積んでる映画の消化録4

ゆるゆる映画感想テキスト、第4弾。
今年もゆるっと続けていこうと思うので、よろしくお願いしま~す!

『積んでる映画リスト』と『積んでる映画の消化録』はマガジンにまとめてあるので、未読で興味のあるかたは当noteのトップページからご覧ください。

未だにマガジンのリンクの貼り方とか、あるのかすら知らんので案内しかできないで申し訳ない!



そんなにネタバレとかしてないと自分では思っているんですが。
何がネタバレになるのか、は人それぞれだとも考えているので一応ご注意ください。
基本的に大したこと書いてませんけどね~。




『クリフ・サバイバー』

2024年になって一番最初に見た、積んでる映画。
う~ん、可もなく不可もなく。
淡々と進行するタイプの映画だね。
めっちゃ盛り上がるシーンも特にないけど、不思議な現象を体験する主人公たちを見せ、じわじわと恐がらせてくる感じは嫌いじゃない。
勝手にセラピーのメンバー内で何か起きる話だと思っていたし、一番年上の先生が怪しく見え過ぎて「この人が何かするんやろ」って考えていたら、サクッと犠牲になって驚いた(私って本当に馬鹿だなと思った)
襲い来る“何か”の正体がチラチラと何回も映るんだけど、いまいち全貌が見えなくて(私の視力が悪いせいかもしれないけど)そこに関しては恐がりようがなかった。
何か、映画の終わりに制作側の表明?が出ていたけど、そういう面が“何か”を明確に描かないことに関係してたりするんかな~?
その表明、どこに関係してんのよ!って思った。
全体的にも、わけわからんまま映画が進行していくから解説がほしくなる時があったね。
別に解説がなくてもドキドキしつつ見られるけど!




『インシディアス』

やっぱり怖くて面白い!
最初にタイトルが出てくる前の短めなシーンも良いし、タイトルの色合いとか一緒に流れる恐怖と不快感を煽るようなBGMも最高過ぎて。
その時点で、あ~好き!ってなる。
時間的にコンパクトにまとめられているし、ずっと何か恐がらせてくるし、ホラーとしてもシリーズ物の1作目としてもイイ作り。
やっぱりジェームズ・ワンとリー・ワネルのコンビは伊達じゃない!
リー・ワネルは演者としても出ていて、いいキャラを見せてくれているしな~。
エリーズとスペックスとタッカー、3人のキャラが堪らんね!ワクワクしちゃう。
そういえば今回見ていて、初めて隠れ(てはいないけど)ビリーに気がついたよ。
学校の教室のシーンで、後ろの黒板にビリーのラクガキがあってニヤニヤ。
ビリーって『SAW』の人形のビリーね。
この1作だけでも十分に面白いけど、1作目を見たら続きが見たくなるよ~!
WOWOWさん、シリーズ全作放送してください!




『ブレッド・トレイン』

何だこれオモシロッ!
キレキレのアクションシーンと思わず笑えるシーンがモリモリあるとか、お得ですな~。
タンジェリンとレモンの、殺した人数の確認ダイジェストで心を掴まれましたw
キャラクターたちに隠れた関係性があって、それが終盤に明かされていく伏線回収の爽快感よ。
真田さん演じるエルダーが、ブラピ演じるレディバグに天道虫について話すシーンのカタルシスが!堪らんです!
…ってか真田さんが本当カッコ良過ぎて最高です。
レディバグはね、不運過ぎて面白い。
カッコいいブラピを見ることもできるけど、どちらかと言えば愉快なブラピが見られて大変満足です。
キャストが豪華というか出番が少ないキャラ(ワンシーンしか出てこないキャラとかも)を有名な役者さんが演じているから驚く。
個人的に『ザ・ロストシティ』が見たくなったw
舞台となる新幹線の名前が「ゆかり」なのって、よく考えられた末のモノなんですかね~?
wikiで原作の粗筋を確認したら別の名前だったんで(単に実在の名前というか愛称を使わなかった・使えなかっただけかもしれないけど)
最初は「ゆかり」とか、ふりかけかよ~って笑っちゃったんだけど…話の内容からして納得できる気もするのは私だけかな~。
原作も読みたくなったね。




『サムライマラソン』

殿様が藩士の遠足(マラソン)を計画したら、それどころの話ではなくなった~ってストーリー。
ハセヒロさん・染谷さん・門脇麦さんって『麒麟がくる』だし、佐藤健氏と青木崇高氏は『るろ剣』じゃん!
(ちなみに『麒麟』の3人に、今作での共演シーンはない。それと私は一身上の都合により実写の『るろ剣』は見てません)
他にも豪華なキャストが盛り沢山で、そういう面ではワクワク感があるよね。
でも微妙に活かしきれてない感があったかと。
誰もメインじゃない、みたいな。
皆、平等に深掘りしてない(できてない)的な。
群像劇だからライトに見られるよ~とか言えるかもしれないけど!
私は竹中さん目当てで興味を持ち、いい感じの演技を見られたので満足です。
又衛門と伊助のやり取り、良かったな~。
ハセヒロさんの殿様演技も味わい深くて好き。
森山氏とか小松菜奈さんの演技やパートも良かったと思う。
遠足どころの話ではなくなった、って経緯と顛末がな~ちょっと大味に思えた。
そういうことも有り得そうっちゃ有り得そうだけど(経緯)本当にそれでいいのか?(顛末)的な。
原作だと、どういう感じなのかな~ちょっと気になるよね。




『呪呪呪/死者をあやつるもの』

なかなか面白かった。
ドラマ版『謗法』が下地にあるから(ドラマを見てないと)設定とか登場人物たちの関係性などが、よくわからない部分もあるけど。
わからなくても結構・楽しめる仕様かな~。
私自身、ドラマの方は見てないけど夢中で見ることができました。
出てくる言葉が知らないもの(馴染みのないもの)ばかりで必死だった、ともいうけどw
まず謗法(謗法師)から、わからない。
これはドラマ版で描いているのか、ほぼ詳しい説明はないようなモンだし、映画を見ながら感覚を掴むしかないのよ。
wikiだと“謗法”は仏教用語って出てくるんだけど、それで合ってんのかね?
そして、ジェチャウィってのが死者のことで。
それがゾンビって紹介されているのを見かけたけど、従来型のゾンビっぽさは薄い気がするかな。
だって車の運転して標的を追っていたし、身体能力が高過ぎだし。
ジェチャウィのアクションシーン、なかなか見応えがありました。
ちょっと画面が暗い場所でのアクションとかは見辛くて残念だったな(私の目が悪いだけかもしらんが)
そのジェチャウィを操る呪術師がドゥクン。
ドゥクンは実際にインドネシアにいる存在らしくてwikiに結構・詳しく書いてありました。
ほぇ~って(勉強に)なったよ。
とりあえず、謗法師・ジェチャウィ・ドゥクン辺りを何となく認識していれば、この映画の世界観がわかって楽しめるかもしれないね。
問題はラストシーン…アレ、どう捉えればいいの?
終わります、なの?続くかも、なの?わからん!頭悪くてスマン。
ドラマの方も、いつか見られる機会があったら見てみたいです。




今回も、それぞれ楽しめたかな~。
やはり自分が気になって録画しておいた作品が、予想通り面白かったり、予想以上に面白いと嬉しいね~。

これからも色々な映画に出逢っていきたいものです。

終わり。

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