曲が世間に受け入れられた事は納得がいきます。
セカンドアルバムOlympiaを経て、今年の1月20日にサードアルバム「Future Politics」を発売しました。
その後すぐに始まったツアーの一公演を観に行った感想を含めてお伝えします。
めっちゃ明るくなった。単純ですがそれがまず最初にこのアルバムを聞いたときの率直な感想です。
メジャー路線のポップス的に明るくなったのではなく、しなやかや大人の女性になったという感じ。歌い方も凄い伸びやかだし、ライブでもパフォーマーとしてもKatieはとてもよく機能していた。
ただし4編成のライブで殆ど生演奏出来てしまうシンプルさは変わらず。以前も書きましたが、こういったインディーらしいバンドがそのまま健在出来るところがカナダの音楽シーンの良い所だと再認識しました。
シンプルなダンズビートの繰り返しではながら、ライブ全体のクライマックスまでの流れもしっかり組んだ充実した内容のライブでした。
最後にもうひとつ、最近公開されたKEXPでのスタジオライブパフォーマンスを紹介します。
KEXPはシアトルのラジオステーションで、ブレイク間近のインディーバンドからメジャーなミュージシャンまで良質なアーティストを多く取り上げているので是非チェックしてみて下さい。