ヲキトシヒコ/CRAFT DRINKS

CRAFT DRINKS代表。酒屋、クラフトビール系物書きなど。日本人初のNorth …

ヲキトシヒコ/CRAFT DRINKS

CRAFT DRINKS代表。酒屋、クラフトビール系物書きなど。日本人初のNorth American Guild of Beer Writers正会員。たまに東洋経済等に寄稿。読書会したり、本の即売会に出たり。BASEに本屋作りました。Web→ craftdrinks.jp

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    【新刊・予約受付中】クラフトビール文献読書会2024年6〜8月 第2号

    CRAFT DRINKSが主催するクラフトビール文献読書会ではクラフトビールにまつわる様々な事象を文献を読みながら議論し、理解を深めていこうとする集まりです。 見られているという感覚があると本音で話せないし、見られているせいで建前、ポジショントークになっては意味がないので完全オフラインで開催しております。遠方にお住まいで参加出来ない方にも有益な議論については知って頂きたいので活動報告誌を作りました。 発足に関する文章に加えて、時間の都合で議論出来なかった論点などを補論として追加しています。B5で60ページ、5万字強。 目次 第3回第1部「クラフトビール、始めないともったいない、の?」 2 第3回第2部「国内クラフトビール業界が抱えるジレンマ」 5 1.第2部で取り上げた文章とその主張 5 2.問題のポイント 5 3.本当にこれで解決するのか 6 4.クラフトビールはどこで売られているか 7 5.価格帯と売り場 8 6.お店で買う際のメンタリティ 9 第3回第3部「地ビールの現況と展望」 11 1.課題図書選定の意図 11 2.論文から読み取れる事実・意見 11 3.ここ10年の出来事のまとめ 11 4.考察 14 第4回第1部「ビール、自由、公共性について」 15 1.日本はお酒に寛容 15 2.外国の事例 MUP 16 3.ミルの自由論と愚行権 17 4.プラスの側面について 18 5.コミュニティの形態 19 6.【コミュニティ】の原因とその克服 20 7.コミュニティを再考する 21 8.最後に 私からの提案 22 第4回第2部 “Prohibition was fantastic for American beer, or, cheers to homebrewers” 24 1.課題図書選定の意図 24 2.禁酒法以降の大きな流れ 24 3.カタカナのクラフトビールに付随するイメージの原形 25 4.資料の続きを考える 26 5.日本とアメリカを比較する意味はあるのか? 26 6.日本のブルワリーはどんな人が立ち上げているのか 27 補論 サンディエゴブルーイングカンパニーを例に 28 第4回第3部「東京大都市圏におけるクラフトビールイベントの展開と若者観光」 30 1.課題図書選定の意図 30 2.今まで参加してみて良かったイベント 30 3.行きたい/行きたくないイベント・イベント経験 30 4.理想のクラフトビールイベント 31 5.都市型フードツーリズムとしてのビール祭り 31 6.真正性 32 7.理想とするビール祭りの一案 34 8.社交場としての機能とその阻害要因 35 9.既知・未知の割合、ビール祭りでの液量と金額、満足度 35 10.ハレとケ、日常への接続に関する問題 37 第5回第1部 ビブリオバトル 39 1.Aさん 再現! 古代ビールの考古学: 化学×考古学×現代クラフトビールが醸しだす世界古代ビールを辿る旅 39 2.Bさん ビア検公式テキスト 40 3.Cさん  ばっかつ!~麦酒喝采~ 41 4.Dさん ベルギービール解体新書 42 第5回第2部 Beer Studies “The reversal of historical perspectives about beer” & “The craft brewery revolution began in Europe” 44 1.課題図書選定の意図 44 2.The craft brewery revolution began in Europe 要旨 45 3.クラフトビールのはじまり 45 4.The reversal of historical perspectives about beer 要旨 46 5.内面化されているもの 46 6.前提を改めて疑う 47 7.アメリカという文化帝国主義とナショナリズム 48 8.日本のナショナルアイデンティティを考える 49 第5回第3部「ビールのあり方を考える Ronald Mengerink氏の言葉」 51 1.課題図書選定の意図 51 2.論じられている問題点 51 3.原因と解決法 ブルワリー・パブ・消費者 52 4.原因と解決法 スコア 53 5.原因と解決法 データドリブンVS質的評価 53 6.原因と解決法 OEM 53 7.製造・販売の一貫性、真正性について 54 8.飲む頻度と限定品の価値 54 2024年11月3日 おもしろ同人誌バザール@神保町にて初版発行
    1,300円
    CRAFT DRINKS
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    【数量限定お得なセット!500円OFF】サシノミ1・2・3セット

