【FaB】Boom Grenade Dash,Database調整記
Dash Databaseについて書かれてるものが少ないので、メモがてらデッキを組むまでの過程を書いていきます。デッキ組むの難しいよ、このHero…。
Dash Databaseとは?
Bright Lightsで登場したBlitz用のHero。ライフが18、知性が4、能力はデッキトップを見て、ターンに1回だけデッキトップの0コストか1コストのアイテムをそのアイテムのコスト+1リソース払って、インスタントでプレイできるというもの。デッキトップを見れるタイミングは公式から「デッキトップが変更された際、いずれかのプレイヤーが優先権を得るまでデッキトップは見てはいけない」と補足されています。
同じくBright Lightsで登場したCrank(下記参照)というキーワード能力と相性が良く、自ターンでプレイすると、インスタントプレイからのCrankすることでアクションポイントが増えます。
Crank:このアイテムが場に出る際、スチームカウンターを1個取り除いても良い。そうしたならアクションポイントを1得る。
デッキ構築
デッキリストはこれ。
デッキコンセプトは単純に『Boom Grenadeをデッキトップから投げつけてライフを削る』。Boom Grenade(以下グレネード)は相手にダメージが通った場合、グレネード自体を破壊してダメージを与えるアイテムです。赤黄青の3色存在して、それぞれ4点、3点、2点ダメージが飛びます。
グレネードが爆発する条件であるダメージを通すため、防御しにくい4点ダメージの攻撃アクションを多めに採用しています。
・装備品
頭:Crown of Providence or Viziertronic Model i
胴:Teklo Foundry Heart
腕:Bracers of Belief or Adaptive Plating
脚:Achilles Accelerator or Adaptive Plating
Arcane barrier装備としてViziertronic Model iとAchilles Acceleratorを採用。
Crown of Providenceはデッキトップがいつでも見れるDash DBにおいては引くものが分かった状態で引けるので、狙って過剰なItemを青ピッチに変換できたりします。Bracers of Beliefはデッキトップがいつでも見れるDash DBにおいては運要素の少ない手軽な攻撃強化手段。Adaptive Platingは手数かパワーのどちらが必要かの場合によって装備場所を変えています。
・4点ダメージの攻撃アクション群
グレネード爆発させるために4点ダメージの攻撃アクション群を大量採用してます。装備品で防御させない攻撃を優先採用して、少しでも攻撃を通しやすくしています。1コスト4点ダメージということで、Zipper Hitの黄色も入れています。
Soup Upは爆発しなかったグレネードがターン開始時に破壊された場合は続行を得る&防御時にも爆発しなかったグレネードを破壊して4点ブロックになる4点攻撃で、とてもデッキにマッチしているので採用してます。小テクとして、Soup Upがヒットしてグレネードが破壊された場合、その時点でSoup Upに続行が付くので不意打ちじみたこともできます。
・Itemの数
Dash DBの一番難しい要素だと思っています。Itemが多ければ多いほどデッキトップからItemをプレイできる確率は上がりますが、多すぎると全く防御できない手札になる確率が上がります。また、グレネードを主体としているため、Itemを引きすぎて攻撃の手数が少なくなるのも良くない状態です。
そこで今回は赤ピッチと青ピッチを3:1で引けるように枚数調整し、3回Boostした場合に4回見れるデッキトップにどれくらいの確率でItemがあるかで考えることにしました。4回見れるデッキトップにItem見つかる確率が約70%になるのがItemが10枚のとき、Item見つかる確率が約60%になるのがItemが8枚のときです。さらにItemがデッキに8枚であれば手札4枚のうち2枚以上がItemである可能性が17%、Itemがデッキに10枚であれば手札4枚のうち2枚以上がItemである可能性が26%あるので、適正はサイドインアウトの幅を考えて8~10程度であろうと考えて構築しています。当然、そのItemのうちBoom Grenadeは6枚です。
・High Octaneの採用可否
Dash,Database(以下Dash DB)がHigh Octaneを採用する理由は主に武器のSymbiosis Shotを連発するためだと思っています。しかし、Symbiosis Shotにsteamカウンターが乗る数はデッキのItemの数より多いことは構造上ありえず、Blitz構築であればItemの数は先述の通り8~10程度、実際はBoostによってよりItemの数が減ることが予想されます。
さらにTopからのグレネードプレイでもアクションポイントが増えて複数攻撃できる&Achilles Acceleratorで追加攻撃という選択肢もあるため、CCならビッグターンを作るのに貢献しますが、Blitzでは間に合わないと想定して不採用としました。
・Spark of Geniusの採用可否
Dash定番のItemサーチであるSpark of Geniusですが、Blitz構築であればItemの数は8~10程度である関係上、10~12枚目の防御できるItemであるともいえます。しかし、Itemがデッキに8枚であれば手札4枚のうち2枚以上がItemである可能性が17%、Itemがデッキに10枚であれば手札4枚のうち2枚以上がItemである可能性が26%ある構成で、攻撃できないカードがさらに手札にある状態が好ましいとは思えず、悩んだ末に不採用としました。
(2024/08/23追記)
色々試した結果、先手初手でSpark of Geniusからのセットアップで自由に狙ったItemを持ってこれるのが思ったよりも強いということが分かったので採用側に戻しました。後手だったら抜くプランも試したりしてるが、Blitzであれば入れっぱなしで良い気がしてます。
相手がブロックしなかったあとにデッキトップからグレネード投げつけて想定外のダメージを叩きつけるの楽しいので、ぜひやってみてください。ただし、エニグマ相手は本当に無理です。
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