明日の種をまく 060_20231108
謝る勇気
おっ?うぉんのすけはとうとうお母さんに謝ったのか!
と昨日と一昨日の記事を読んでそう思った方!
ぶっぶー
残念でした~
今日は全く別のお話です。
ゴミの分別。
私は割とちゃんとする方だ(と思いたい)
いきつけのスーパーマーケットにはゴミの回収ボックスがあるので、スーパーから出たゴミ(プラスチック類)は、スーパーに戻している。
雑誌や新聞紙についても回収ボックスに入れてポイント還元している。
ところがこんな私が痛恨のミスをしてしまった。
最近、実家の電話機を新調した。
家の電話などほとんど使うこともないのだが、義母が困っていたため、安い電話機を購入した。
当然、古くなった電話機は捨てることになる。
不燃物についてはほとんどゴミを捨てる機会がないので、行政からのお便りを確認した。
すると、使わなくなった小さめの電気製品は公民館やホームセンターなどに回収ボックスがあるので、そちらへ、と書いてあった。
不燃物としてゴミに出しても間違いではないが、せっかく回収ボックスが設置されており、ご協力くださいとあらば、そっちに出すかと思い、準備をしていた。
さて持っていこうかと思ったら、ないっ。
あれ?ここに置いていた電話機ほかもろもろのものは?
もろもろの中にはリチウム電池が入っていた。
まだ分別ができていなかった。
よくよく記憶をたどる。
不確かだが、うっすら覚えがある。
あれは結婚披露宴から帰ってきて、アパートで着替えをして、実家のばあちゃんの最後の晩餐の支度をするために、次の日の朝のゴミ(通常の燃えるゴミ)を準備しておこうとしたときだった。
あっ、ここにも捨てるゴミがあったと思い、何気に「分別していない電話機が入った袋」を燃えるゴミ袋の中に入れた気がする。
えーーーーっ
まさかの不燃ごみを燃えるゴミと一緒に出してしまったのか?!
ヤバいっ!これはヤバいっ!
しかもリチウム電池も入っていたぞ。
なんたる不覚。
私の頭の中に「過失」「過失」「過失」・・・の2文字がグルグルとまわり、言い訳大臣が全力で「これはわざとではありません」と言い訳をしている。
こういう時に人柄が出るぞ、うぉんのすけ。
あんた、何を思ったのですか?
まず、世の中にはゴミをゴミ箱に入れない人がいる。
運転中の車からタバコを捨てたり、空き缶を捨てたり。
道路脇や高速道路の中央分離帯にゴミを捨てる人もいる。
激しく憤る。
そういう人たちは論外だ。
私はそういう人たちの仲間ではない。
次に、ゴミを定期的に出す人がいる。
ゴミを出すのはいいが分別が守られていない人。
指定日にゴミを出さない人。
ルールを守ってんだが、守ってないんだが。
守るんだったらちゃんと守れと言いたくなる。
私はルールを守って出している人間だ。
それからできるだけゴミを捨てないように工夫している人たちもいる。
リサイクルしたり、コンポストでゴミの量を減らしたり。
私の意識はここにあるが、なかなか実践できずにいる。
最後に、ゴミを集めて掃除する人がいる。
自らのボランティア活動として、海岸や町中、いろんなところで人が捨てたゴミを拾って回収して、環境美化に努めていらっしゃる方がいる。
ただただ尊敬。
私はこのレベルにはない。
えーーーっと何の話だったっけ?
そうそう「過失」による間違ったゴミ出しをしてしまったという話だった。
私は自分が許せず、もやもやし、これを自分の心の中にだけとどめておくことが我慢できなかった。
そこで、ゴミ出しカレンダーにあった行政の問合せ先に電話をかけ、事情を説明し、謝った。
あなたのお電話番号とお名前をちょうだいできますか?
恥ずかしかった。
言いたくなかった。
言ったところでお咎めはないかもしれないが、ゴミ収集車の中で発火する可能性だってある。危険行為極まりない。本当に悪いことをしたので、嫌な気持ちになった。
以後気をつけます。反省してます。
と言って電話を切った。
こういうことに謝る勇気はちゃんとある。
母に謝る勇気は・・・まだない。
タイトル画像は、仲良くさせていただいているnoterさん温水温(ぬくみず ゆたか)さんの作品です。
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