金田一ドラマを見よう 四代目その5


↓ ここから冒頭定型文(毎回入ります)


※『金田一少年の事件簿』初代版を見て金田一にハマった私が、五代目ドラマ放送を記念した“春の金田一祭り”を絶好の機会とし、今までちゃんと見てこなかった初代以外の金田一ドラマを見よう!という自主的な試みです。


初代以外を見るのが個人的なメインの狙いですが…初代も配信されたら、もちろん見たいです!久々だし!
ただ配信スケジュールがタイトな気がするので…現時点からして全部見られる自信がない。
けど頑張ります、なるべく全部見たい!


ちなみにネタバレには配慮してませんので、ご了承ください。
原作やアニメでの話もすることがあります。


↑ ここまでが冒頭定型文






今回は『金田一少年の決死行』について語っていきます。


原作ではCASEシリーズの最後の事件だし、長期連載の締めくくり感もあって、特別でお祭り感もあるかなと。
一ちゃんが海外(上海)の事件で出会ったキャラたちが再登場(というか、漫画版としては初登場)したりして。


『九龍財宝』の時の記事にも書きましたが…私は李波児が好きなので、漫画の方に出てきて嬉しかったんですよ。
小龍の登場にもワクワクしたし。


でもドラマだと特別感は出す必要がないし、舞台も香港から日本に変えられているんで…好きなキャラは出てこないとわかっていたから、ちょっと泣けた。




設定を変えたことによって、色々と突っ込みたくなる部分がありますね。


まず冒頭の巌窟王の登場シーン。


何でキツネの面をつけていたのか…今なら『鬼滅』って言われそう。
あれはキツネの面で、日本の話ですよ~って示したかったんですかね。
しかも登場シーン以外、あの面は出てこなかったと思うんですが…何がしたかったのか。


そして“子どもコンシェルジュ”ですよ。


これ地味に私の中では最大の疑問。
何の説明もなかった気がするんだけど(私の記憶違いだったら申し訳ない)


そもそも子どもコンシェルジュって何?
原作だと普通にボーイだったかと思うんだが。
いやしかし10代前半でホテルのボーイってのも…と考えなくもないけども、香港の話だし~と原作では(半ば無理やり)納得することにしたのよ。


子どもコンシェルジュって職業名なのか、それとも職業体験的な感じなのか。


子どもコンシェルジュのキャラ・道場龍は、施設から飛び出してアパートで一人暮らしをしている、ってドラマで描かれてましたよね。
全て本当のことを言っているとは限らないけど、一人暮らしとなると稼げなきゃ成立しない部分があるような気がするんですけど。
職業体験でも賃金は発生すんのかな。


あのアパートはホテルの管理しているもので、住み込み的なパターンってこともあるんだろうか。
だいたいホテルのオーナーが謎多きキャラだから、何でもアリかもしらん。


…あの、すみませんね。
事件の真相がわかっているなら、こういうとこで引っかかってんなよ!隅を突いてんなよ!って話なのは重々承知しているんですけど、気になっちゃうんです。


もし、このドラマの中で言われている“子どもコンシェルジュ”について、意味がわかるかた・こう解釈すれば良いんじゃね?という意見をお持ちのかたは教えてください。


あと…街中で発砲とかな。


街中というか、あれは工業地帯って感じなのかな…それにしても日本だぞ?って思いました。


このシーン、かなりアクロバティックな動きをする身体能力が高い一ちゃんが見られます。
あのレベルになると別キャラ感あるよな~…カッコ良かったけども。


忘れちゃいけないのが(とか言いつつ、忘れかけていたわ~)、原作で明智さんが務めた役割を剣持のおっさんが引き継いでいるとこ。


催眠術をかけられた一ちゃんに刺された(…と見せかけられる)のが明智さんから、おっさんになっているんですよね。


明智さんは原作だと華奢までいかないけど、何か線が細いというかキラキラに描かれていて儚い感じもあるから、もしかしてヤバいんじゃね?って危機感があるけど(少なくとも私はそう思った)


ドラマのおっさん、体格がいいから…そういう危機感はなかったんだよな。
いや刺した箇所とか出血量とか、様々な要因によっては誰だって危ないだろうけど…何か伝わるイメージが違い過ぎるんよ~。


明智さんの役割をおっさんが担ったことにより、おっさんの役割は畠山刑事が担ったわけですけど。
これで混乱しました。


私が原作を読んだのは、かなり昔なので…記憶喪失状態でドラマを見ている感じなんですけど、見ていく中で何となく思い出してくることもあるんですよ。
でもキャラが違うと、わけわからなくなる。
だからか高遠が誰に変装しているかとか、判別つかなくて大変でした~。


…というか、畠山刑事って原作でいたっけ?




ある写真に映ってないものから犯人の正体を暴く改変は、なかなか良かったと思う。
原作だと写真に映っているものの違和感から犯人を見抜くヒントになるんですけど…逆の展開は面白いし、これはドラマ版の方がわかりやすいかもしれない。


今回は鏡を使ったトリックがありましたね。
古典的ながらも見映えするし、錯覚させることに打って付けな道具だよな。
いかにもマジックっぽくて、背後に高遠がいそうな雰囲気を感じる。


高遠といえば、かなりサラッと逃げた感があるような…いや、いつものことか~。
爆弾があったから警察も下手に動けなかったみたいだけど、それにしてもね。
フェードアウトが上手過ぎて(私が、高遠の退場シーンを)見逃したかと思ったw




この事件って、犯人を明かさず語るのが難しいように思う。
犯人自体に驚きの要素があるから、そこをあからさまなネタバレとかしたくないのよ。


漫画やアニメで初めて読んだり見てもビックリすると思うけど(犯人に気づいたら、そうでもないのかな~?)実写はエグい。
殺人を犯しているシーンとか…犯人がわかっていても「うわぁ、絵面ヤバァ…( ゚д゚)」ってなったもの。


犯人の半生、可哀想だよな。
洞窟に閉じ込められたのだって完全に巻き込まれただけじゃん。


もし犯人が閉じ込められなかったとして、父親の仇として復讐する可能性がないわけじゃないけど…それこそ「ごく普通の人として生きていきたい」という願いは、多少なりと一時的でも叶っていたかもしれないわけで。


一ちゃんの「やり直せない人生なんてない」は名言だと思うし、救いになっていてほしいよな~。




話は前後しますが…一ちゃんがおっさん殺しの容疑をかけられた時にトイレから逃走していたけど。
『金田一少年の殺人』の時も、そうじゃなかった?(私の記憶違いだったら申し訳ない)
逃げる時はトイレから…が定番なのか。


私は『 ー 殺人』の方も『 ー 決死行』の方も好きなので、こういう共通点っぽい感じの表現にはニヤニヤでした~。




余談ですが、だるままんじゅうって本当にあるのね…ドラマを見てて食べてみたくなったわ。


一ちゃんは100個も頼んでいたけど、ガチで100個も買えるもんなのか…そして食べきれるもんなのか。
腹壊すなよ~とか思いつつ、一ちゃんのよく食べるってキャラ設定は好きなので微笑ましいなと。
みんなで仲良く食べててくれ!






以上です。




やはり、というか…事件への思い入れや、ドラマを見た時のメモの量が多いと、感想?雑談?記事も長くなりますね。
文章量が均一に書けた方がいいのかな…とも思うけど、気持ちのままに書きたいからな~。
終わらない葛藤だわ。

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