武器兵器調達課#68: 「M16アサルトライフル」 <ー あのゴルゴ13の使っているライフルなのですが...
最近、米軍さん諸般の理由で玉のサイズの大きい物に入れ替えの兆しがでているのですが、その前にやはり現状を見て行きましょう。
特に、業界の有名人ゴルゴ13の使っているアサルトライフルの話をしないとはじまりませんよね~。
それは「M16アサルトライフル」です。
このライフル、実は相当古く、現実的な理由でゴルゴ13がこのライフルを引っ提げて登場したのは連載開始と時代の関係性があるかもしれません。
それはともかく...
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「M16アサルト(突撃)ライフル」: アメリカ合衆国で開発された小銃です。ベトナム戦争以降、アメリカ軍の主力小銃として長年使用されてきた歴史があります。
歴史
M16は、アーマライト社の主任エンジニアのユージン・ストーナーによって設計され、1960年代に採用されました。ベトナム戦争において、従来のM14小銃よりも軽量で扱いやすいM16は大きな戦果をあげました。その後、改良型のM16A1、M16A2、M16A3、M16A4などが開発されています。
特徴
M16は、以下の特徴を持つアサルトライフルです。
口径:5.56mm NATO弾
作動方式:ガス圧作動
発射速度:毎分700~850発
有効射程距離:約460メートル
重量:約3.8kg(M16A4の場合)
M16は、軽量で扱いやすい、射撃精度が高い、拡張性が高いなどの利点があります。一方、初期のモデルは汚れに弱く、ジャムを起こしやすいという欠点がありました。
バリエーション
M16には、以下のバリエーションがあります。
M16A1:M16の改良型。銃口にフラッシュハイダーが追加された。
M16A2:M16A1の改良型。銃床が伸縮式になった。
M16A3:M16A2の改良型。ピカティニーレールが装備された。
M16A4:M16A3の改良型。RAS(レール・アダプテーション・システム)が装備された。
使用状況
M16は、アメリカ軍をはじめ、世界中の多くの軍隊や警察機関で使用されています。また、民間市場でも販売されています。
銃規制問題
M16は、アメリカ国内で起きた銃乱射事件で使用されたことで、銃規制問題の議論に巻き込まれています。
まとめ
M16アサルトライフルは、ベトナム戦争以降、アメリカ軍の主力小銃として長年使用されてきた歴史があります。軽量で扱いやすく、射撃精度が高いという利点を持つ一方で、初期のモデルは汚れに弱く、ジャムを起こしやすいという欠点がありました。近年では、M16A4などの改良型が開発されています。M16は、アメリカ軍をはじめ、世界中の多くの軍隊や警察機関で使用されています。また、民間市場でも販売されています。
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