金田一ドラマを見よう 四代目その4


↓ ここから冒頭定型文(毎回入ります)


※『金田一少年の事件簿』初代版を見て金田一にハマった私が、五代目ドラマ放送を記念した“春の金田一祭り”を絶好の機会とし、今までちゃんと見てこなかった初代以外の金田一ドラマを見よう!という自主的な試みです。


初代以外を見るのが個人的なメインの狙いですが…初代も配信されたら、もちろん見たいです!久々だし!
ただ配信スケジュールがタイトな気がするので…現時点からして全部見られる自信がない。
けど頑張ります、なるべく全部見たい!


ちなみにネタバレには配慮してませんので、ご了承ください。
原作やアニメでの話もすることがあります。


↑ ここまでが冒頭定型文






今回は『ゲームの館殺人事件』と『鬼火島殺人事件』について語っていきます。


記事を書くのが遅過ぎで、見たことが既に昔のようにも思えてきているヤバさを感じる。
鮮度、大事。




さて、まずは『ゲームの館』の方から。


この事件ね、原作を読んだ時から、そんなに思い入れがないんだよ。


トリックとか(特に3D関係は)凝っている部類かと思うし、犯人の動機とか半生は何か聞いたことあるパターンな気もするけどわかりやすいし、まとまっていて面白くないわけではないんです。


でも何かが気に食わない。
その何かは、タイトルだね。


『ゲームの館殺人事件』っていうタイトルが何か金田一っぽくない(私の主観です)
もうね、金田一の事件タイトルは凝っていてほしいんですよ!
文字面を一目見たら、金田一じゃん!って思えるものにしてほしいんです。


申し訳ないけど『ゲームの館殺人事件』というタイトルから金田一らしさを感じられない。
汎用性があり過ぎるんだよ。
だったら何にすればいいの?って訊かれても、パッとは思い付かないんですけどね。


タイトルに引っかかるファン心理でした。




そして前々から気になっていたけど、四代目ドラマだとヒントをわかりやすく出し過ぎだよね。
ここポイントでっせ~って見せてくるじゃん。
今回も最初からタネ明かし状態だったし。


私が馬鹿だからか原作のままの表現だとヒントに気付けなかったり、ヒントを真相に繋げられなかったりすることも多々あるんだけどさ。


初見さん(原作未読、アニメ未見など)に優しい仕様ってことなのかね~。
原作を知らなくても楽しめるのって大切だよね~。


でもな、わかりやすいことが駄目とは思わないけど…自分で手掛かりを掴む感が薄いかなと。
その辺りは、さじ加減が難しいか~。




知恵の輪を解くのが早い一ちゃんは頼もしい。
そんなに構ったこともないけど、私は知恵の輪とか一度も自力で解けたことない気がする。


『獄門塾』の模範解答の仕掛けの時も感じたけど…今回のワインラベルを飾った額縁に仕掛けられた罠も、めっちゃ針。
あんなに針があったら避けられなさそうだし、罠に引っかかる確実さが増すだろうけど、普通に恐い。
針を仕掛けるのが大好きなかたがいるのかな。


以上です。






次は『鬼火島』について。


これは小説のドラマ化ですね。


主に二つのトリックが目を引くかな。
初めて小説を読んだ時、マジか~って驚いたことを覚えている。


特に首吊りトリックはインパクト大きくて、私の中では『鬼火島』といえば、このトリック!って印象があるわ。
ドラマだと更に、期間的・場所的な難易度が高いように見えたんだけど…気のせいかな。


これに関してはドラマやアニメとかの映像で見るより、一番最初に小説を読んで衝撃を味わってほしいかも~。
肝だから小説の方でも丁寧に描写や解説がされていたと思う。


もう一つの鍵穴トリックの方も、発想が面白いなと感心した記憶がある。
場所や登場人物たちと関係深いアイテムを使っているのが、またイイのよね。




気になる点は…鬼火島って言うけど、ほとんど鬼火が出てこないこと。
結局、怪談話の盛り上げ要素に使われただけだったのがね~もっと来いよ!って感じだったw


でもまぁ室内で鬼火って(実際の火なら)危ないし、何か違う気もする(屋外で見そうなイメージある)から仕方ないか。




いじめの描写が、またエグかった~。
親の役職でカーストが決まっちゃうのとか嫌だし、それを笠に着てパワハラ的なこと言ったり強要するのとかヒドいと思う。


フィクションの中では、よくある話というか設定だけどね…こういうの見かける度にモヤモヤするわ。


以上です。






TVerでの配信がタイトで、今回の二つの事件は期限ギリギリで見たからか…(見ていた時の)メモの書き込みも少なく、結果として書きたいことも短めになりました。
おかげで記事を投稿するペースは少し上がりましたけどね。


次も、早めに投稿できるよう頑張りま~す。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?