見出し画像

私と作業机

こんにちは。
ニシハラヒビキです🐏

春も本格的に暖かくなってきて汗ばむ日もあるほどですが、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、私の大切な作業机についてお話します。
最後までお付き合いいただけますと幸いです🛁


当館に来てすぐの頃

こちらが私の作業机💎
天板がステンレス製になっているイタリア製の彫金机です🔨
(彫金とは、金属を彫り装飾を与えて装身具などを作る技法です。)

ご縁あって人からお譲りいただいたものですが、もう10数年以上前にイタリアから船で日本にやってきたものだそうです。
前の所有者の方もイタリアにいらっしゃる知人の方経由で輸入したそうですので、製造年はもっと前かもしれません。
(余談ですが、私はピザが大好きです。いつか本場のナポリピザを食べたいです。)

本来は「すり板」と呼ばれる道具を取り付けて、そこで細かい細工などを行います💍

上に見えている木製の板が「すり板」

この机には「すり板」を差し込んで固定できる穴が元々備えられていましたが、私の愛用しているものはサイズが大きく入りませんでしたので、クランプで固定しています🚿

工具やその他の道具を納めておける引き出しや、小物の収納場所もあり、大変使い勝手が良く、重宝しております。

そもそも私は金属類の加工を専門に学んで参りましたので、この机も当初は彫金のためにお譲りいただきましたが、今ではすっかりオールマイティに活躍しています。

とても気に入っておりますのでお写真もたくさん載せたいなと思っていますが、天板がステンレスですので写り込みが多く、なかなか載せられずにいます…🪞

さて、そもそもどうしてわざわざイタリア製の机を求めたかといいますと、先ほども触れました通りこのステンレスの天板と引き出しがあまりに素敵だったからです。(なんてシンプルな理由)

日本にも海外にも、それぞれ異なった仕様の彫金机はたくさんございます。
機能面だけを求めるなら、日本のたくさん物が収納できる彫金机も魅力的ですし、アメリカのゴミが捨てやすい彫金机もとても魅力的です。
けれどもイタリア製の彫金机はこのステンレス製の天板とスタイリッシュな形が大きな特徴で、私はずっと、迎えるならイタリア製…と機を狙っていたのでした。
(国内にイタリア製の彫金机を購入できる場所が見つけられず、輸入も個人になるため関税、手続き、言語など問題は山積み…)

ロリィタアクセサリー以外の金属類はとにかく銀色が好きな私ですが、そんな私にこの机は圧倒的な魅力を放っていました。
シンプルで一見無骨に見えるほのかにマットな質感のステンレスが贅沢にも一面に張り巡らされた天板と引き出し。
けれども体にぴったりフィットする曲線はとても滑らかで美しく、眺めているだけでうっとりしてしまいます💍
どうしても手に入れたいと思っていましたが、手に入れられる手段はほぼないという絶望的状況…
仕方なく小さな机で無理やりなんとか作業をする日々を送っておりました。
(日本製や他の外国製の彫金机を迎える決心がつかない私)

そんな中、突然この机をお譲りいただける機会に恵まれ、私はどういう奇跡かと思いながら迷わず手をあげたのでした。

作業中は時間を忘れて没頭することも多く、一日の大半をこの机の前で過ごすことも多いです🫧

そんな私の人生を暫し預ける大切な場所は、やはりお気に入りであって欲しい。

お気に入りの場所でとことんこだわった"かわいい"を貫くことができる。

私はとても幸せだなと感じながら、今日も机の上を散らかしています🐏
この後少し片付けようと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
また私のお気に入りのものについてお話できますと嬉しいです🛁

それでは。
またお会いできますように。

ニシハラヒビキ



いいなと思ったら応援しよう!