ABEMAで見た映画13

またしても前の更新から次の更新までの間隔が短い!ABEMAで見た映画・第13弾。


今月、3本目のテキストですよ。

これまでで一番・更新が多かった月は今年の2月、4本もテキストを更新していた。
日数は他の月より少ないのにね、2月。

来月は、どうなるかな~。



今回も、ABEMAの無料配信期間を利用して見た映画の感想を、ゆる~く書いていきますよ。

(上記の“無料配信期間”とは、ABEMAのアプリをインストールして見られる状態でのものです。会員登録はしてません。また、無料配信期間は作品によって日数が違う場合や、無料配信期間ではない場合もあるので毎回ちゃんと確認してくださいね)


結末など重大なネタバレはしていないと思いますが、映画の内容については書き過ぎていることがあるかもしれません。
そういう点に関しては、ご理解ご了承ください。






『悪魔館 死霊のせいなら、有罪。』

※テンションが上がって~というか好き過ぎて、映画の内容について結構・書いてしまっています。
ご了承ください。

やべぇ…この映画、好きだわw
まずは邦題のパクり具合に気をとられて冷やかし半分で見てみようと思ったわけですが。
これ、逆邦題詐欺じゃない…?
もちろん怖くもあるけど、面白いのよ。

イイ意味で、何で『死霊館』のタイトル(しかも今のところ一番ふざけている邦題)をパクったの?作品のオリジナリティに自信を持ってよ~!という気持ちになった。
じゃあ、どんな邦題なら良いんだ?とか訊かれても、気の効いたタイトルとか思いつかないんだけどね~。

たしかに私が釣られたように、パクり邦題にすれば、見てみようと思う人もいるでしょう。
でも、パクり邦題だから見ない!って人もいるかとも思うので、その分が勿体ないよね。

いや待てよ?『死霊館』を素晴らしいと思っていて、好き過ぎて験担ぎ的にパクり邦題をつけた可能性は?(私は何を言い出しているんだろうか)
どうかと思う邦題ではあるんだけど、結局この邦題のおかげで見るに至ったわけだから、邦題をつけた人に感謝すべきなのかな~。
いやいや…それこそ思うツボじゃねw?

ちなみに、原題は『Anything for Jackson』らしい。
内容を見れば納得のタイトルですわ。

いい加減タイトル以外の話題に行かせてくれw

粗筋としては~亡くなった孫を何とか生き返らせたい老夫婦は、顔見知りの妊婦を誘拐・監禁する。妊婦のお腹にいる赤ん坊が悪魔召還の儀式に必要だったから~って感じかな。
最初から、なかなか狂っていてイイよね。
原題にある“Jackson”が、亡くなった孫の名前です。

老夫婦(特に奥さんの方)は真剣に孫を蘇らせようとしていて、それに旦那さんも付き合う感じ(稼ぎとか財産を投じているので旦那さんも相当だけど)
でも素人だから儀式が不完全で間違いがあって、幻覚というか悪魔による怪奇現象を見たり体験するようになっていくわけ。
その表現がね、またイイんだよ~!
怖いと思わせると同時に、何これ?とも感じさせて、ヤバさ・奇妙さなども付与してくる。
どの現象もパンチが効いていて個性的なの!
気持ち悪さというか、ホラーとしての旨味がバリバリなんだよね~堪らんです。

追い込まれていく老夫婦は、悪魔崇拝?仲間のイアンに相談して助けを求める。
このイアンが、最初っからヤバいヤツっぽいな~って雰囲気を醸し出しているんだけど、悪魔についてなら老夫婦よりも知識があるから、何となく頼もしい存在みたいになるの。
でも終盤になると、最初に感じたヤバさとは、また別のヤバさを放ってくるんですよ。
最高だよね~これがカオスの始まり!

もう終盤は、これまでのヤツ全部出したれ!って感じの、怒涛の押し寄せ方がカオスで、怖さを通り越して笑える域。
お化け屋敷状態、いや…これこそ『悪魔館』状態!
悲劇も確実に起きていて、笑っている場合かよ!って感じてはいるんだけど。
私はホラーとコメディは紙一重って考えている部分もあるから~そういう路線とか、そういう感じに見える作品が大好きです。

ヤバいな~内容を書き過ぎているな~。
結末に関しては何も書かないでおきますから安心してくださいね!

