![心樹庵_宇治童仙房3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8334121/rectangle_large_type_2_98339e43269ab32aa6df79789e9a5105.jpg?width=1200)
心樹庵 宇治 童仙房【かなやみどり】 #エコ茶会 戦利品vol.14
いわゆる"宇治茶"と呼ばれるお茶の多くは宇治市内だけでなく、和束町や南山城村で栽培されています。
京都唯一の村、南山城村の標高400~500mに位置する「童仙房」で栽培されたこのお茶はこの地方では数少ない"露地栽培"で作られた煎茶です。
("露地栽培"=抹茶や玉露の栽培方法と同じように黒いネットなどの被覆(遮光)資材で直射日光を遮って栽培されるお茶のこと)↓こんな感じ。
「かなやみどり」は"ミルキーな香り"と例えられることが多く香りに特徴のある品種です。
このお茶は「かなやみどり」の特徴であるミルクっぽい甘い香りが感じられるだけでなく、澄んだ爽やかな香りと合間った厚みのある香りで、一般的な「かなやみどり」とはちょっと違った印象を受けます。
淹れたあと、急須の中の香りをずっと楽しんでいたくなるような香りに魅力のあるお茶です。
飲み口は軽いけど、濃厚なコクがありうま味がじわ〜っとゆっくりと広がっていく味わいのお茶。
味に厚みをもたらしてくれるような優しい渋みもしっかりと感じられます。
休日の時間に余裕のあるゆったりとした朝の時間に飲みたくなるようなるような雰囲気のお茶でした。
これで40g 750円、100g 1500円はかなり安いのでは?
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![伊藤 尚哉(naoya ito)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149819257/profile_dd34174ae81de7d4c5efbff7349f3a5f.jpg?width=600&crop=1:1,smart)