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鬼のお面と悪ふざけ

皆さま、お疲れ様です。

今日もnote書いていきます。

今日は節分でしたね。
末っ娘が幼稚園で鬼のお面を作ってきました。
紙袋に穴を空けて目出し帽みたいな感じにして、紙製の角と耳と鼻、毛糸の髪の毛を付けたヤツです。

幼稚園では毎年このお面を作って、節分の日に豆まきをしてくるそうです。
鬼の係と豆をまく係を交代でやるんですかね? 詳細は知らないですが。

鬼のお面を持って帰ってきた日は、もちろんイベントが起こります。
どこのご家庭でもそうだと思うのですが、僕が鬼のお面をかぶって鬼になるんです。

お面をかぶるときに「ウッ!」と言ってちょっと苦しそうにして。
被り終えると、低い声で「うおぉぉぉぉ~~~~! お前たち~! 悪い子は連れて帰ってくっちまうぞ~~~~~!」とやる訳です。
「マスク」のジム・キャリーをイメージしつつ、なまはげに変身する感じですね。

子供たちは、こうやって僕が変身するのが大嫌いなんです。
お面をかぶって変身した中身は、子供たちが最も恐れる我が家のオリジナルキャラ、「かみなりさん」ということになっています。
「かみなりさん」は、子供たちにとって、出てきただけで泣いちゃうくらい怖いキャラで、普段は僕が「かみなりさーん!」と呼ぶことで僕に憑依して出てくるのですが、節分の日はお面をかぶると出てくる、という設定です。

子供たちに豆の準備ができていない隙を狙ってお面をかぶり、末っ娘を抱きかかえて「わーはーはーーーー」と連れていく素振りを見せると、末っ娘は必死に僕のお面を取ろうとします。
お面が取れると元の父ちゃんに戻るのを知っているからなのですが、僕は僕でお面を取られまいと頑張ります。
で、そんな小競り合いが続くと……最後は末っ娘が泣いちゃいます。

泣かれた後は素直にお面を取って元の父ちゃんに戻るのですが、僕はこの、頑張って抵抗する姿に子供の成長を感じるという、偏った感覚を持っていまして、嫁や娘ポン(長女)にはいつも冷たい目で見られています。

その後は、ちょっと時間を置いて、子供たちが豆の準備をした頃にまたリビングに行ってお面をかぶります。
同じように鬼に変身して「食っちまうぞ~~~~!!!」とやるのですが、今度は子供たちは豆を装備しているので、僕に豆をぶつけてきます。

近づいて捕まえようとする鬼に豆をぶつけると、鬼は痛くて近づけない、というくだりをひとしきりした後、「やめてくれ~~~~~~!」と言ってやられたフリをして、お面を外します。

”最初は怖くて泣いちゃったけど、豆という武器を手に入れたら撃退できた” という、「何事も準備をして臨めば乗り越えられる」という教訓を…………なんてことは全く考えていませんw 単に楽しくてやっています。

今年も楽しかったです。

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節分とは関係なく「かみなりさん」を呼んで子供たちを怖がらせるイベントを、僕の気分で始めることがあるのですが、そのたびに子供たちが泣くまで悪ふざけをしてしまいます。

数年前、同じように悪ふざけをして子供たちを泣かせたら、嫁に叱られました。

嫁、鬼より怖かったです。


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