積んでる映画の消化録6

ゆるゆる映画感想テキスト、第6弾。

(この感想本文の)前と後の文章、いつも書く内容で悩むんだよね~。
感想以外はいらないかな?とか思ったりもするけど、何となく書いておきたい気もする。
面白いこととか、何かの役に立つこととかも書けないけど、挨拶くらいの感覚でもいいよね~。



結末などの重大なネタバレはしていないと思います。
ですが、映画の内容を書き過ぎていることがあるかもしれません。
ネタバレの感覚には個人差があるかと思うので、その辺りはご了承くださいませ。





『クリムゾン・リバー』

う~ん、好みだな~。
2000年公開の映画だし、多少の古さは感じられるけど嫌な古さじゃない。
私は昔、ジャン・レノにハマっていた時期があって、今作の原作小説も買って読んだはずなんだけど。
映画を見るのが久々だから、細かいところとか覚えてなかったな~。
これも、ちょっと雰囲気『セブン』な映画だよね。
眼科医の殺された後のアレは(個人的に)『羊たちの沈黙』のアレを思い出したけど。
ジャン・レノもヴァンサン・カッセルも若い!
犬を恐れ避けるニーマンス(ジャン・レノ)をからかうマックス(ヴァンサン・カッセル)とか、マックスを「ガキ」呼ばわりするニーマンスとか。
シリアスな事件捜査の合間、ふと一息つける言動などがあって、キャラの魅力が感じられるのよな。
(ニーマンスに出会す前の)マックスが街のヤンチャな若者?と喧嘩になるシーン、何回見てもツボる。
何かBGMが格ゲーっぽくて、格ゲーの対戦を見ているような感じになるんだよね~。
2人がいいコンビになっていくのに、2作目にマックスが出てこないと知った時はショックだったよ。
(2作目はオリジナルストーリーだから仕方なかったのかな~と今では思う)
事件ものとしてのオチは驚くけど、前半の重苦しさや謎に比例しているかな?って感じ。
驚かされて終わり、カタルシスは?って若干なる。
私としては作品の雰囲気が好みだから、そんなに気にならないんだけどね!
そういえばwikiを見たら、登場人物の項目にネタバレが書いてあったんだけどw誰だよ~書いたの。
これから見ようと思っている(特に)初見のかたは、気をつけてくださいな!





『死を告げる女』

ジャンルがサスペンスになっているけど、結構ホラー感があるよね~特に前半とか。
でもホラーだと思って見ていくと、あれ?ってことになりそうだから注意。
ジャンルの混ぜ込み方は嫌いじゃないぞ!
オチがわかっても(私の場合)そういうネタなんだ~そういう路線なのね~と呑気に見ていましたけど。
好みというか印象が分かれそう。
最初から主人公の行動が、わからん。
イタズラ電話かもしれん電話を受けて、番組の本番があるから一時放置、家に帰るも母親に言われ電話主の家に(車で)単独で行く…とか。
何時だと思っているんだよ~!
夜だよ?雨も降っているんだよ?怖いよ!
何で一人で行けるんだよ~?
そんな感じでした(私自身ビビりなので)
でも、それも伏線だったのかな?って最後まで見ると思ったりする。
怖いけど、ストーリーや雰囲気がグイグイ引っ張ってくれるから惹き込まれましたね。
終わり方が何か物足りない気もするけど、こういうのもアリかもな~とも感じる。
それにしても邦題が謎ですね。
映画の内容を思い出したり、あの部分もそういうことだったりする?って考えると練られたタイトルのような気もするけど。
パッと見で、わかりにくい印象があるかな~。





