News20241004 国産大麦の加工
明治時代の京田辺市の古品種大麦「ゴールデンメロン」を復活させ、クラフトビール「京TANABEER」を開発
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000140284.html
丁度前回の読書会で国産モルトを取り上げたので凄く気になったのですが、大麦の加工、つまり製麦はどうしたのだろうか。
国内には製麦工場(英語でMaltster、モルトスターと読みます)は凄く少なくて、産地と製麦工場、醸造所の物理的距離が関係していること、製麦は量が物を言う世界だと勉強したので、こういうごく少量の取り組みはどのようにすべきか興味が湧きました。
ちなみに読んだのは、東京大学 西原是良 契約取引データに基づく国内ビール麦生産の成立要因と課題ですが、なかなか難しい面も多そうです。自給率を上げるという意味でも重要だと国も認識していて、補助金をつけて制作として頑張っていますが……気になる方は原著を読むか、今度出る私どもの活動報告誌を是非ご覧ください。
よかったらこれもどうぞ。関連するものとして非常に有用かと思います。
ちなみに、10月14日に次回読書会を開催します。是非ご参加下さい。現役醸造家とのトークもありますので何卒。
お招きするのは醸造家・立花薫さんです。立花さんはコロラド州立大学で醸造学を修め、オレゴン州にあるフォートジョージブルーイングで商業醸造に携わりましたが、コロナ禍で日本に帰国。帰国後はBlack Tide Brewingを経て現在Grandline Brewingにて醸造なさっている現役バリバリの若手醸造家です。
参考までに以前取材した記事も載せておきます。
参加申し込みフォームは以下です。
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