新月前夜の独り言
「終わらせる決意」
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新月前夜の独り言①
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黄金色の稲穂を眺める時が終わり
刈り取られた藁っぱの景色も終わり
気がつけば、くるくるの藁束がころころ
でも、それも、目の前で、回収された
そういえば、あんなに、たくさん
飛んでいた、トンボが、一匹もいない
一日毎という間隔よりも
もっと、短い、瞬間に近い感覚で
どんどん、目の前のことが
身の回りのことが
過去へと送られていく
たくさんのことが、終わっていく
明日は、新月だから
今日という日も、終わりの日だ
終わるということは
始まるということ
終わらせる決意を、今日、した
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「二つの命、護られる一人」
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新月前夜の独り言②
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太陽の光を浴びるために外に出た
ここ数日の陽射しは
痛いくらい熱い
でも、大気、風は冷たくて
この空間には
まったく独立した、個々の
スピリット、エネルギー、生命体が
好きなように
本能のままに
踊り、待っている
互いに影響を与えることはあっても
互いを否定、抑圧することはない
壊しているように見えて
それは、創っている
姿を変えてしまったとしても
それは、循環のプロセス
この世界の、すべては、止まっていない
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一つの生命に、一つの命
人以外の生命は、みんな、そう
人、以外は
人は、二つの命を持っている
一つは、体の命
もう一つは、心の命
体の死と、心の死が、ある
体が傷ついたり、病気になると
目に見えるから、気づけるけれど
心が弱り、元気を無くしていくことは
目に見えないから、気づきにくい
心が、死んだような状態になると
体も、免疫や治癒の働きが弱っていく
体が、疲弊して、弱っていくと
心も、活力を無くして、感じなくなる
一つの生命の中で、二つの命が
影響し合って、魂の器を護っている
一人で生きている、としても
何十兆の細胞が、二つの命が
一人を支えている
独りぼっちになることは
出来ない
いつでも、自分という一人の中の
みんなと一緒に生きている
そのことに、意識を、目を、向ければ
一人で頑張らなくては、という考えには
行き着かない
生まれながらに
自分には、何十兆の仲間、守護体がいて
当人が、どれだけ自暴自棄になろうとも
見捨てず、見放さず、傍に居続ける
目に見えるものだけが
自分を支えているんじゃない
目に見えない、無数のエネルギー
空も、雲も、雨も、風も
地も、木も、野花も
海も、川も
太陽も、月も
あなたも、わたしも
みんなみんな、自分、一人の、ミカタ
不足は、無いはずだ
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「自分の為、見たい風景」
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新月前夜の独り言③
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ついさっきの文章は
書きながら
意識が別次元に飛んだ感じがする
トランス状態のような
普通の日記のように書こうと思ったのに
途中からインスピレーションに
明け渡していた
インスタに載せるのは
空とか、木とか、花とか
さぞかし、のどかな、自然豊かな場所に
暮らしてるのだろうね
と、思いきや (誰が?)
京都市内、高速道路と国道の側
超大型車が、ものすごい勢いと轟音で
何台も、何台も、走り去っていく
そんなに、速度を上げて、唸って
いったい、どこに行くの?
なんの為に?
それは、自分の為?
頼まれた誰かの為?
みんな、自分の願いの為に
動いているのだろうか
生きているのだろうか
非難してるんじゃない
裁いてるんじゃない
不思議で、驚くから、尋ねたい
苦しそうだから
もっと楽になれたらと願う
わたしが、空や、木や、花を
カメラの枠で切り取るのは
わたしが、見たいものだから
見たいものだけを、枠の中に入れる
今は、切り取る必要がある場所で
暮らしているけれど
どこも切り取る必要のない
見渡す限り、果てしなく見たい風景の
真ん中で、生きたいと、思う
その時が、すぐであって欲しいと願う
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「終わりも始まりもなく」
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新月前夜の独り言④
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一昨日見た時は
やっと咲き揃いました!!という
初々しい様子だったけれど
今日は、だいぶ、落ち着いてますね
キンモクセイ
カタカナで書いてみると
金星と木星が、合体した雰囲気だね
金木星、みたいな
愛と美の星、金星
繁栄と拡大の星、木星
愛がとめどない
美しさがとどまることをしらない
って、最高だ、最幸だ
結婚して
いつまでも幸せに暮らしましたとさ
金木星物語
なんてね
写真の中の、金木犀
果実みたいに、瑞々しい
一昨日も思ったことだけど
ピッチピチの満ちてる感じが
本当に、花じゃないみたい、果実みたい
わたしが、そう思うだけ?
