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自分を支える「たった2分」

今週末は愛知から友達が来てくれたり、東京から来る友達と大曲に花火大会を見にいくので晴れてほしいんだなあ。てるてる坊主にお願いしようか。台風も早く弱まって何事もなければいい。

こんにちは!まるちゃんです!

夏の高校野球も終わって学生は学校も始まり、季節が進むような空気感も出てきましたね。私は先週末、熱闘甲子園を最初から全部見て感動していました。高校野球ってアホみたいにしんどかったけど今となっては良かったなとか思いながら。

高校野球をしていて最後の夏、チームメイトからの投票で自分はギリギリベンチに入ることができた。サードのランナーコーチがメインで出場機会はなかったものの3回勝ってベスト8まで勝ち残った。最後の試合、何点差で負けていたか覚えていない。ただ、コールド負けの点差が開いていた。


高校最終打席

最終回1アウトから代打のアナウンスを背に打席に入る。雨による順延と勝ち進んでいたことから終業式も終わり、夏休みに入っていたので同級生もたくさん応援に来てくれていた。はっきりと覚えている。一塁側のスタンドから大きな声が聞こえた。嬉しかった。

結果は平凡なファーストゴロだったけどあの打席は特別な意味があった。努力からもらえた1打席。チームメイトから投票で選んでもらえたからベンチに入れたし打席ももらえた。毎日自主練だった朝練に行き、35度を超える暑い夏も、手がかじかむ寒い冬も、土日も大体最後まで残って練習した。良い結果が数字に出なかったからサボらずに努力は重ねた。上手くならなかったから努力のやり方、方法は間違っていたんだけど。


大学時代、弟と対戦

簡単に言うとその努力が認められた。大人になると結果が必要で頑張ってるからといってチャンスをもらえることは少ない。ただ、学生のときは努力している人にチャンスを与えてもらえることがある。自分は打席に立てたことで「自分は頑張れる、努力できる人間だ」という自信がついた。

3球で打ち取られたから出場時間はたった2分。それでもことあるごとにあの2分を思い出してまだ頑張れるなって自分を元気づけることがある。あのときの努力のやり方は間違っていたかもしれないけど努力の量は間違っていなかったなあと。あのときの自分はちょっと褒められる。

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