『【新しい働き方に出会おう】分身ロボット「OriHime」と考える!Well-beingなつながり』に参加しました
しゃけこ(髙橋圭子)です。
昨日、おなじみ神戸市灘区のSoWeluさんで『【新しい働き方に出会おう】分身ロボット「OriHime」と考える!Well-beingなつながり』に参加しました!
OriHime(分身ロボット)に入ったしのさんを囲んで、みなさんと温かな時間を過ごすことができました。
普段、しのさんは移動の時もベッドに寝た状態で、視線は上を見ているのだけれど、OriHimeに入ることで座った状態と同じ視線になるとのこと。
たしかに!OriHimeによって、会話の時に相手の顔をまっすぐ見ることができる状況になると、コミュニケーションも自己肯定感も大きく変わっていきそう。
と同時に、福祉・心理界隈の人間として、相手の方が見えているものをどれぐらい想像して、関われていたのだろうか・・・と反省しました。
それは、実際目に入っているものだけではなくて、相手がこの世の中をどうとらえて、どう見ていらっしゃるのだろう(認知)という部分も含めて、です。
そして、もうひとつの気づきとしては、
最新テクノロジーのOriHimeによって、どう社会に関わってもらえるかっていう話と同時に、一緒にお出かけしたり楽しい時間を共有する仲間にもなれる、って視点も大事だなぁ〜と、しのさんがOriHimeに入ってお友達と旅行したときの写真を見せてもらい、気づきました。
で、当日もお話したのですが、思いついたことがありまして!
近くの商店街でやっているつまみ食いツアーに、しのさんがOriHimeに入ってやってきてくれたら、もっと仲良くなれて、私も楽しいだろうなぁ
そして、まちの人たちにOriHimeのことも、OriHimeを必要としている人のことにも、思いを馳せてもらえる機会にもなるんちゃうかなぁと
OriHimeを必要としている人は、身体障がいや難病をお持ちの人だけじゃなくて、緘黙の方や、引きこもりの方、発達障害の方、人への恐怖が強い方など、直接人と関わるがしんどい人、介護や育児、不登校の子どもがいて家を離れられない人など・・・大勢いらっしゃると思うのです。
「OriHimeを必要としていらっしゃる人は、普段の生活でも困っていることがあるのではないかな?」、という視点を持った人がまちの中で増えていくと、生きやすい地域につながるんじゃないかなぁ、なんて思っています。