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Photo by
kimix
日常の辛い経験を生かせる子
男児が足をけがして、松葉杖を使って登校することになりました。
席をドアの近くにしたり、クラスで生活しやすいようにしました。
給食配膳や移動教室の時の付き添いなど、お世話担当がいると安心だということになり、募集をしました。
「俺たち仲良しだから」「席が近いから」など、手を上げる子がいる中、
「自分もけがして松葉杖の時があったから、どんな事を手伝ってほしいのかよくわかるよ」と名乗り出た子がいました。
この子のこの言葉に周囲も納得で即決でした。
やはり経験に勝るものはないですね。
そして、辛い経験を生かしている子にたくましさを感じました。
楽しみにしていた行事に体調不良で行けない(>_<)
長男が小学生の時、児童クラブの夏のキャンプ前日に発熱。
とても楽しみにしていて、お菓子も準備バッチリだったのに参加を断念。
不機嫌極まりない日を過ごしました。
息子のイライラを受け止めた後の、母のモヤモヤはどこで発散させるんだ~と思いながら。
ただ、「こんなことは経験したくないだろうけど、もし友達が同じようなことになったら、気持ちをわかってあげられるようになったね」とは伝えました。
子が辛い思いをするのを見るのは、親も辛い。そして、どうフォローしようか考えるのもしんどいですが、「つらいよね」と気持ちを受け止めてあげれば、辛い経験も親子の成長につながるのかなと思います。