笙野頼子「GHQの支配は受けられません」
前回は笙野頼子がジョージ・ソロス陰謀論(ユダヤ陰謀論の一種)にハマってるのではないか?という記事を書いたわけですが
その笙野頼子が、こんどはこんな記事を書いてました。
やはり注目すべきはなんといってもここでしょう。
まず、「法律に勝手に横文字を入れてはいけません。」という部分についてです。
言うまでもありませんが、新しくできた法律にはすでに横文字が大量に入っています。
例えばマイナンバー法を見てみましょう。
これらは独立国、日本の法律に書き込まれているわけですが、笙野頼子さんには無断で作った法律でしょうか。
笙野頼子さんの許可がなければこれらの法律は作れなかったのでしょうか。
そして、その横文字問題よりさらに問題なのが
の部分です。
GHQとは第二次世界大戦終了後に日本を占領した連合国の機関の名前だと考えられますが
そのGHQは1952年、2023年の現在から70年以上もまえに廃止になっている機関です。
なぜ、2023年の今になってGHQが出てくるんでしょうか。
横文字が入っていることについて海外の影響があると主張するのはまあ分からなくもないでしょう。しかし、なぜ70年以上前に廃止になったGHQが出てくるのでしょうか。そこはたんに「欧米の支配」ではだめだったんでしょうか。
GHQは「法律に横文字が入っていること」やLGBT法の話となにか関係があるでしょうか。
なぜ笙野頼子がここでGHQというワードを出しているのか、その理由ははっきりと断言することはできませんが、私には大いに心当たりがあります。
それは、月刊WiLLやHanadaなどの極右雑誌で愛好されているウォーギルトインフォメーションプログラム陰謀論です。
それはGHQが戦後の日本人を洗脳教育してその洗脳教育が2023年現在まで続いているとするものですが、当然ながらそんな昔にLGBTとか同性婚とかいうワードがあるはずもなく、無関係なものを何でもかんでもGHQと結びつけるのは典型的な陰謀論としか言いようがないでしょう。
極右コミュニティのなかではとにかく「GHQの陰謀」とか言ってればなんの根拠もなく「そうだそうだ」と共感を得られるわけですが、一般人にしてみれば、そのような人たちこそがカルトだとしか思えません。
いま笙野頼子を持ち上げている皆様、笙野頼子がなぜここでGHQを出しているのか、説明できますか?
追記(2024/07/23)
femalelibjpが消えているようなので魚拓
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