テーマパークの習い事　｜テーマパークの魅力　働く私たちは”ここ”が好き！part3

前回は、毎日が初演というこだわりと日々の清掃のこだわりについて、発信して参りました！

今回は、パークにある自動販売機についてのこだわりについて話をしていきます。
皆さんは、テーマパークのパーク内にある自動販売機で飲み物を買われた経験がある方、多いのではないでしょうか？
市場価格よりも少し高めの設定金額な為、高いなーって思われた方も多いのではないですか？

しかし、その裏側にはそのこだわりが詰まっています。その金額に見合った見えないコダワリ^_^があるのです。
もちろん、全てのパークが同じ考え方をしているわけではありません。しかし、私が体験させて頂いたパークでは、本当にこだわって提供されているんだと言うことを是非知ってください。
例えば、1番わかりやすい形は、自動販売機自体が、デコレーションされている場合です。
パークには、各エリアごとにテーマがあります。そのテーマに合わせて、外装をテーマを意識した装飾にしていることです。
これは、街中の自動販売機では、見られない光景ですよね。
さらには、ただ、ボタンを押して買うのではなく、お金を投入するところから、遊び心いっぱいの自動販売機も皆さん見たことありませんか？
本人は、ジュースを飲みたいを超えて、既にジュースを買うこと自体がアトラクションなんです。
例えば、ジュースを押すボタンが2m上にある！笑とか。
なかなか買えないんです。時に仲間と協力をして協同作業でジュースをゲットする！笑笑
単純に自動販売機でジュースを買うといういつも私たちが当たり前にする動作でさえ、笑顔が溢れて、ワクワクする仕掛けを一手間かけようという私達の想いが伝わると嬉しいです。

テーマパークにあるから、それも当たり前って場の雰囲気に呑まれて何も感じない瞬間ってあるかもしれません。
しかし、テーマパークという現場は、いらっしゃる全ての人に幸福や、ワクワクを掻き立てるような仕掛けを色々な人が考え、そのこだわりを皆さんに体験して頂いているのです。

最後にこんなこだわりも。
自動販売機ですから、いずれは買い続けていればもちろん、どこかで補充するタイミングが必要になります。
あるパークの現場では、その補充する姿をお客様にみせるのは、そこの世界のテーマが崩れてしまうというこだわりから、お客様から見えない裏から補充していたり、また、別の現場では、補充するその商品にこだわり、夏場補充する商品は、予め大型冷蔵庫に保管し、キンキンに冷えた状態のものを補充したり(一般的な街の自動販売機では、補充は、トラックから常温のものを入れているのを見た事のある人って多いのではないでしょうか？)
なぜ、ここまでするのか？
もちろん、最高な体験をお客様にはしてもらいたいからです。
皆さん、想像してみてください。
真夏のパークを歩いていて喉がカラカラの状態。ジュースワゴンも長いお客様の列ができていたら、自動販売機でジュース買おう！ってなりますよね。
このお客様の立場に立ったとしたら、必ずこう思いませんか？
『キンキンに冷えたジュースをカブ飲みしたい！！！』

自動販売機ももちろん冷却機能はついていますが、すぐに補充したジュースはそんな一気にはキンキンには冷えません。
もし、その状態のジュースをお客様が購入したらどう思いますか？

もう、わかりますよね。

お客様のストーリーをイメージし、先回りして対応する

この見えないこだわりが今日もお客様の幸せに繋がっています。
こんなこだわりって素敵だと思いませんか？

私の“ここ“が好き！

皆さん、どう思いますか？

ちなみに、ジュースワゴンで売っているスタッフも、同じようなお客様のストーリーを考えて販売しているのをよく見かけます。
どのように具体的に行動しているのか？
それは、明日の記事で書きますね。

人財育成情報配信‼ワンダーイマジニア公式LINEの登録はこちら

Twitter連携テーマパーククイズ❗
Q:情報は野菜と一緒？
A:野菜に鮮度があるように、情報も鮮度が一番！お客様からの情報、スタッフからの情報、上司から、取引先から、どんな情報があって、その一つ一つの鮮度⁉と！考えてみて仕事をしてみてください。テーマパークらしい発見が今日の仕事でみつかるかも？