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#73 出口戦略を紐解く'24[女子編](小学校受験)
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お待たせしました。男子編に続き、こちらも4期目となる出口戦略の女子編です。
男子編は累計アクセス数1位とご紹介しましたが、女子編についても、狼侍のnoteにて累計アクセス数で3位の人気記事となってます。
今回、範囲拡大も含た大型アップデートとなったため、男子編同様に、新ナンバーでの配信とさせていただきました。ご理解賜れれば幸いです。
※最新の男子編こちらから。
※昨年までの女子編
長くて恐縮ですが、本noteは約36,000字の文字数(新書の半分くらい)です。
お教室や習い事の待機中、お子様も寝静まった夜などのまとまったお時間に、じっくりとお付き合い頂ければ幸いです。「全体検証」と「まとめ」からお読みいただくのも良いかもしれません。
■はじめに
男子編と同様、本シリーズのテーマは「学力志向における小学校受験の検証」です。とはいえ、一貫校での育ちを重視するご家庭においても、豊富なデータは学校選択に十分にお役に立てるかと思います。
一方で、本noteの本旨は、入口の垣根が低くて出口の良い、「お得な学校探し」ではありません。
中学受験偏差値(以下:中受偏差値)の高い学校だけを見て、「やっぱり○○小学校しか勝たん!」と判断するためでもありません。
「私立一貫校それぞれに将来の可能性は大いにある(結局は本人次第)」を確かめていただきたかったのが本旨です。
それらを踏まえ、これまでに導かれた結論は、「女子の小学校受験は選択肢が豊富であり、親が戦略を誤らないことが肝要である」でした。
その後、小学校受験だけでなく、中学・高校受験まで視野を広げることで、もっと大きな視点で女子の小学校受験を捉えた検証が、一昨年の大幅リライト版となります。
4期目の本noteにおきましても、結論はほぼ変わりません。
女子の小学校受験は、「単なる小学校選びや中学受験回避の機会ではなく、12年間の長距離走スタート位置の選択」と言えます。その長期的視点に耐えうるだけの選択肢が女子には用意されております。
それでは早速、その大きな流れから確認して参りましょう。
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