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条約(協定)#8:   「(1938年の)ミュンヘン協定」 <- 今回のウクライナーロシアの和平交渉にそっくり

今回は「(1938年の)ミュンヘン協定」について見ていきましょう。

予想外のところで、歴史は繰り返すと世界のパラレルワールド界ではささやかれています。

今回のウクライナーロシアの停戦が合意した場合は第二の1938年の)ミュンヘン協定になる可能性があるんじゃね~

なのですが、今の状態も続けられないのも現実。

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「(1938年の)ミュンヘン協定」: 1938年9月29日、ドイツのミュンヘンで、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアの4か国首脳が会談し、チェコスロバキアのズデーテン地方をドイツに割譲することを定めた協定です。

当時、ドイツのヒトラーは、ズデーテン地方に住むドイツ系住民の権利を保護するという名目で、チェコスロバキアに対して領土割譲を要求していました。イギリスのチェンバレン首相は、戦争を回避するため、ヒトラーの要求を認め、ミュンヘン協定が成立しました。

しかし、この協定は、チェコスロバキアの意向を無視したものであり、国際法上問題がありました。また、ヒトラーは、この協定を足掛かりに、翌年3月にはチェコスロバキア全土を占領しました。

ミュンヘン協定は、宥和政策の典型的な例として知られています。宥和政策とは、侵略者に対して譲歩することで、戦争を回避しようとする政策です。しかし、ミュンヘン協定は、ヒトラーの野心を増長させ、第二次世界大戦の勃発を早める結果となりました。

ミュンヘン協定の後、ヨーロッパでは緊張が高まり、1939年9月1日、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が始まりました。

今回の場合、今回停戦合意できたとしても、言いがかりをつけてまた、ロシアがウクライナに襲い掛かり、領土を全部取る可能性があり、いったん米国の介入で停戦をしたとしても、第三次ウクライナ戦争が数年後に勃発の可能性が非常に大きいのではないかと世界のパラレルワールドでは語られています。

それが、ロシアという国ですねね...

それにしても、今の状況が当時のドイツと似ているのには驚きます。

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