    ※予約特典として500円オフ。数量限定。19日以降は通常通りに変更致します。 クラフトビール業界の著名人、有識者との対談シリーズ「サシノミ」。新刊「サシノミ3」(ガンバビール編)の発売に合わせて、既刊とのセットを数量限定でご案内致します。3冊まとめてちょっと安くなっていますので、これを機に是非。 クラフトビールの様々な側面、たとえばビジネス、地域、歴史、文脈、文化などについて著名人、有識者に伺い、まとめています。大手のメディアにはなかなか出てこないものばかりですが、 各本の詳細についてはタイトル右記のリンクからご確認ください。 サシノミ1 https://craftdrinks.thebase.in/items/81449536 元祖ファントムブルワリー・ガージェリーの過去・現在・未来と題してビアスタイル21の代表取締役社長の別所さん けやきひろばビール祭りが日本で最も有名になるまでの軌跡と題して総責任者の鈴木さん、中村さん サシノミ2 https://craftdrinks.thebase.in/items/84355127 英国ビール消費者団体会員に聞くビール文化とパブ、場の意義 CAMRA終身会員 目賀田修一さん カメラを通して見つめてきたクラフトビールシーンの10年間 Brewfilm.jp 映像作家 奥村剛さん サシノミ3(2024年8月18日リリース) https://craftdrinks.thebase.in/items/89821656 地域・サッカーとクラフトビール チームから見るガンバビール ガンバ大阪 亀井さん クラフトビールと地域・サッカー ブルワリーから見るガンバビール 箕面ビール代表取締役 大下さん
    3,800円
    CRAFT DRINKS

マガジン

  • クラフトビール中心のCRAFT DRINKS的オピニオン

    日本のクラフトビールはまだ始まったばかりなので伸びしろがあるとも言えますが、普及・拡大に当たって色々なものが足りません。現状の課題をあぶり出し、そのソリューションを検討していきます。

  • お酒業界ニュースまとめ

    日々報じられるお酒業界の気になるニュースをピックアップしてご紹介。ちょっとした解説付き。

  • CRAFT DRINKSの活動

    CRAFT DRINKSが携わっている様々な活動の記録です。

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    【新刊・予約受付中】クラフトビール文献読書会2024年6〜8月 第2号

