ちょっと特別な日のビーフシチュー
理由は分からないのだけれど、ちょっとしたお祝いの日や、何かいいことがあった日に無性に食べたくなるのが『ビーフシチュー』だ。
それも3時間、はたまた半日ぐらいコトコトコトコト煮込み続けたビーフシチューが理想で
この間ちょっとしたお祝いの日に、ビーフシチューを久々に作ることにした。
作りながらふと、「そう言えば、なんでビーフシチューをお祝いの日に作りたくなるんだろう」と思ったので、ちょっと考えてみた。
・ビーフシチューの"特別なごちそう感"
これは言わずもがなだと(思うのは私だけ?)
なんとなくだが、"ビーフ"という言葉がついているだけで贅沢な料理の気分になる。
お肉が煮込まれてトロトロになっていて、旨味が溶けだしたルゥを思い出すだけで今も涎がジワリと滲んでくる。
・煮込んでいる時間が好き
これは万人共通ではないかもしれないが、私は煮込み料理の待ち時間が大好きだ。
キッチンから部屋に流れ込む匂いが少しずついい匂いになってくると、完成へのワクワク感が止まらない。(これはお菓子作りでも同じことが言える、特にクッキーを焼いているときの匂いったらたまらない)
その期待感を胸に、好きなコーヒーやお酒を少し飲みながら本を読むあの時間は、本当に至福のひとときだと思う。
・食べているときの顔を想像する
とはいえ、ビーフシチューはあまり一人では食べない(1回に作る量がどうしても4人前程度になりがち)
一緒に食卓を囲む人が食べながら笑顔になってくれる姿を想像しながら作るのも楽しい。
これまで出会ってきた人の中で『ビーフシチュー嫌い』はいなく、みんな好きな食べ物のひとつだと思う(少なくとも私の周りでは)
そんなこんなな理由で、私はお祝いの日のビーフシチュー作りが大好きだ。
そしてこれから、何回お祝いの日にビーフシチューを作ることになるのだろう。
(以下レシピ掲載してます)
✦✧recipe✦✧
<材料> (4人前ぐらい)
・お好きな牛肉の部位(スネ肉、スジ肉がオススメ) 400gぐらい
・ワイン 1本(720mlぐらい)
・ローリエ 1枚
・玉ねぎ 2〜3玉
・じゃがいも 2玉
・人参 1本
・セロリ 1/2本
・しめじ 1株
(マッシュルームでも美味しい)
・固形コンソメ 1つ
●ビーフシチューのルゥ 1/2箱
●バター ひとかけら
●ケチャップ 大さじ1
・オリーブオイル 適量
<作り方>
1.お肉を容器に入れ、赤ワイン1/2本を流し込み、20〜30分置く
2.フライパンにオリーブオイルを敷き、中強火で全面焼き目をつける(※つけていたワインは捨てない)
3.つけていたワインとローリエを2のフライパンに入れ、30分ぐらいことこと弱火で煮込む
4.別の深手の鍋にオリーブオイルを敷き、好きなサイズに切った、じゃがいもを除く野菜を炒める
5.全体に油が回ったら、残り1/2のワインと3のお肉を鍋に流し込み、15〜20分ぐらい強火で煮込む(アクを取りながら)
※ここでしっかり沸騰させないと、ワインの渋さとか酸味とかが残っちゃうので要注意
6.コンソメを入れたら蓋をして弱火にし、1時間半ぐらい煮込む
7.じゃがいもを加え、追加で30分〜1時間煮込む
8.●を加えてさらに10分ぐらい煮込む
酸味が強ければ、少し砂糖をいれるとまろやかになるのでオススメ
9.好みで生クリームかコーヒーフレッシュをたらせば完成!
意外と簡単なので、ぜひみなさん作ってみてください!