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お嬢さまの手記|断章 成層圏の魔城

ごきげんよう。ご存じ?今日…2024年11月19日がなんの日か。
___よくわからないといった表情かおね。くすくす、それでは、宿題にしましょうか。今日1日がなんの日か。
まあそんなことはどうでもいいのよ。
改めまして。ごきげんよう。金髪ツインテ吊り目144センチ病弱ツンデレお嬢様ですわ。
今日は気温がとても良いわね。わたくしって寒いの、大好きなのよ。
何故って、寒いと毛布にくるまって、おこたに入って、お風呂に入って。
寒いと、暖かいを体感できる。だから、冬は好きなのよ。

閑話休題。

冬といえばおこた、おこたと言えば、おみかんよね。
みかん。冬の風物詩(…風物詩という言葉の意味が未だによくわからないので、なんとなくニュアンスで遣ってしまっていますわ。わたくしってこういうこと、意外と多いのよね。
自分で遣った言葉なのに、その意味を答えろと問われると、どうしようもなくどもってしまう。今度からは、言葉を遣うとき、辞書で意味を調べてから遣うようしましょうか。そうすればわたくしったら、文章のクオリティが上昇するかもしれませんわね。まあ0から0.1になったところで、あまり実感は出来ないと思いますけれど。)的な果物の代表よね。
わたくしも好物なのだけれど、致命的な、それはそれは大きな問題があるのよ。
その問題とはなにかというと、みかんって皮を剥いて食べるもの、よね。
皮を剥くのが…その…なんといえばよいのかしら、自分1人で…出来ませんの。恥ずかしい限りなのだけれど。
料理のとき手が汚れるのは許せるのよ。それは全然許容出来る。しかしみかんとなると、途端に指がみかんによって黄色く橙になってしまうのが、たまらなく耐えられない。
わたくしって素手でものを食べるのがあまり好きではないのよね。例えば…
例えば、ポテトチップスという食べ物、あるわよね。わたくしは食べた経験が殆ど無いので、アニメのような媒体でそれを見たのだけれど、ポテトチップスをつまみながらテレビのリモコンを操作したり、ケータイを触ったり、ゲームをしたり。そんな様相を見ていると、拒否反応が出てしまう。

こほん。

つまり。つまるところわたくしがなにを言いたいかというと、みかんを食べるとき、周りに誰か、皮を剥いてくれる人が必要なのよ。
だから…その、本当に恥ずかしいのだけれど、嘘をつくのもよくありませんから、正直に述べますと、みかんを食べるとき。食べるときはその、いつも…妹に剥いてもらっていますの。

あなた、いま失望したでしょう。わたくしのこと、お子様だと、背伸びしているだけのお嬢様だと思ったでしょう。
………ッ
___否定出来ない自分が悔しいですわッッ‼

閑話休題。

ドラクエ3リメイクの進捗をぺたり。魔王バラモスを撃破しましたわっっ!
わたくしの仲間たち……イマ、イヴ、アイン。全員にマジックバリアとベホイミ、それに加えてスクルトを覚えさせておいたので、バラモスの猛攻をしのぎ切り、勇者ハイネのはやぶさ斬りで雌雄を決することが出来ましたわ。
やっぱり楽しいわね。ドラクエ3リメイク。難易度、いばらのみちは伊達じゃあない。
バラモスには勝ちました。勝ちましたけれど、勝つまで何度も負けて、敗因を探って、ようやく安定して勝てる動きを実現することが出来ましたわ。
ゲームって楽しいわよね。行動を如何に最適化出来るか。繰り返し負けて負けて負けて負けて負けて負けて、敗北のその先にある勝利を掴み取る。
わたくしってこの作業が、最適化することが、とてもとっても好きなのよね。性にあっていると言える。ええ、間違いなく断言出来ますわ。

今日のnoteで何を書きたかったのかと言うと、
ドラクエ3リメイクがマジに面白いですわ‼ということと、
四季の中で最も好きな季節は、冬…ということですわ。
たった2行で済んでしまうことを、文字の連続で表して、今は1500文字を越えつつあります。
そう、文章を書くということは、水で薄めるということ…
…のように、そう聞こえるでしょう。ええ。そう聞こえるであろう言い方をしたものね。しかしそうではない、決してそうではありません。
わたくしたちは文章を、水で薄めている……のではなく、溢れ出てくる箱から出てきた言葉を、一つに束ねて線を紡いでいる。文章を書くということは、そういうことなのだと思います。上手く言えない自分の語彙のなさと学のなさが愚かしいですけれど。
……冬が始まったわね。今年は誰か、隣にいてくれると良いな、と思います。わたくしって、思ったよりも、脆く崩れやすいので、受け止めてくれる誰かがいると、あったかい温度を感じられると、それがきっと一番よいのだと、今ではそう思えます。

著:生涯孤独


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