GG

元エンジニア、現在はFIRE生活中の40代。なぜかCFAホルダー。株式投資と格闘技、食い倒れの毎日。

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最近の記事

米大統領選のアノマリー

米大統領選のアノマリーについて。 まずは米大統領選の結果等で分けたS&P500の年間の値動きは以下。 これを見ると与党が勝った年(緑線)は年初から調子が良く、負けた年(赤線)はそうでなかったように見える。やはり景気が良い時は与党に有利ということか。 あとは8/29の楽天証券のセミナーで広瀬隆雄氏が仰っていた内容も確認できる。 ・与党勝利 → 7月に下押し&秋相場に深押し無し。 ・与党敗北 → 2,3月と秋に下落。 4月に入るあたりから下がっているのも含めて、確かに今

    • バックテスト:Net Cash Ratioは実際のところどれだけ有効か?

      少し前に話題になった「わが投資術」で言及されていた Net Cash Ratio について、実際のところどれだけ投資に有効なのか、Pythonでプログラムを組んで過去10年分のデータでバックテストしてみたのでその結果について書いてみる。 1. テスト方法について過去10年分の財務データと株価データを利用して、各企業の決算報告日時点での Net Cash Ratio とその1、2、3、6ヶ月後の日経平均に対する相対リターンを計算。様々な条件で比較分析してNet Cash Ra

      • 12月のシーズナリティ(節税売りとクリスマス・ラリー)

        今年これまで良好に機能していたように見えたシーズナリティについて、12月についても実際のデータで確認してみたい。 まずはよく見る月別の平均リターン。過去95年間のデータを元に作成したものだが、よく言われるように12月のリターンは良好。そして下のチャートは、11月末を基準としてその20営業日先までの平均リターン。中旬頃に一度下げる形となっている。 この時期の下げは Tax Loss Selling(節税売り)が発生するためと言われている。そして個別銘柄レベルで見てもそうなの

        • S&P500への積立投資に為替ヘッジは必要か?

          はじめに少し前にJust Keep Buyingという本を読んだ。Nick Maggiulliというデータサイエンティストが資産形成のポイントについて各種データやバックテストの結果を添えて紹介している本なのだが、その中でドルコスト平均法の有効性についても当然言及されていた。 まあ、ここ日本でもS&P500等への積立投資は王道とされていると思うが、為替ヘッジの要否など、日本人目線で見て気になる点をいくつか追加で確認してみたいと思う。 主な確認ポイント A)S&P500と日

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