本当、この映画はホラー好きな人に見てほしい。
オススメしたい作品ですわ。
見た上で好みに合う・合わないとかあると思うけど、パクり邦題ってだけで見ないのは勿体ないよ~。

1作品だけで、かなりの文量を書いてしまった。
それだけ楽しんで感情を突き動かされた、ということにしておいてくださいw






『喰らう家』

期待してなかったけど、なかなか面白かった。

ABEMAの粗筋を読んでみたら、最後の辺りで
「グゴッ!グゲゲゲェェ!!」
とか書いてあるから、何事かと思った。

DVDのジャケットとかに書いてあるんですねw
(ABEMAの画像には書いてなかったな~)
それを丁寧にも粗筋に書いちゃうABEMAったら!とか思ったんだけど、アマゾンのSTORYにも書いてあったから公式が推しているのかなw?
…というか、そんな擬音って聞こえた?

邦題よろしく、たしかに家が喰らってましたね~。
原題は『We Are Still Here』らしいです。
これもわかりやすいタイトルだと思うわ。
今回は原題も邦題もイイね。

シックな画面・画質で、的確なタイミングにホラーな表現をしてくれる部分が、特に好き。
わっ!ってビックリさせて驚かせてくるシーンって、来るぞ~来るぞ~ほら来た!ってタイミングがズレていると怖がれないし、つまらなく感じるけど。
今作のタイミングは(私的に)ほぼ完璧だった。

洋画でジメッとした空気感の地下とか、よく出てくるけど、一人で行きたくないよね~怖過ぎるじゃん!
この映画だと謎に暑い地下なんだけど…でも不気味で何か起きそうな雰囲気がヤバいのよ。
暗い場面は、見えなくていいかな~と思うくらい怖いというか、ビビらせてくるからビビる。

後半というか、家がバリバリし始めてからの血飛沫と臓物祭り!みたいな過激な展開と画面も堪らん。
わりと序盤から、グロ表現は容赦なかったけど。
地味めな画面にドカッと来るから衝撃度が高まるの、計算し尽くされているのかな?

怪異も怖いけど、この映画で一番怖い描き方しているのは、生きている人間だよね。
お隣さんも町の住人もヤバいヤツらばっか!
ホラーもスリラーも味わえる感じ、最高。

そういえば~ジェイコブ役の俳優さんが、ジャック・ニコルソン氏に似て見えたんだけど…気のせい?

こちらも、わりとオススメかも。
興味があるかたは、ご覧になってみてください。






『豚首村』

う~ん、中途半端。
よくあるヤベェ村に立ち寄った余所者が、村人たちに大変な目に遭わされるストーリー。
全編通して(特に後半から)グロいけど、個人的にはオープニングの豚の解体・加工の映像が、一番グロく感じられた。

メインキャラの1人であるフェデが、あまりにも綺麗にフラグ発言するので、一番最初に殺られるのかな?とか思ったけど結構しぶとくて。
その後も度々フラグを立てちゃうから、逆にコイツは死なないのでは?って思い始めたんだけど。
そうしたら覚醒発言までしだして、生存ルートかな~と思いきやアララのラ~でした。

目隠し(盲目?)猟銃ブッ放しオジさんのシーンは、うわぁ~ってなった。
何してんの?コントか!って失笑。

原題は『Sant Marti』…村の名前ですな。
邦題はアレですか、『○○村』シリーズに乗っかったカタチなんですかね。
ちなみに~豚は関係あるけど、豚首に限定すると特に関係ありません。

何というか、オリジナリティがないね。
様式美と言えば、そうなのかもしれないけど。
終わり方もな~終わり方だけで見れば、私は嫌いじゃないんだけど(終わらない悪夢エンド好きです!でも描き方が弱いんだよな~)
この映画なら、振り切ってほしかった。
終わり方でスッキリできれば多少は評価できると思うけど、まったりしちゃっているのよ。
グロでホラーでまったりって何。

ところで、実在したスペインの風習を基に作られた~って部分はドコなんですかね?
やっぱり豚のこと?






いつもより文量多めでお送りしました。


今回の3作品も面白かったな~。

色々な作品を、好きに選んで見られることに感謝。
見てよかった!とか、面白い!とか感じられる映画に出逢えるのって本当に嬉しいことだから。
これからも自発的に、楽しもうという気持ちで映画を見ていきたいね~。

あと何か…これを書こうと思っていたことがあった気もするけど忘れてしまったので、終わるかな。


告知はしておこう。

『ABEMA(AbemaTV)で見た映画』のテキストは、マガジンにまとめてあります。
未読であったり気になるかたなどは、当noteのトップページからご覧くださいませ。


今回は、このぐらいで。
それでは!

終わり。

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