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劇的!刺激的!交響曲第52番

交響曲 第52番 ハ短調 Hob.I:52 1771年頃

どういうわけか50番台はあまり聴いていなかった。52番って相当マイナーな交響曲じゃないだろうか。この良さが分かる人いますか!

39番、45番《告別》とも違う衝動が響く。一段と劇的に響き渡る。衝撃的なシーンを目撃してしまい選択を迫られているような緊張感あふれる情景の第1楽章。その選択の結果は穏やかな方へと進んだ。第2楽章。不安な感じはなく、ひとまず落ち着いた。いや落ち着かせようとしている?ためらいと振り返りの第3楽章。あの時の選択は正しかったのか、やや焦燥に駆られていて落ち着きがなくなりつつある。これからどうなる?不安定が大きくなる。再び、動き出す時が来た!第4楽章。岐路に立ち向かうような堂々とした構えが伝わってくる。もうためらいなどない。決心は変わらない。劇的な瞬間に向かって。




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