写真で切り取る風景と心−sense of wonder−
2024年、はじまりました。
と、言っても立春までは2023年のエネルギーなので、まだまだ身辺の整理整頓を続ける。
お正月は、どうにもこうにも、お餅を食べたくなる。
子どもの頃、お餅は正月にしか食べられないものだと思ってた。(食卓に餅が並ぶのが正月だけだったから)
20歳を過ぎて一人暮らしを始め、真夏にスーパーでお餅を見つけた時、一年中買えるものだと知って、ビックリ大喜び。しょっちゅうお餅を食べた。
ある程度、お餅食べたい欲が満たされると結局、お正月頃にしか食べなくなったけど。
(あべかわ餅を見つけた時は買う。好きだから★)
Yahoo!でも紹介させて頂いた「じねんと市場」さんへ自転車を走らせ(電動♪)お餅をゲット。もちもちのまるもち。(←ひらがなの方がもちもち感が伝わる?)無印良品の雑穀ぜんざいを温めて、ちょっと焼いたお餅を入れて美味しく頂きました( *´艸`)
お餅と一緒に買った、このお刺身がひっくり返るほど美味しかった!
「うんまぁあい!!」と声出して唸ったよ。「いかん、これは酒だ酒だ」と大好きなシードル(りんごのお酒)を開けて、合わせて楽しむ極上のディナーでした。
市場では、いちごもたくさん並んでいたので一つ購入。京都宇治産のべにほっぺ。これがまた、うそみたいにデカい。子どものグーパンチみたいな(笑)
(自転車の籠で揺られた為にイチゴがトレー内で転がりました)
見てください。双子いちご。いや、三つ子いちごかな?
竹田駅からすぐの伏見区にある「じねんと市場」は、果物・野菜・米・卵・肉・加工品・お菓子・お酒など、あらゆる美味しい食が揃っているので、とってもとってもおススメです☆
空が好きで、以前はステキ!と思ったら写真を撮っていたのだけれど、フォルダーが空の写真だらけになってしまったので、最近は自粛気味。
でも、やっぱり撮りたくなるから「撮って・SNSに上げて・フォルダーからは消す」にしてみることに。
誰かが見たら、唯、空の写真。
だけど、撮ったわたしは、何時何処でどんな思いで撮ったか解る。写真は、目の前の風景の一瞬を切り取るものだけど、撮る人の心と記憶も一緒に切り取るらしい。
撮った本人じゃない他の誰かが、風景と一緒に切り取られた心の動きまで感じ取ってくれたなら、それは奇跡で、撮った人からすると、とっても嬉しいことだなぁと思う。
空の青は、この地球で最も美しい青だと、わたしは思う。
空ってなんだろう。雲って不思議。
空について雲について、科学的に説明は出来ても、不思議さは変わらない。
この地球で、初めて空を見た時、初めて雲を見た時、きっとめちゃくちゃ感動したはずだ。あれはなんだろう?って思ったはずだ。
目に映る世界の不思議に感動できる心(sense of wonder)を生涯持ち続けたい。その感覚は、わたしに幸福感をくれるから。
夕暮れ時、空が赤く染まる前に先ず、雲だけが赤く染まる。雲の在る場所と空の在る場所が離れているからだろうか。空は青いのに雲だけ真っピンク。
日没後は、一瞬赤く燃えた空が青から群青に変わって、どんどんグレーを帯びていく。同時に地上の光の当たらない場所は、色を消していく。
空のグラデーション、なんて美しいんだろう。
沈む太陽は、地上の色と温度を地平線のずっとずっと向こうへ引っ張っていく。日没から夜は、一日の幕引きの時間。
空に雲があると、そこまでの距離が感じられて、果てしない空の広さと奥行きが、ほんの少し計測出来る。(雲よりずっとずっと上にあると分かる)
天井と壁のある舞台で踊ると、自分のパフォーマンスのエネルギーが反射して返ってくるのだけれど、遮るものが何もない外で踊ると、自分の発したエネルギーが、無尽蔵に空に吸い込まれていって、返りがないから手応えが無くて、体がバラバラの素粒子になって消えてしまいそうに感じる。
大地は、踏みしめれば感じられる。
でも、空は手を伸ばしても感じられない。だから空(カラ)なのかもしれない。
触れられないから、無いんじゃない。
見えるから、在るんじゃない。
感じて認識したとき、それは存在する。地球の法則。
綺麗だなぁと感動する空は、触れられなくてもそこに在る。
見えなくても、次の瞬間(未来)はそこに在る。
2024年、sense of wonderで捉えたものを色んな形で記録したい。