植物のゴールって、花かな、実かな
そう考えると
どちらも、通過点で
そもそも、ゴールは無い、と感じる
種が、始まりかと言われたら
その種に成る前も、あるから
そこも始まりとは、言い難い
ぐるぐる、ぐるぐると
姿、形を、変えながら
生まれて、生きて、生んで、死ぬ
それを繰り返す
シンプルな、その道のり、旅を
感情や、思考で
複雑に、多様に、あざやかに豊かに
味わっているんだね
種に、期待をして、ときめくことも
芽が出て、わくわくすることも
花に、うっとりすることも
実を、美味しいと喜ぶことも
心が、とらえて、味わい
思考が、意味を、持たせているんだね
心と体の妙技
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「何かある時の風に乗って、神社」
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新月前夜の独り言⑤
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突然、神社参拝
新月に、と思ったけれど
明日は、土曜日だし、七五三シーズン
人が多いのはイヤだから
前日だけど、今日、行こうかな
と、考えた
ならば、明日の早朝、とも思ったけれど
そういえば、御守りを新調したい
ならば、社務所が開いてる時間でないと
だから、今日だな、と
家を飛び出した
もう一つ、理由は、ある
朝の散歩から、帰宅して
家のベランダに洗濯物を干したら
風で、すごく、気持ち良さそうに揺れて
羨ましくなり
外、外、外出て、風に当たりたい
という思いが募った
日没の直前、家を出たら
予想通りに、気持ちのいい風
気持ちいいけれど、なんだか
ざわざわ、そわそわ
宴の前の、賑わいを感じる
たまにある、"何かある時の風"だ
神社も、お寺も
本当に、いい場所だなぁ、と思う
その中で、暮らしたいくらい
ならば、自宅を、神社やお寺のように
離れ難く居心地のいい場所に
創りこめば、いいわけだ
神社を出る時に
強い風が吹いて
木の葉っぱが、はらはらと散った
役目を終えたものを、こんなふうに
軽やかに、潔く、手放せたら、いいな
新しい御守りを手に
そう思って、落ち葉を、しばらく眺めた
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「終わらせる自分、はじめる自分」
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新月前夜の独り言⑥
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毎年、誕生日の頃に
御守りを新調している
わたしの誕生日は10月21日
少し早いけれど
新月のタイミングに乗った
この方除の八角御守は、三代目
初代は、藍色
二代目は、朱色
三代目は、黄色
藍色の時は、迷わなかった
一番好きな色だと思ったし
宇宙みたいで、素敵だと思った
二代目の時は
自分を奮起させる為に、朱色を選んだ
持ち始めた頃は、馴染まない感じが
したけれど、徐々に、慣れて
ぬくもりのある色だと思った
三代目の、今回は
"あ、黄色にしよう"という直感
黄色は、今までの人生を振り返って
一番選ばない色のグループに入るはず
持ち物の時は、そうだけど
今年に入ってから
絵を描く時、一番よく手に取るのは
黄色だ
山吹色、檸檬色が、好き
35歳の御守りを、黄色にしたのは
光に意識を向けたいという意志もある
陰に浸り過ぎた体に
太陽のような陽気を取り込みたい
という願いもある
城南宮の紋章は、"太陽と月と星"
−−− この世界を照らす光のすべて
旅人のための、方除の神社でもあり
行く先々を、どこでも、吉方にする
向かうところ敵無し、な護り
太陽、月、星の下、すべてを護る
どこに居ても
どこに向かっても
大丈夫
御守りの中の"東西南北"の文字が
中央に向かっていて
それは
世界の中心は
自分のいる場所、自分自身
そう示しているようにも見える
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神社に向かって歩いている間
自分は、なんで
自分には力が無い
自分は無能だ
自分には何も出来ない
と、日々、しつこく
暗示を掛けているんだろう、と思った
無理やり抑え込んで
わざと力を無くして
死にたがらせる
本当に死んじゃったらどうすんだよ!!
っていう、ツッコミ
自分はトクベツだ、とか
自分には、秘めた凄い才能がある、とか
そういう自己陶酔が、したいのでもない
ただ、シンプルに、自分のまま、生きたら
どうなるのか、見たいよ、と、思う
"限定解除"だな、と呟いた
終わらせたいのは、そういう
しんどい自分
はじめたいのは、そういう
シンプルな自分
明日は、天秤座新月
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「海だけが、ある世界」
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バスが来るのを待ちながら
ぼんやり空を眺めた
空の青は、海の青を反射したもの
という話を、随分昔に、聞いたことを
思い出す
それならば、と、思う
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なんで、地上にある、海以外のものは
空に反射しないの?
同じリクツなら
建物とか、山とか、生き物の動きとかも
空に、鏡みたいに
映るんじゃなかろうか
この、目の前の、地上にあるものは
すべて、鏡に映らないもの
ということ?
それは、つまり・・・
この世界にあるものは
海以外、ぜんぶ、幻、ということになる
地球上には、本当は、海しかない
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という、大胆な、仮説😉
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読んで頂き有り難うございます😊 わたしが見たもの・感じたこと・考えたことについて、思いつくままに書いています。めっちゃWonderな地球暮らし、わたしもあなたもFantasista!ここにある言葉たちが、人生を楽しむヒントになれば嬉しいです☆