名言に対しての考え　vol.6

🔸幸せの基準を他人との比較によって決めようとする人は、他の人は持っているけれど自分は持っていないあるものを探し、それがないから自分は幸せではないと考える。

そして、自分もそれを手に入れたら幸せになれると思い、それを追い求めるんだ。

引用元
”君を自由にする言葉” より

他人との比較では幸せになる事は無いと言う意味です。『無いものねだり』と言うものですね。人との比較をしたところで自分とは環境も考え方も違うので意味がない事なのです。

そして表面上での形を追い求めますが、手に入れたところで『何か違う、こんなはずではなかった』と何かモヤっとするものを感じて潤う事はないでしょう。

しあわせな基準は【他人との比較】で決めるものではなく、自分の価値観での判断で今ある目の前の出来る事や好きな事に集中できる事ではないかと思います。

『隣の芝生は青く見える』まさしくこの言葉通りで他人の物が良く見えたり羨ましく感じたりする事はありますが、青く見える物はその人の結果だけを見ているだけで、本当に大変な努力や葛藤や苦悩などのような物は見えません。

他人から見れば、あなたの事もその様に見られているかも知れません。しかし、あなたが何も努力なくしてその事を手に入れたわけは無いはずです。

無いものを探しても見つかりはしないし、仮に見つかったとしてもまた直ぐに次の無いものばかり探してしまいます。比べた所で意味もありません。

そんな事よりも『足るを知る』です。
外より内側、他人では無く自分の事
今の自分が何が有れば満足する事ができ、何が本当に必要な事なのかを知る事が重要です。

他人との比較をやめて、いま自分が出来る事に集中して行くことが『幸せへの一番の近道』です。