テーマパークの習い事|ビジネスにマジックを!XIII Part3 「お母さんにとって幸せな場づくり を提供し、地元から圧倒的に愛され続けるパン屋さん✨✨」
皆さん、おはようございます。
今日は、私は定期健康診断に行ってきます。身体のメンテナンスも仕事の内です。健康であることが良い仕事に繋がりますね。
行ってきます!
さて、今回も現場でマジックを起こし続けている企業様をご紹介します。
「お母さんにとって幸せな場づくり を提供し、地元から圧倒的に愛され続けるパン屋さん✨✨」です!
とある街で地域の皆様に愛され続けるパン屋さんのお話です。
このパン屋さんは、本当にありがたいことに、長く小職の研修、人財育成を導入して頂いていた企業様で、導入まで2年も待って頂いた経緯があります。
経営者の方はとても志が高く、情熱的に現場に関わり、「是非とも人財育成を導入したい!」と当時お声がけを頂きました。
始めて、現場に行かせて頂いた際、ある発見がありました。
とてもおいしいパンを提供しているパン屋さんなのですが、このパン屋さんは他のパン屋さんにはない大切なことを意識されていました。
それは、「在り方」です。
その在り方は「パンを通じて、お母さんの幸せな場を提供したい!」というものです。
「母親が笑顔になれば、世界は平和になる!」
「パン作りは、笑顔づくり!」 を信念に、毎日、営業されています。
いつも現場の社員さん、パートアルバイトさんは、ビックスマイル(最高な笑顔)を心がけ、「笑顔はお互いの素晴らしい関係を作り出す!」ということを「やり方の基準」として高いクオリティ(ゴールドスタンダード)を設け、こだわりをもって行動されています。
例えば、相手と笑顔をもって接するということは、常に相手を見ていなければ、成立しません。
そして、笑顔で相手をよく観察していると、あることに気づきました。
お会計の際、トレイに乗っているパンを通じてお客様とコミュニケーションを図り、そこで生まれる心地良い気分ごと、家に持って帰って頂こう!
その為に目指したのは、「笑顔で会話が生まれるパン屋さん」なのです!
そのために、まずは、お母さんに安心してパンを買って頂けるよう、また、お子さんが安心しておいしくたべられるよう、パンの品質や味には、もちろんこだわっています。
それを物語っているなと思ったのは、サンドイッチを製造しているパートさんが仕事をあがるときに、自社のサンドイッチを我が子に買って帰る姿を見た時でした。自分でつくった自信作だからこそ、お客様には自信をもって売り、そして自分自身も、当たり前のように我が子に買って帰るのです。
自らも子を持つ母親として、自分自身も食べたいし、我が子にも食べさせたい、そう思えるサンドイッチを作るんだという、こだわりをもって製造していることが、「自社のサンドイッチを買って帰る」という日常風景に現れていました。
実際、このパン屋さんのサンドイッチは、野菜をたっぷり使った、とても栄養価の高いサンドイッチです。「子供たちに、美味しく野菜をとってほしい!」そんな母の愛情が詰まった、優しいサンドイッチなのです。
それ以外にも、牛柄の紙に乗ったミルクフランスパンや、こだわりの自家製カレーが入ったカレーパンなども、人気商品です。
カレーパンに使うカレーは毎月、店舗ごとに、パートさん(お母さん)も参加して行われる商品開発会議でレシピが話し合われ、創業からつねに進化し続けています。しかも、6時間以上煮込むという手間、暇を掛けて作られています。
また、「できたて」にこだわっているというのも、このパン屋さんの特徴です。例えば、ミルクフランスパンのクリームは作り置きせず、1日に3~4回、ミルクフランスパン用のパンの焼き上がりに合わせて作っているのです。
常にお客様に「できたてのパン」を食べて頂きたいという想いがこもった、素晴らしい取り組みです。
さらに店内でも、「パンを通じた幸せな場づくり」を提供できればという想いから、お店の一部にイートインスペースも設けています。
トレイに乗っているパンたち。。。
私はこれを「トレイの上のストーリー✨✨」と名付けました。
何も考えずに眺めれば、ただのトレイに乗ったパンです。
それだと、機械的に袋に詰めて、お会計をしておしまいでしょう!
でも、「そこにはお客様のストーリーがあるんだ」と思って眺めると、まったく違って見えてきます。
例えば、朝の通勤時間帯に、若い女性が、野菜と卵のミックスサンドとパック牛乳をトレイに乗せてレジにやってきたら、
「今日の朝ご飯なのかな? それともランチで食べるために買って頂けるのかな?」と想像力を膨らませることができるのです。
朝の忙しい時間帯とはいえ、「これは野菜たっぷりで、卵も入っているから栄養満点ですよ!いってらっしゃい!!」とこの想像力によって、声を掛けるチャンスが生まれるのです。
たった、一言ですが、働く人を気持ちよく、職場へと送り出すことができるのです。それは、まさに我が子を母親が送り出すような愛情に似ています✨✨
このようにひと手間かけるお声がけ、行動が結果として「お客様の心にパンの美味しさと愛情を運ぶ」ことにつながる、まさに「マジック!」が起きた瞬間でもあります。
こうした「在り方」と「やり方の基準」を定めてから、このパン屋さんの業績は好調です。現在の1日の売上は、同規模の一般的な街のパン屋さんの数倍にも上ります。これも、珍しいことではなく、お客様から信頼を頂けるよう、しっかりと考えられた軸があるからこそなのです。
つまり、偶然にそうなっているのではなく、必然だということです。
街中のコミュニケーションが希薄になっている中、美味しいパンをきっかけとして愛情あふれる会話、そこで生まれる幸せな場づくりのすべてが、かけがえのない付加価値でした。
まさに「マジック✨✨」です!
それが、「パンを買うなら、あのパン屋さんで買いたい!!」と、地元のお母さんを中心に、多くのお客様に愛される理由となったのです。
みなさんの現場も是非とも自社に置き換えるならばどう活かせるのか、学べるのかを考えてみてくださいね。
この記事を気にいって頂いた皆様、今井千尋を気に入って頂いた皆様、
是非とも「いいね!」♡マークを押して頂き応援して頂けましたら嬉しいです!まだ、この記事に来られていない、皆さんの周りでこの内容を必要とされている皆さんへ是非ともご紹介、シェアして頂けましたら嬉しいです!
さらに、私たちワンダーイマジニアは、オンラインコミュニティも立ち上げて、この内容の勉強会、共に研究し学び合う仲間を只今募集しています。
是非とも、皆さん、仲間になってワクワクを共に、マジックを皆さんの現場に創り出しませんか?
「テーマパークの習い事」コミュニティへのご参加は以下からお願いします。
Twitter連動テーマパーククイズ❗️セカンドシーズン
Q: 4つという単位がとても便利!なぜでしょうか?
A: 人が一度に覚えられる数が3、4の塊と言われています。例えば、携帯電話は11桁の数字の羅列、郵便番号は7桁の数字の羅列ですが、その間にハイフンという記号が入っています。この記号によって、3,もしくは4の塊で数字を認識できるので、それぞれの数字列を覚えられるのです。