《疾風のチェロ協奏曲 イ短調》 C.P.E.バッハ
C.P.E.バッハ チェロ協奏曲 イ短調 Wq170/H432
来た来た、待ちに待ったC.P.E.バッハの記事☺️
この曲でこの偉大な作曲家を知りました
まるでハイドンの疾風怒濤!荒波の中にチェリストが孤独に弾いているがごとく、他を引き寄せない空間があるようだ
時に哀愁、時に孤独
何度も繰り返される荒波
波飛沫を浴びながら聴き入る
カデンツァの芸術に入り浸る
波飛沫を忘れて芸術を味わう
荒波の合間
満ち引きの中を歩く
嵐が止む中、海を見渡す
波は先程より落ち着く
曇天の中、小雨混じり
ちょっとひと息の時間
再び嵐の時
大きな雨粒が刺さる
冷たい気に包まれる
それすらも芸術にかえてしまう演奏
疾風怒濤の中
厳しい自然すら
美しさに変える