「無意識のフィルター」に気をつけろ
こんにちは!ビケウォジャックです。
今回はクリエイティビティが求められる状況の中で、私が個人的に注意したいと思っている「無意識のフィルター」に関する注意点をはなしていきたいと思います。
自分一人で創作する時
まず、自分だけで何かを作る時にも、無意識のフィルターは働きます。
例えば、私は毎日noteを執筆しているので、普段から思いついたネタをメモ帳アプリなどに書いています。
そんな時、ふと思い浮かんだアイディアに対して、無意識に「これは微妙か…」と評価して、メモすることなく却下してしまうことがあることに気がつきました。
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ここで注意したいのが、自分の価値基準と見る人の価値基準は違うため、自分では思いもよらない作品が人気になったりします。
「これは伸びるだろ!」と思って書いた作品が、全く伸びない。
かと思えば、
「今日はピンとくるアイデアがないけど、これについて書いてみよう」くらいのノリで書いた記事もたまに結構伸びたりする。
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そのため、何かを創作するときはとにかく吐き出してみることが大事です。
最初はメモ帳上でいいです。そこから少しずつ、自分では直感的に魅力的じゃないかもと感じたものでも発信してみてください。自分の予想と実際の反応はかなり違うことに気がつきます。
グループでアイディアを出す時
もう一つは、グループで話す時に気をつけなければなりません。
グループで話し合う際、多くの場合司会のような仕切る人がいて、みんなからアイデアを募る形式になると思います。
この時、この「司会」の人の役割が非常に重要になります。
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司会の人が「無意識のフィルター」をかけてしまうと、自分一人で創作する時よりも悲惨な事態になりかねません。
アイデアを募りホワイトボードなどに書き連ねていく状況とします。
例えば、メンバーの誰かがアイデアを出してくれた時に、司会が「それは微妙かな〜…」と「無意識のフィルター」をとおして勝手に判断し、ホワイトボード上に書かずに却下したとします。
すると何が起こるか。
他のメンバーは、アイデアを思いついた際、その人自身の「無意識のフィルター」のみならず、「このアイデアじゃ司会に却下されるかも」とさらにフィルターをかけてしまうんです。
結果的に何が起こるかというと、膠着状態に陥り、何も意見が出なくなる。
そして、行き詰まる。
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こうならないためには、まずは司会が重要。
もしあなたが司会の役割を担うなら、オープンな雰囲気、「ノーフィルター」な雰囲気をつくってあげることが重要。
一見馬鹿げたアイデアですらも、とにかく書き記す。
「どんなアイデアでも歓迎するよ」というメッセージを行動で伝える。
すると何が起こるか。今度は、
各個人が、「無意識のフィルター」を通す前に、「とりあえずいってみるか」の精神でアイデアを出してくれる。
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もしあなたが司会じゃなくても、できることがある。
それは、自ら進んでアイデアを出すこと。
司会者に、後で却下してもいいのでとりあえず書き出そうと提案すること。
あなたがメンバーの一員なら、そうしなくてはならない責任があると私は思います。
「ノーフィルター」が思わぬアイディアを生む
以上になります!
最後まで読んでくださりありがとうございます!
「ノーフィルター」は我々の創造力を最大限引き出します。
無限に溢れ出るアイデアの中には、多くのガラクタと、少々の宝石が入り混じっていることでしょう。
最初から宝石を見つけようと思っても、これは難しい。
まず出してみる。そこで判断してもいいのではないでしょうか。
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