積んでる映画の消化録7

おひさしぶりです。

何ヵ月ぶりなんだろう…こっちでの書き方、すっかり忘れているな~。
感想だけで言えば『ABEMAで見た映画』で少し前から復帰しているから、感覚は取り戻せている…気はするけど。


そんなこんなで?積んでる(録画したままで暫く放置していた)映画の、ゆるゆる感想テキスト・第7弾でございます。

また、これからボチボチとやっていこうと思うので、よろしくお願いします!



結末などの重大なネタバレはしてないと思いますが、映画の内容を書き過ぎてしまっていることがあるかもしれません。
その点につきましてはご理解・ご了承ください。






『M3GAN/ミーガン』

上映時間はコンパクトだし、コワ面白くてイイね~。
一番最初にWOWOWでの放送をリアタイした時は前半を見ていなかったから、ジェマとケイディの関係性・その変化を知らなかったけど。
しっかり描かれているシーンが見られて、その部分もなかなか好きだな~と思いました。
ぎこちなくも互いを思い合い信頼や絆を深めていく、家族になっていくって感じの過程が良いね~。
でも、やっぱりミーガンが暴走してからが本番よ。
怖さと面白さ(滑稽さ)の具合が絶妙で、クセになる感じだよね。
わりと怖さよりもコメディっぽく見えるシーンが多いから気楽に見られるのがイイ。
意外と短い、いわゆるミーガンダンスのシーンは見ていてニヤニヤしちゃう。
海外で、フラッシュモブのモチーフにされている動画とかも見かけたけど、キャッチーさがあるのよな。
そういえば、ジェームズ・ワン自身が「僕のあだ名は人殺し人形映画の達人」と言っている動画も見かけて笑ってしまったwたしかにねw
映画の終わり方的に続編とかありそうな描き方だったけど、ちゃんと予定されているようで。
どんな物語になるのか楽しみですな~。






『スクリーム6』

いやぁ、面白いね!
リブートの続編でありシリーズ作品である、っていうメタがメガメタで、さすがは『スクリーム』って感じ(自分でも何言っているか半分くらい理解できてない気がするw)
ホラーのお約束を皮肉り利用しつつも、新しい要素を取り入れて進化し続けるシリーズは最高。
本当、何で日本では劇場未公開だったの?
前作でもそうだったけど、サムの思い切りの良さ!が好きだわ。
ゲイルのしぶとさも大好きだけど!
コンビニ(お店で襲撃される)のシーンとか、主人公たちの部屋から向かいの部屋に脚立?で渡るシーン、地下鉄のシーンが特にドキドキしたかな。
ゲイルのマンションでのシーンや、終盤の元映画館のシーンも良かったけど。
ウッズボローから出て、都会(NY)に来た感じがあるシーンとか『スクリーム』においては新しい面白さになっていた気がした。
7作目も楽しみだけど、サムもタラも出ないって情報が寂しいよね~。
今回のストーリーで一区切りに思えなくもないから、中途半端にはならない気もするけど。
もっと2人の物語を見たくなっている私がいる。
いつか再登場してくれることって、あるのかな~?






『#マンホール』

なかなか面白かった。
ワンシチュエーションスリラーなんだけど、そんなに中弛みを感じなかった、かな。
主人公による、ほぼ一人芝居なのに飽きさせないのは凄いんじゃない?
無理のある設定や展開などツッコミどころは多い気がするけど、力技でも何でも押し通して、1つの作品にしている時点で立派だと思う。
マンホールの中に落ちて、脱出のためにSNSで助けを求めるって、その発想が出てくる時点で面白いw
(比較的)新しめの要素と、定番・王道の要素の比率とか匙加減が絶妙なのかも。
結局あれは何だったんだ?っていう部分もあるけど、一貫した突っ走り具合(どんな結末に連れて行かれるんだろう感)は好き。
スリラーだけどホラーっぽい演出もイイ。
わりと最初から性格に難ありそうな描写がされている主人公だけど、話が進むにつれて本性がボロボロ出てくる・見えてくるのが、また面白いやら(ある意味)爽快やら。
いや腹も立つんだけど、窮地にいるからね~主人公。
私的には気軽にツッコミながら見られると思っているけど、微グロ(痛い系やら虫系やら)だから…苦手なかたは注意した方がいいかと。






