おばあさんになる私へ
健康であることがありがたく思えれる年頃。私の倍ほどお年を召されているおばあさまにお会いしました。教養もあって、気配りも素晴らしく、素敵な女性であるとともに、気も強く、勝気な面も見え隠れする方。
初対面の時から話も会い、時々その先生のお稽古に通うようになったのですが、色々な面で、ちょっとした勘違いも多く、お年を召されているからというところで、私の方もそのことを考慮して接していたのですが、昨日、彼女の放った一言で、いやーな感じに一瞬なりました。
お稽古の時間帯が決まっているようで決まってないようで、皆さんに柔軟に対応していると豪語されていたのですが、実際遅れたり、早まったりするのが、気に入らなかったのか、虫のいどころが悪かったのか、急に怒りだしたのです。一人の方に向かって、時間は2時間と決められているのよ、「
私はあなたに帰って欲しいのよ」って。そこに居合わせた3人はびっくり。先生もそれまではのんびりした感じで、お茶を入れて、みんなで飲みなさいなどと、言っておられたのに、次のお稽古の人がきたのが、時間通りぴったり。予想外だったのか、それで、3人が同じ部屋に居合わせてしまったのが発端。それまではゆっくりと他の話をしたりされていたりして、そのかたも、「先生、時間がおしていますが大丈夫ですか」との確認もしていたのに、突然。
これはお年を召しているからなんでしょうか???それとも性格。
その方が慌てて片付けをしだしたので、私ももう一人の人も、「私は大丈夫ですよ」と、顔を見合わせ、頭をさげた。
先生も悪いとおもったのか。「いいのですよ、ゆっくりなさって、」
と取り繕うとする。
いや〜。人の印象って、一瞬で変わってしまうんですね。もう頭の中でリカバリー機能が働かず。怖いババア。に変身してしまいました。
私もこれから歳をとる、そしてこの勝気な性格。気をつけなきゃな。やっぱり、おばあさん怖いと怖い。優しいおばあさんになろう。心の中で怒っても抑えられるおばあさんになろう。そう誓った日でした。
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