    CRAFT DRINKSが主催するクラフトビール文献読書会ではクラフトビールにまつわる様々な事象を文献を読みながら議論し、理解を深めていこうとする集まりです。 見られているという感覚があると本音で話せないし、見られているせいで建前、ポジショントークになっては意味がないので完全オフラインで開催しております。遠方にお住まいで参加出来ない方にも有益な議論については知って頂きたいので活動報告誌を作りました。 発足に関する文章に加えて、時間の都合で議論出来なかった論点などを補論として追加しています。B5で60ページ、5万字強。 目次 第3回第1部「クラフトビール、始めないともったいない、の?」 2 第3回第2部「国内クラフトビール業界が抱えるジレンマ」 5 1.第2部で取り上げた文章とその主張 5 2.問題のポイント 5 3.本当にこれで解決するのか 6 4.クラフトビールはどこで売られているか 7 5.価格帯と売り場 8 6.お店で買う際のメンタリティ 9 第3回第3部「地ビールの現況と展望」 11 1.課題図書選定の意図 11 2.論文から読み取れる事実・意見 11 3.ここ10年の出来事のまとめ 11 4.考察 14 第4回第1部「ビール、自由、公共性について」 15 1.日本はお酒に寛容 15 2.外国の事例 MUP 16 3.ミルの自由論と愚行権 17 4.プラスの側面について 18 5.コミュニティの形態 19 6.【コミュニティ】の原因とその克服 20 7.コミュニティを再考する 21 8.最後に 私からの提案 22 第4回第2部 “Prohibition was fantastic for American beer, or, cheers to homebrewers” 24 1.課題図書選定の意図 24 2.禁酒法以降の大きな流れ 24 3.カタカナのクラフトビールに付随するイメージの原形 25 4.資料の続きを考える 26 5.日本とアメリカを比較する意味はあるのか? 26 6.日本のブルワリーはどんな人が立ち上げているのか 27 補論 サンディエゴブルーイングカンパニーを例に 28 第4回第3部「東京大都市圏におけるクラフトビールイベントの展開と若者観光」 30 1.課題図書選定の意図 30 2.今まで参加してみて良かったイベント 30 3.行きたい/行きたくないイベント・イベント経験 30 4.理想のクラフトビールイベント 31 5.都市型フードツーリズムとしてのビール祭り 31 6.真正性 32 7.理想とするビール祭りの一案 34 8.社交場としての機能とその阻害要因 35 9.既知・未知の割合、ビール祭りでの液量と金額、満足度 35 10.ハレとケ、日常への接続に関する問題 37 第5回第1部 ビブリオバトル 39 1.Aさん 再現! 古代ビールの考古学: 化学×考古学×現代クラフトビールが醸しだす世界古代ビールを辿る旅 39 2.Bさん ビア検公式テキスト 40 3.Cさん  ばっかつ!~麦酒喝采~ 41 4.Dさん ベルギービール解体新書 42 第5回第2部 Beer Studies “The reversal of historical perspectives about beer” & “The craft brewery revolution began in Europe” 44 1.課題図書選定の意図 44 2.The craft brewery revolution began in Europe 要旨 45 3.クラフトビールのはじまり 45 4.The reversal of historical perspectives about beer 要旨 46 5.内面化されているもの 46 6.前提を改めて疑う 47 7.アメリカという文化帝国主義とナショナリズム 48 8.日本のナショナルアイデンティティを考える 49 第5回第3部「ビールのあり方を考える Ronald Mengerink氏の言葉」 51 1.課題図書選定の意図 51 2.論じられている問題点 51 3.原因と解決法 ブルワリー・パブ・消費者 52 4.原因と解決法 スコア 53 5.原因と解決法 データドリブンVS質的評価 53 6.原因と解決法 OEM 53 7.製造・販売の一貫性、真正性について 54 8.飲む頻度と限定品の価値 54 2024年11月3日 おもしろ同人誌バザール@神保町にて初版発行
    1,300円
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    【数量限定お得なセット!500円OFF】サシノミ1・2・3セット

    ※予約特典として500円オフ。数量限定。19日以降は通常通りに変更致します。 クラフトビール業界の著名人、有識者との対談シリーズ「サシノミ」。新刊「サシノミ3」(ガンバビール編)の発売に合わせて、既刊とのセットを数量限定でご案内致します。3冊まとめてちょっと安くなっていますので、これを機に是非。 クラフトビールの様々な側面、たとえばビジネス、地域、歴史、文脈、文化などについて著名人、有識者に伺い、まとめています。大手のメディアにはなかなか出てこないものばかりですが、 各本の詳細についてはタイトル右記のリンクからご確認ください。 サシノミ1 https://craftdrinks.thebase.in/items/81449536 元祖ファントムブルワリー・ガージェリーの過去・現在・未来と題してビアスタイル21の代表取締役社長の別所さん けやきひろばビール祭りが日本で最も有名になるまでの軌跡と題して総責任者の鈴木さん、中村さん サシノミ2 https://craftdrinks.thebase.in/items/84355127 英国ビール消費者団体会員に聞くビール文化とパブ、場の意義 CAMRA終身会員 目賀田修一さん カメラを通して見つめてきたクラフトビールシーンの10年間 Brewfilm.jp 映像作家 奥村剛さん サシノミ3(2024年8月18日リリース) https://craftdrinks.thebase.in/items/89821656 地域・サッカーとクラフトビール チームから見るガンバビール ガンバ大阪 亀井さん クラフトビールと地域・サッカー ブルワリーから見るガンバビール 箕面ビール代表取締役 大下さん
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    【新刊・在庫あり】サシノミ3(ガンバビール編 ガンバ大阪・箕面ビール)