『奈落のマイホーム』

面白い!というか、良かった!って感想かな。
もちろん面白かったという気持ちもありますけど。
こんなことが実際にあったら嫌だな~と思いつつも、引き込まれる映画でした。
パニックものだしサバイバルものだから、状況としてはシリアスなんだけど、コメディ調な部分も多いので結構・笑って楽しめるね。
悲劇的な展開もあるにはあるけど、(そういう面も)ちゃんと描いていて好感が持てるというか、コメディとシリアスの比率やバランスが良い。
最初は主人公も隣人も、何だよコイツら~って印象があるんだけど、どんどん頼もしく・逞しく感じられるようになる。
やはり成長というかプラスな変化を目の当たりにすると応援したくなるのかな。
序盤の、主人公の行く場所・行く場所に現れる隣人の展開は、何回続くの!って思ったけどw
主人公の反応はビビり過ぎな気もするんだけど、隣人の神出鬼没率も胡散臭い域なのよねw
他の、特に落下したマンションに取り残された主要なキャラたちも個性的で。
それぞれに見せ場があって、コイツ何もしてないな~ってキャラがいなくて素晴らしい。
そういや、私の空間認識能力がアホだからなのか、今って何階にいるの?と思う場面が何度かあって、軽く混乱したわ。
地下に落下したわけだから、あまり気にしないでいいことなのかもしれないけど。
でも上下移動のシーンとかあるから気になっちゃう!
家族の絆の描き方も、なかなか上手いなって思うわ~スッと自然に入ってくるからね。
終わり方もエンディング(歌)も明るくて力強くて、カラッとした気分で見終われてイイな。






『セブン』

やっぱり面白いよね~最高!
久々に全編通して見たわ。
もう見るのが本当にひさしぶり過ぎて、こんな始まり方だっけ?って冒頭で首を傾げたもん。
違う映画を再生したかと思ったぐらいw
それと久々だからか?以前より本編が短く感じた。
グロさも、こんなモンだっけ?って思えた。
私なんかが書く感想なんて(意味)ないだろって言いたくなる、完成度の高さ。
文字通りの「言うことなし」なんだけど、素晴らしいものに触れると何か言いたくなる感覚なんだよね。
好き過ぎて、言いたい気持ちと言わんでええやろって気持ちが、せめぎ合っていてキモい。
じゃあ、これは何のためのテキストよ?って話になるから書くけどね!
ストーリーの引力も凄いんだけど、画面の見やすさも良いのよね。
映画を見ていて暗い場面になると、頭と目が悪い私は「見えない!」って、よくキレてますけどw
この映画においては、そういうストレスが一切ない。
見える暗さだし、映像として美しい明るさなの。
もちろん私がそう感じるだけで、個人差はあると思うけどね~。
オープニングもエンディングも格好いい!
流れる音楽も映像やクレジットも凝っているな~って見入っちゃうもんな。
サマセットとミルズが指紋鑑定待ちの間、廊下にあるソファ?で寝ちゃっているシーン(そして起き抜けのシーン)が本当に好き。
緊張感の続く中での貴重な、まったり(緩和)!
図書館のシーンもイイよな~。
トレイシーから夕食に誘われて、サマセットがミルズ宅を訪れるシーンもキャラたちが打ち解けていく様がイイ。
この映画って、胸糞映画とか後味悪いとか言われがちだけど、私はそう感じたことないんだよな。
もちろん、そう感じること・そう思うかたたちを批判したり、否定する気は一切ないですよ。
感じ方や捉え方は人それぞれですから。
特に終盤の展開が、胸糞だとか後味悪いとか言われているんだろうけど(私の想像でしかないので違ったらスミマセン!)“なるべくして、なった”結末感が強いから、私的に気にならないのよね。
どうしようもなかったじゃん、って思うのよ…。
『セブン』を見たら、尚更『SAW』が見たくなった!
何か似たものを感じるんだよな~その何かの正体は、わからないんだけど。
それと『リトル・シングス』も、また見ようかなって気分になる。
時間を置いて何回でも見たい名作だわ、『セブン』!






『積んでる映画の消化録』の1テキストを、や~っと書き上げることができた。

今回の感想ですけど、前半の2つは春頃に書いた記憶があって、あとの3つは最近だけど1ヶ月くらいかけて書いた感じがあるので。
下手すると、半年くらいかけて1テキストに仕上げた感覚かもしれない。
でも書き上げることができて良かった!

今後もね~映画を見られなくなったり、それに伴って感想を書けなくなったりするかもしれないけど、時間がかかっても(なるべく)続けたいと思ってます。
映画を見るのも感想を書くのも楽しいからね~!


あっ、こっちでも告知するか。

『積んでる映画リスト』と『積んでる映画の消化録』のテキストは、マガジンにまとめてあります。
未読だったり・気になるかたなどは、当noteのトップページからご覧になってくださいね。


さて…今回は、このあたりで終わろうかな。
また、お目にかかれることを願いつつ!
ではでは~。

終わり。

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