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【浮腫の薬膳処方】

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皆様こんばんは!
ライフスタイルブランド 「W-NUDGE」です🌷
記事を開いて頂き誠にありがとうございます!

本日の内容は!
【浮腫の薬膳処方】

〜こんな方におすすめ〜
・身体の浮腫が気になる
・慢性的な浮腫を改善したい
・不調に合わせた食養生を知りたい

【浮腫みとは】

中医学では、浮腫みを"水腫"といいます。
"水腫"とは、瞼・顔・手足および全身に余分な水分である"湿・痰飲・水"が溜まり、腫れの症状が現れる津液代謝異常です。
女性に悩まれやすいイメージのある「浮腫み」ですが、近年では男性で悩まれている方も増加傾向にあります。

ちなみに、地球全体の海水の割合は約97.5%だといいます。
我々人間の体内の水分割合は子どもで約70%、成人では約60-65%、老人は50-55%です。
つまり人も地球と同様に、半数以上を水分で構成されています。
水を飲むだけでなく、適切なミネラル(塩)が必要不可欠なのです。
そんな必要不可欠な水分と塩分も、正常に巡り排出されなければ不調の要因となります。

【浮腫みの原因】

①五臓の不調

浮腫みの症状は五臓の「脾」「肺」 「腎」を深い関わりを持ちます。
「脾」の役割は、”水”の生成と運化作用。
口から飲んだ水は必要に応じて「脾」の働きにより各臓器や細胞へと運ばれます。

「肺」 の役割は、”気”の運搬と不要な”水”の排泄。
"気"がきちんと巡ると、"血・津液"の巡りも良く"津液”の代謝を促します。

「腎」の役割は、再吸収と排泄。
五行の水に属し、体内の正常な水分"津液"を主ります。
水はきちんと代謝されると、体内にとって不要な"水"を排出する気化作用が働きます。
これらが正常に働かないと浮腫みの要因となります。

②生活習慣

・運動不足
・質の悪い精製塩や糖分の摂り過ぎ
・ストレス過多
血液中の塩分バランスが崩れると、浸透圧の関係で細胞の方へ水が溜まります。
すると血液の流れが悪くなり、 血液中に含まれている水分がある特定の部位に留まり浮腫みの要因となります。

③外因と内因

外因である六淫邪気の侵入により引き起こされる浮腫みは”陽水”といいます。
皮膚から体内に侵入し体表に停滞することで浮腫みの要因となります。
発病が速い為、注意が必要です。

内因により引き起こされる浮腫みは”陰水”といいます。
慢性的で解消しづらいのが特徴です。

【病因についてはコチラから】
>>>https://note.com/wnudge_official/n/n56c528151f5e?sub_rt=share_pw

【浮腫みの症状別薬膳】

①風水証

「風水証」とは、
"風邪”が身体に侵入し臓腑まで入り込むことで起こる症状です。
皮膚から外に排出出来ずに毛穴に滞り、「肺」の水を分散する働きが低下します。
津液代謝を正常に調節出来なくなると浮腫みが現れます。

症状例:悪寒、発熱、手足の痛み、咳、喘息、喉の腫れと痛み
これらの症状の後に急に顔や瞼など全身の浮腫み、皮膚の浮腫み、尿量の減少が起きるのが特徴です。

~お勧め食材はコチラ~
>>>大葉、香菜、みょうが、生姜、ネギ、紫蘇

②水湿証

「水湿証」とは
"湿邪"が身体に侵入し「脾」の運化作用に障害が起こっている症状です。
運化作用が滞ると”水”が停滞し、「腎」に影響し排尿を主る働きが悪くなることで浮腫みが現れます。

症状例:腹部と足の浮腫み、身体全体が重ダルい、お腹の膨満感、食欲不振、尿量の減少

~お勧め食材はコチラ~
>>>生姜、ネギ、大豆、小豆、トウモロコシ、冬瓜、ふぐ、紫蘇

③脾気虚証

「脾気虚証」とは
脾気虚により"水"の運化機能に障害が起こっている症状です。
「脾」は手足と筋肉を主る為、"水"が手足と筋肉に溜まることで浮腫みます。

症状例:足の浮腫みが目立つ、腹部の膨満感、食欲不振、下痢、尿量の減少、顔色が黄い、疲労感

~お勧め食材はコチラ~
>>>穀類、小豆、山芋、南瓜、冬瓜、トウモロコシ、大豆、鶏肉、冬瓜皮、山薬、トウモロコシの鬚、陳皮、扁豆、甘草

④腎陽虛証

「腎陽虚証」とは
腎陽虚により「腎」の気化作用が低下して起こる症状です。
”津液”を気化作用によって利用出来ないことで、水が臓腑や組織の間に停滞し、
さらに膀胱の開閉作用が乱れ、排尿が減少し全身の浮腫みが現れます。
同時に体温を維持する温煦作用も低下し、冷えの症状が目立つのが特徴です。

症状例:腰から下に浮腫みが目立つ、全身の浮腫み、冷え、足腰がダルい、早朝の下痢

~お勧め食材はコチラ~
>>>穀類、黒豆、胡桃、羊肉、山芋、キャベツ、栗、小豆、鰻、鰯、鰹、海老、杜仲、山薬、甘草、トウモロコシの鬚、乾姜、フェンネル、胡椒

【浮腫の改善方法】

①食事の見直し
急性の浮腫み改善には発汗作用のあるもの、
慢性の浮腫み改善には利尿作用のあるものを使います。
上記の原因や症状に合わせた食材を取り入れていきましょう!
お勧めレシピをご紹介します🍚

・小豆ご飯
毎日のご飯に小豆を加えてみませんか?
①よく洗った粳米と小豆を一晩水に浸しておく
②土鍋に粳米、小豆、水、天然塩を入れて炊く
1日1回かき混ぜながら保温して発酵させていくと味わいが深まります。
小豆は甘味・酸味の平性で利尿作用があり慢性浮腫に効果的です!

・生姜粥
急に浮腫んだ!そんな時は生姜を足しませんか?
①大葉、皮付き生姜、陳皮をみじん切りにする
② よく洗った粳米、多めの水を土鍋に入れ粥を炊く
③炊き上がったら刻んだ材料と天然塩を入れ蒸らす
生姜は辛味・温性で血流をスムーズにし、発汗作用があります。
生姜の皮には利尿作用がある為、皮は剥かずに使用しましょう!
同時に大葉を使用することで生姜の作用を助けます。

②五臓の強化

西洋医学では利尿剤の内服で対策を取りますが、東洋医学では五臓六腑を改善させる方法を取ります。
浮腫改善の為に活躍する五臓は「脾」「肺」 「腎」です。

特に「腎」を強化する”黒い食材”を取り入れていきましょう💡
>>>黒豆、黒米、黒胡麻、黒ニンニク、昆布、海苔、ひじき、なまこ、黒きくらげ、黒ナツメ、黒クコの実、桑の実

③入浴習慣

女性の身体はリズムによって、浮腫みやすい時期があります。
身体がダルくなり、心まで重くなることもあるかもしれません。
そんな全身が重ダルい時は入浴が効果的です🛁

暑すぎない湯船に天然塩をたっぷり入れましょう!
照明を少し暗めにして、ゆっくりと温まったら全身がスッキリします。


いかがでしたか?
浮腫は気分も塞ぎ込んでしまいがちな不快な症状です。
体内の津液の代謝を順調にし、余分な水分を排泄させていきましょう✨

来週木曜日は浮腫とも大きく関係する肥満について!
【肥満タイプチェック!】をお送りします!
それではまたお会いしましょう❇︎°
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