    今回の対談は… 地域・サッカーとクラフトビール チームから見るガンバビール ガンバ大阪 亀井さん クラフトビールと地域・サッカー ブルワリーから見るガンバビール 箕面ビール代表取締役 大下さん サシノミとは・・・ 私どもは2015年の立ち上げ以来文筆活動をしており、2019年より出版活動を行って参りました。日々飲み屋や自宅で酔っ払いながら、自分というフィルターを通して見えた世界を綴り、クラフトビールと呼ばれる何かに輪郭を与えようと必死になっておりました。それ自体は特に問題は無いのだけれども、一つ悩ましい問題に突き当たったことをここ最近強く感じます。  様々なことを調べ、考えていくと必ず「歴史的経緯」という、形は無いけれども確実に私たちに影響を与えているものがあることに気付かされます。平たく言えば、恐らくコンテクスト(文脈)ということになるのですが、およそ自明だと思われていることもかつてそうではなかった時代があり、それが何かのきっかけで変化し、転換しているのを知ることはとても意義があることだと思うようになりました。  眼の前の一杯が五感で美味しいと感じるのは事実として、それを「美味しいと感じさせる心的、文化的前提」が何によって構築されているのか。クラフトビールなるものがなんとなく良きものとされる根拠は何か。地ビールはいつクラフトビールになり、内包される意味はどう変化したか。たとえばこんなことを考えるのです。  私自身も社会を構成する一部であり、私というフィルターを通して現出する世界は社会を示すと考える一方で、部分が全体をどこまで正確に示すかについてはあまり自信がありません。私がこれまで書いてきたことは妥当性のあることだと今でも信じて疑わないけれど、それは私という名のフィルターの癖、偏りが多少なりとも含まれるはずです。そこに味があると言われればそれまでだけれども、異なるフィルターを通した時その結果は自ずと異なると理解しておかねばなりません。同じものを見て飲んで感じながらも、全く違った見解を持つ人がたくさんいます。「クラフトビール」という語が持つ意味は各人の持つ今日までの経緯によって異なるというわけです。  クラフトビールは日々の愉しみであったり、ビジネスであったり、社交の道具かもしれません。それが何であろうと良いのですが、しっかりと向き合った人の強い想いは他者を巻き込み、潮流の一滴としてシーンに対して多かれ少なかれ影響を与えていると思います。自分自身の興味関心を深掘りしていくこととは別に、その時々に人々が持った想いに何らかの形を与えて残すことに意味があるような気がしています。  海外の国からやってきた借り物の言葉や感情ではなくて、私たちがその当事者として真剣に思ったこと、それは名もなき市民のことであるから見過ごされがちだけれど、いえ、だからこそ、残しておかねば振り返ることも出来ず、迷子になってしまうことでしょう。いつ役に立つかは分からないものだけれど、必要になった時「あの時、こうだったね」と言えないよりは言える方がずっと良い。ただただそう思います。  本書「サシノミ」という企画は私とは異なる視点、異なる立場から眺めたクラフトビールシーンを記録するものとして立ち上げました。クラフトビール関係者はもとより、ビールを愛する一般の方も対象としてCRAFT DRINKS代表の沖が乾杯を通じて様々な角度から話を伺い、それを対話という形で記述していきます。クラフトビールという現象の過去から現在、現在から未来へと変化していく様態に輪郭を与えることが出来たらと願ってやみません。また、対話を通じて浮き彫りとなったクラフトビールに関する視点、論点を整理し、クラフトビールの新たな側面を模索していく試みとしても位置付けています。  クラフトビールに関する本だと言いながら、ビールの紹介もなく、ただただ酔っ払いたちが飲み屋で熱く喋っているだけの本ですが、そういう現場にシーンの本質の一端があると私は思います。クラフトビールはみんなのものだから。 今回はガンバビールを生み出したお二人にお話を伺いました。サッカーというスポーツと地域がクラフトビールを介して繋がっていく際、どんな人がどんな想いで関わっているのか、そしてそれがどのように飲み手へと伝わっているのかを知りたかったのです。スタジアムでガンバビールが提供される時、ガンバ大阪から見える風景と、箕面ビールから見るそれはどう映るのでしょうか。その風景の同一性や差異が大事な何かを示してくれるような気がします。それはきっと2024年の今を示すひとコマに違いない。 目次 はじめに  3 ガンバ大阪 亀井梨奈子さん 6 ガンバビールが出来るまで 6 サッカーチームの収益構造 10 サッカーと野球の違い、場外と場内 12 スポーツとエンタメ、クラフトビール 15 提供場所に関する苦悩 16 アップセル・クロスセル 19 購入に先立つアテンション、一回性の価値 20 ファンとサポーターの違い、クラブとの関係 23 良い記憶、時間、経験 24 まだ30年、もう30年 28 若者、熱狂的なファンとマーケティング 30 生まれゆくシナジー 33 Jリーグ開幕戦、スタジアムでガンバビールを飲みながら体験のことを考えた 35 箕面ビール代表取締役 大下香緒里さん 39 ガンバビールを始めるきっかけ 39 オリジナルビールを作るのは簡単? 40 これまでのガンバビールについて 41 サッカーとビール 43 箕面ビールとしてのメリット 44 スポーツ☓ビールの可能性 46 協業の形 49 若い人とお酒、地域とコミュニティ 51 2024年8月18日 COMITIA149にて発行
    1,300円
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News20241107 日本の伝統的酒造りがユネスコの無形文化遺産に登録される見通し

