あの時の日記を見つけた
2020/4 の日記から
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とっても辛かった。何が辛かったってその辛さの原因がなにって明らかに特定できなかったから。
あの日は孤独を感じた、自分では気づきたくなかった感情。寂しかった、誰かとあーだこうだって話したかった、でもその日はみんな都合が悪かったの
初めて自傷行為をした、一回二回、三回って腕を切っている時今のこの辛い感情がすべてまっさらに消えてしまえばいいと思った。
ママを想って泣いた。天国にいるおばあちゃんを想って泣いた。
こんなことをしてごめんなさいって何回も泣きながら謝った。
誰もがこんなことをしても何の解決にもならないと考える。あたしもその一人だった。
でもね、今まで好きだったことに興味も沸かない、映画を見ても音楽を聴いても何も感じない、誰かにどうしてほしいって助けを呼ぶ気力の沸かない、だってなんでこんな感情なのか自分自身でもわからなかったからぶつけるところもわからなくて
初めての感情にすごく戸惑った、ずっと忘れることはできないと思う。
その後の一週間沢山甘えて過ごした。
学校を休んだ、友達に付き添ってもらいテスト勉強をした、寝れるだけ寝てベットに横たわる一日、お花を買って部屋に飾った、泣きたいときは泣いた
もう大丈夫だって思ってアルバイトに行った日、ネガティブなことしか考えられず、また泣いた。まだ全然だめだった。店長はあたしの状況を理解してから沢山たくさん寄り添ってくれた。心の支えになってくれた
何が私をこうしたかって言葉でうまく伝えられなくても、私の心と頭の中をぐるぐるするすべてを含めた感情の原因をむき出しにしてくれた
人にはやっぱりコミュニケーションが必要と感じた。
問題を一つ一つ明らかにすること
沢山休むこと
人生何とかなるから心が病んでまで無理する必要はない
そして一番は、言いたいこと感じたことを口に出して伝えること
でもそれは今すぐにじゃなくてもいい、言えるときに。
口に出して相手に想っていることをすべて打ち明けた瞬間、「あー、私ってこんなに一人で心にため込んでいたんだなー。」と、やっと。しっかりと自覚した。
みんなにできても私にとってはすごく難しいことなのです
「今わたしはこんな状態だからこうしてほしい」と、「あたしはこう思ってたよ、」と。「こんなに寂しかったよ、」と。
(泣かずに言えた自分が今は誇らしい、凄いねと褒めたい)
行動に移せたのはもしかしたら、服用している薬のお陰かもしれない
支えてくれた人たちのお陰かもしれない
それか、初めて経験した心の病のお陰かもしれない
いずれにせよ、私は今すっきりした気持ちでいっぱいなのです
いまだに小さなことで不安になるし身体にもいろんな症状が出るんだけど、無理はしないようにしてる
寂しかったら寂しいと言い、誰かと話したくなったら友達に連絡をして自分の考えを共有し、意見をもらう
もし、パートナーや家族友達大切な人が悩んでいたら、ぜひ寄り添ってあげてほしいなあ、と。煽るような意見は言わないで、ただ慰めて辛かったねと言って一緒にいてあげるだけでいいのです
あたしは一番つらかったあの時、一番寄り添って欲しかった人が傍にいなかったから。寂しかったで~~まじで
問題を一つ二つ三つって解決してる今、自分は強くなった、また成長したってひしひしと実感中!!!
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