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#62【雑談回】歴史はリアルタイムで進行している!揺れる政治と世界の分断

こんにちは。Dialogue cafe MCの田中優子です。

SpotifyやApple podcastなどで配信しているPodcast番組 Dialogue cafe、2024年11月13日の配信エピソードは、引き続きの雑談回です。

#62 歴史はリアルタイムで進行している!揺れる政治と世界の分断【雑談回】

▼内容:
応援団長になりたい息子/現代の英雄の武器は演説だ/情報量多すぎ!難解複雑な近現代史/子どもと観るニュース番組/憧れのお便り回/こないだの衆議院選挙の話/女性総理大臣は出てほしいけど/崩れる国際秩序、歴史はon going/誰もやりたくなかった世界大戦/民主主義と分断/絶対に起きないとは言い切れない非常事態が起きたら/政治トークができるゲスト求む/お便りもっと求む

記念すべき第1回のエピソードを収録した、なつかしのカフェからお届け。
録音環境はほとんど同じはずですが、今回の収録は初回に比べ、音質が格段に良くなっている気がします。
ちょっとした工夫で音質もこんなに向上するっていうことですね。
何事も続けていくと熟達していくものだなと思います。


さて、今回のDialogue cafeもノープランでスタート。
当初は田中の子どもの話をしていましたが、徐々に近現代史と政治の話に展開。
10月15日にあった衆議院議員選挙の結果について思ったこと、収録時はまだ結果が出ていなかったアメリカ大統領選挙の話をしました。

MCのふたりは、特に政治に詳しいわけではなく、どちらかというとリベラル寄りではありますが、強い政治的主張があるわけでもない、ごくごく普通の市民です。
だから、偉そうな話は何もできないなあという気持ちはあるんですが、それでも思うんですね。

「虎に翼」の第25週にあった、こんな台詞。

音羽綾子「以前お伝えした少年法改正についてですが、自分がすべて正しいと思っていません。佐田さんの守りたいものの尊さもわかっています。ですので、少々出過ぎた発言でした。申し訳ありません」
佐田寅子「はて。全て正しくなきゃ、声をあげてはいけないの?声を受けてどうするかは私の問題よ。委縮したりせずに、思っていることを言ってくれて、ありがとう」

「虎に翼」第25週 女の知恵は後へまわる?(124)

政治について話すのは、恐る恐るです。
様々な立場が存在する社会において、ある人が放った言葉が別の人には攻撃のように受けとめられるリスクがあります。
何気ない発言が自分の視野の狭さ、視座の低さを露呈するものになるのではないかという恐れもあるし、政策に対するスタンスを示すことで誤解を受けたり、意見の違いから敵を作ってしまうかもしれない。
とりわけ、SNSが普及した今、直接顔を知っているわけではない赤の他人同士であったとしても、インターネット上で出合い頭に傷つけたり傷つけられたりしてしまう、そんな怖い時代です。

だから、口をつぐむ方が賢明だな。
自分は正しくないかもしれないから、何も言うべきではないな、と。

でも、全て正しい存在なんて、この世にあるんでしょうか。
そういうのを「同調圧力」と言うんじゃないんでしょうか。

実は、MCのふたりは、以前からDialogue cafeで「お便り回をやりたい!」という思いをもっており、まずは身近な友人リスナーに「お便りちょうだい!」と言ってみたのですが、それで寄せられたお便りのうちのいくつかが、政治に関することでびっくり。
選挙が近い時期だというのもあったのでしょうが、普段滅多にしないけど、友人たちの中にも、実は政治のことを話したいと思っている人がいるんだなあと思ったわけです。

なので、普通の市民にすぎない私たちだけど、分からないなりに政治のことを話し、学ぶ機会を作っていきたいなと思っています。

ちなみに、衆議院議員選挙と同日に行われた最高裁判所裁判官国民審査では、不信任率が10%を超え、30年ぶりの高水準となったそうです。
これは直近の最高裁の判例に対する関心が高まったことを意味していると思いますが、この裏にやはり「虎に翼」の影響があるのではないか、というのは、多くのとらつばファンが想像したところでしょう。
(「政治について話してほしい」というお便りをくれた友人たちも、もれなくとらつばファンです)

とういわけで、番組への質問・感想・メッセージを募集しています!
取りあげてほしいテーマも教えてください!

こちらのフォームからお気軽にどうぞ~。

過去にも、政治について話したエピソードがいくつかあるのでご紹介。

政治学者(早稲田大学教授)と話す政治とジェンダー。

品川区長と話す地域行政。


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田中優子
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