日本の伝統的酒造りがユネスコの無形文化遺産に登録される見通し。決定は12月初旬の会合にて。 大元のソースである文化庁の発表はこちら。 海外向けの報道も挙げておきますのでご確認を。 1つの文化として評価されることは日本人として嬉しいと思う一方で、日本酒の消費量は落ちているのもまた事実です。12月に登録が決まったらそれをきっかけに日本酒に触れる人が増えて欲しいなぁと思わずにいられません。冬に燗酒、良いと思うんですけど、若い方には受けないのかなぁ…… ちなみに私の好きな燗酒

    • クラフトビール文献読書会活動報告書第2号より一部抜粋 「ハレとケ、日常への接続に関する問題」

      私が主催するクラフトビール文献読書会の活動報告書第2号が完成しました。(読書会の詳細についてはこちらからどうぞ。) 第2号は本年6月から8月の3回分をまとめたものです。手前味噌ですが、非常に濃い議論が出来たと思います。個人的には8月の第2部がとても良かったので多くの方に読んで頂きたい。こちらは11月3日に開催されるおもしろ同人誌バザール@神保町にて発表しますが、CRAFT DRINKSの本屋でも扱っております。ご興味ある方は是非。どうぞよろしくお願い致します。 せっかくな

      • News20241031 今を考えるヒント

        アメリカにおけるクラフトビールトレンドを考えるにあたってこういうものを見ておくのも良いと思います。 上記記事はクラフトビールシーンを長く牽引するニューベルジャンブルーイングの売れ筋商品の移り変わりを示しています。2020年から5年間でかなり人気が移り変わっていることが分かります。度数の高いImperial IPAが一番人気というにも強い肝臓を持つ方の多いアメリカならではだなぁ。 気になるのはFat Tireという同社のフラッグシップビールが年々落ち込んでいることです。こち

