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花ひらくとき

花 無心にして 蝶を招き、蝶 無心にして 花を訪ぬ。

花 開くとき 蝶来たり。蝶来るとき 花開く。


その昔の良寛さんの詩の一部です。私はこの年になって初めて知り感動しました。

あまりにもシンプルで、ちゃんと見ないと簡単にスルーしてしまう言葉ですが、この当たり前のことが大切な部分です。

花が開くときは、音もなければお知らせも来ません。でも蝶、蜂、アリンコなどやってきます。どうやってお互いに知っているのかわかりませんが、自然の法則で生かされているわけです。

私たちも自然界の一部です。そして自然の法則の中で生かされています。では私たち人間はどうすれば良いのでしょうか? 自分の人生を生きることが自分の花を咲かせることになります。言い換えれば、自分の花を咲かすことに集中することが、自分を生きることと言えます。

自分の花とはなんでしょう? 自分の好きなこと、得意なことです。

だから成功した人たちはみんないいます。好きなことをしなさい、と。

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