『死霊館』

1作目から怖過ぎるんですけど!
2作目の『エンフィールド事件』は部分的に見たことあったけど、1作目はほぼ見たことないというか見た記憶が薄くて初見状態。
基本的に「怖いって~」とか、ずっと言いながら見ておりましたw
積んでる映画やAbemaTVで配信されている映画とかは夜中に見るんですよ、私。
今作もそうで、ふと時計を確認したら映画の中で出てくる、いわく付きの午前3時7分でゾッとした。
映画の冒頭で、実話って言っていたけど…どのくらい実話ベースなのかな~。
今回の本筋のエピソードじゃないけど、アナベル人形自体も怖いんだけどさ。
ヤバい人形を、ヤバい現象が起きた後に何もしないで捨てる元持ち主も怖いって!
ちなみにアナベル人形のスピンオフ映画が日本で公開された時に、『SAW』のビリー人形とデートしていた(そういう記事が書かれていた)ことあったな~とか思い出すと、ほっこりして怖さが薄れました!
『インシディアス』の時も感じたけど、色々と道具や機材など準備して、それを使って調査しているシーンは見ていてワクワクするよね。
心霊現象もクソほど怖かったんだけど、床板が崩れてロレインが2階から地下室までズザザザザって落ちていくシーンも怖過ぎた。
私だったら失神してますわ。
それと、かくれんぼの仕方も怖い。
米国とかだと皆ああいうやり方なの?
オルゴールの鏡の渦巻きを見ると、ビリーの頬を思い出しますね(さすがにビリー人形自体は出せなかったのかな~とか想像した)
私は多分、本作の怖がらせようとして用意されている部分以外でも怖がっている気がするw
ビビりだからね!





『ハロウィン THE END』

まあまあ面白かった。
メインとして、とある男性(コーリー)がマイケル・マイヤーズになっていく(同化していく)ストーリーを描いているのね~。
その過程が苦しいというか悲しい。
コーリーとアリソンは上手くいくのかな?って一瞬は思いつつも、不運や不幸な出来事が多過ぎて、あっ(察し)…となる切なさよ。
前作『KILLS』でも感じたけど、ハドンフィールドの住人たちって、怖いよ病んでるよ(そういう人ばかりでもないだろうけど!)
それだけ惨劇が起きていて、皆の心にトラウマを植えつけている、ってことかとも思うけど。
誰かに対して、配慮とか思いやりが欠けている住人が描かれているから、それを見ているとモヤモヤする。
見せたいテーマは何となく伝わってくるけどね(想像でしかないけども)
ローリーとマイケル・マイヤーズの最終対決は見応えあったけど、尺が短かったな。
いや尺が短かったけど見応えあった、って言うべき?
何かマイケル・マイヤーズの出番、少ないよな~って感じた。
しかも弱体化しているように見えたんだけど(特に、今作で登場したての序盤とか!ローリーとの対決の頃には調子を取り戻したようにも感じた)
最終作で、それでいいの?とか思わなくもないけど、2人の対決だけじゃ色々な面で保たなさそうだよな~とも考えちゃうし仕方ないのか。
呪縛から解放された描写、キッチリと終わらせた感が強い描写には拍手~決定的で良い!
いつかシリーズ全作、ちゃんと見てみたいな~。





『フィアー・ザ・ナイト』

これは評価に困る。
序盤では、仲が悪そうな姉妹のギスギスした雰囲気に何とも言えん気持ちになったり、主人公・テスの強気な言動に「何故そんなにケンカ腰なん?」とハラハラしたり(主人公の強気は映画の中で基本的に一貫しているけどね)
中盤から襲撃を受けてのドキドキ、アクションシーンのドキドキ。
結構、心が落ち着かない流れなのよね。
緊迫感や緊張感は醸し出されていて良い。
襲撃されて応戦・反撃していくストーリーは王道路線かとも思うけど、わりと好き。
テスのアクションはカッコいい、ラスボス?との対決シーンも好きかな。
襲撃犯を倒して終わり!なら大方スッキリだけど。
何故か、この映画は終わらない~ご丁寧にエピローグがあって、それが厄介。
エピローグのせいで評価が難しい、というか何を言いたいのか(私が頭悪いからか)イマイチわからん。
そのエピローグがあるから単なる脳筋アクションじゃなくなっている、と言える気もするけど。
何かモヤモヤするんだよ~どう解釈すべきか、色々と想像はできるけど決定打がないから。
色々と考えさせたい映画なのだろうか、それとも特に考えなくてもいいんだろうか。
それはそうと…襲撃された理由が何とも、とばっちりだし犠牲になったキャラたちが哀れね(とばっちりの原因は除く)





そういえば、今回で『積んでる』関連のテキストが、合計で10個になりました!
リストが4、感想(消化録)が6。
こんなに続けられるとは思わなかった~。

これまでの“リスト”と“消化録”は、マガジンにまとめてあるので、未読だったり興味のあるかたなどは当noteのトップページからご覧くださいね。

まだ10個、まだまだ・これから!という気持ちで今後も気負わず、楽しく続けていきたいと思いま~す。


さて、それでは今回はこのくらいで。

終わり。

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