        • 主催するクラフトビール文献読書会の会報第2号が納品されました。3日のおもしろ同人誌バザールにて新刊を頒布致しますので何卒。BASEでも扱っております。下記リンクで目次だけでも見ていってください。よろしくお願い致します。 https://craftdrinks.thebase.in/items/93781537

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        • 主催するクラフトビール文献読書会の会報第2号が納品されました。3日のおもしろ同人誌バザールにて新刊を頒布致しますので何卒。BASEでも扱っております。下記リンクで目次だけでも見ていってください。よろしくお願い致します。 https://craftdrinks.thebase.in/items/93781537

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        • お酒業界ニュースまとめ
          24本
        • クラフトビール中心のCRAFT DRINKS的オピニオン
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        • クラフトビール文献読書会
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        • Library 〜CRAFT DRINKSが読んだ本〜
          6本

        記事

          第7回読書会で読んだもの 振り返りと次回開催について

          10月14日に第7回クラフトビール文献読書会を開催しました。3部制とし、2時間の枠を3つ設け議論したというのは前回までと同様です。イベントが多数開催されている3連休にもかかわらずご参加くださいました皆様、ありがとうございました。深くお礼申し上げます。 今回は初めての試みとして現役醸造家をお招きし、詳しくお話を伺いました。いらしてくださったのは立花薫さんです。立花さんはコロラド州立大学で醸造学を修め、オレゴン州にあるフォートジョージブルーイングで商業醸造に携わりましたが、コロ

          第7回読書会で読んだもの 振り返りと次回開催について

          News20241023 欧州独立系ブルワリーを示すマーク

          独立醸造者協会(the Society of Independent Brewers and Associates、略称SIBA)が開始したキャンペーンが注目されています。その名もIndie Beer。 IndieはIndependentを意味し、このキャンペーンで強調されるのはこちらです。 具体的な取り組みとしては、醸造所が大手の傘下になく独立しているかどうかを確認できる醸造所チェッカーと、醸造所が本物のクラフトビールであることを示すために使用できる保証マークが含まれて

          News20241023 欧州独立系ブルワリーを示すマーク

          News20241022 隣接ジャンル企業の協業

          これは日本でも応用出来るのでは?という取組みについてご紹介します。 Red Finというりんごのお酒であるサイダーの醸造所とSirenというビール醸造所が協力し、双方のお酒を販売します。樽詰めの Red Fin 社製サイダーを Siren から直接購入できるようになりました。ビールとサイダーの配送を一緒に出来るのでパブの経営者には朗報です。また、注文と空き容器の回収が同時に出来るメリットもあります。 前提としてビールとサイダーは市場において競合していないという合意が出来て

          News20241022 隣接ジャンル企業の協業

          News20241015 キリンのクラフトビール専業事業部設立で改めて考える統計的定義

          さてさて、これからどうなっていくのでしょうか。 短い文章の中に大きな矛盾が存在していて、正直に申し上げて何を言っているのか全く分かりませんでした。たとえば、下記です。 中小メーカーとは?独自の手法とは?そして、これらをどう数え、何を分母に割合を算出するのでしょうか。結局プレミアムビールよりも高い価格帯のものをクラフトビールと呼んでいるであって、それ以上でもそれ以下でもない気がしてなりません。そして私はそうではない、いや、そうであってはならないと思います。 定義に関するも

          News20241015 キリンのクラフトビール専業事業部設立で改めて考える統計的定義

          ということで、資料もばっちりプリントアウトして読書会に向けて出発。今日は楽しみです〜 https://note.com/wokitoshihiko/n/n45af5fcd9fd8

          ということで、資料もばっちりプリントアウトして読書会に向けて出発。今日は楽しみです〜 https://note.com/wokitoshihiko/n/n45af5fcd9fd8

          News20241011 米国大統領選挙の影響

          誰がアメリカ合衆国の大統領になるかで飲料業界にも影響がある、という話。 両候補の政策の違いは各種報道されているけれども、保護主義に傾くと輸入品を入れにくくするために関税を上げることになります。 コロナを持つコンステレーション社の発言も興味深いので是非原文をお目通しください。グローバル展開をする巨大企業にとっては大きな関心事でありますが、瓶や缶、そしてその原料などを輸入していれば巡り巡って影響が現れることは避けられません。中小企業も何かしら影響を受けるわけです。 こういう

          News20241011 米国大統領選挙の影響

          【転載】実在庫の所在と欲求充足までの時間

          私どもが主催する読書会で以前「クラフトビールはどこに何が売っているか分からない」という問題について話し合ったことがあります。この論点は非常に重要で、Affordability(手が出せる値段であること)が満たされると次に大事になるのがAvailability(実際に在庫があること、入手可能性)やAccessibility(行きやすさ)です。ビールは「飲みたい」と思ってからその欲求を満たすまでの時間が比較的短くないといけない気がするので、こうした条件が重要になります。これらにつ

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          News20241004 国産大麦の加工

          明治時代の京田辺市の古品種大麦「ゴールデンメロン」を復活させ、クラフトビール「京TANABEER」を開発 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000140284.html 丁度前回の読書会で国産モルトを取り上げたので凄く気になったのですが、大麦の加工、つまり製麦はどうしたのだろうか。 国内には製麦工場(英語でMaltster、モルトスターと読みます)は凄く少なくて、産地と製麦工場、醸造所の物理的距離が関係していること、

          News20241004 国産大麦の加工

          「ビール、コミュニティ、公共性」とその先 新しい活動について

          お陰様で私が主催する読書会も6回目となり、半年続けることが出来ました。これからも毎月1回、マイペースにやっていけたらと思います。ちなみに、次回10月14日は現役の醸造家に直接お話を聞ける時間を設けました。投げ銭は大歓迎ですが、基本的に無料なので是非ご参加ください。 さて、この読書会を通じて新しい活動が生まれました。今日はそのことを皆様にご紹介したいと思います。 7月21日の会第1部で「ビール、コミュニティ、公共性」というテーマでお話をしました。そこでの議論をコミュニティ内

          「ビール、コミュニティ、公共性」とその先 新しい活動について

          News20241002 お酒の最低価格

          スコットランドのアルコール最低価格が30%上昇、という報道です。 2018年にスコットランドで導入されたMUP(Minimum Unit Price、最低価格制度)は当初アルコール1単位あたり50ペンスに設定されていましたが、現在金額が30%上がりました。具体的な価格はこちらです。 1単位あたり、という言葉が出てきますが、それは「純アルコール 10 ml または 8 gを1ユニット」ということで、平均的な人の適正量を可視化します。可視化することで飲み過ぎを意識できるように

          News20241002 お酒の最低価格

          News20241001 地域別消費性向

          アメリカのアルコール消費は減少しているが、州レベルで分析するとチャンスはまだある、のだそうです。 当たり前っちゃ当たり前なのですが、お金持ちの多い地域と貧困層の多い地域では売れる商品に違いが出ます。人口規模によっても結果は影響を受けるでしょう。お金持ちが多ければ高いものが売れるし、人数が多ければたくさん売れるはずです。 これは日本でも同じだと思います。日本でも都道府県別のデータはあるにはあるのですが、クラフトビールに限って言うと無いに等しい状況だということは知っておいて頂

          News20241001 地域別消費性向

          News20240930 明日から値上げ

          各社結構前に値上げを通告しているので覚えていない方がほとんどだと思いますが、明日10月1日から色々と値上がりします。今回値上げされるものにお酒・飲料が多い。 値上げの要因としては以下が指摘されています。 値上げの理由は妥当なもので、可処分所得がガンガン上がっているならば良いのですが、そうでもなさそうなので厳しいです。クラフトビールに引きつけて考えると、モルト・ホップ・酵母はほとんど外国からの輸入品で、物流費と為替が直撃しますからなかなかしんどい状況です。ただでさえ高いクラ

          News20240930 明日から値上げ